笑顔と耳!文化祭!
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
(朝。教室。窓から差し込む陽光が黒板を照らし、
【獣人喫茶 Beast Café】の文字がキラリと光る。)
ティナ「机の配置よし、飾りよし、看板もバッチリ! これで完璧!」
リオナ「お客様用のメニューも整いましたわ♪ 本日、開店ですのね!」
(森をイメージした装飾の教室には、木の枝や小さなキノコの置物。
柔らかな緑のカーテンが揺れ、森の喫茶そのものの雰囲気を作り出していた。)
カレン「午前は他のクラスの出し物見て回ろっか! 自作映画とか面白そう!」
ティナ「うん!わたしたちは午後の番だもんね〜!」
(三人は笑顔で校舎を回り、屋台のにおいと笑い声の中、文化祭を満喫する――)
---
(午後。控え室。
いよいよ自分たちの番。
三人はヴァレンシュタイン邸仕立ての衣装に着替えていた。)
ティナ「……どう? 似合ってる?」
(猫耳がぴょこんと揺れる。黒いメイド風のスカートに白いエプロン。)
カレン(キツネ耳)「あ、あたしのキツネ耳も、動くんだけど!?
……やっぱりこの衣装、恥ずかしいよぉ……!」
リオナ(うさぎ耳)「ふふっ♪ 皆さま可愛らしいですわ♪」
ティナ「カレン、恥ずかしがってちゃダメ! わたしがお手本見せてあげるから!」
(ドヤ顔で胸を張り、扉のベルに向き直るティナ)
――チリン……
ティナ「いらっしゃいませだにゃ〜♪」
(満面の笑みでおもてなしするティナ。その瞬間――)
リリサ「……あら?」
ティナ「…………」
リリサ「まぁぁ♡ ティナ! 似合ってるじゃない! とっても可愛いわぁ〜!」
ティナ(真っ赤)「り、リリサぁ!? なんでここにっ!?
……お願い、記憶を消してぇぇ!!」
リリサ「ふふっ♪ いい写真が撮れそうね♡」
ティナ「やめてぇぇぇぇぇぇ!!!」(猫耳パタパタ)
(教室内は大爆笑)
カレン「リリサさんナイスタイミング〜!」
リオナ「ティナ様の羞恥は世界を明るくしますわ!」
---
(昼過ぎ。店内は満席。笑いと香ばしい香りが充満する。)
男子(狼耳)「おれら厨房だけで手いっぱいだー!」
女子(リス耳)「こっちは客対応パンク寸前ー!」
カレン(キツネ耳)「はぁい! ご案内します〜っ!」(頬を赤らめながら)
ティナ「カレン、声が可愛い! 完璧だよ!」
---
(そんな中、扉が再び開く)
グレイ「失礼いたします。お嬢様のご家族が――」
リオナ「えっ!? ま、まさか……」
ヴァレンシュタイン「ふはははっ! 娘の晴れ姿を見に来たぞぉぉ!!」
(黒服の執事団を従え、堂々と入ってくる。)
生徒たち「え、王族!?」「なにこの威圧感!!」
リオナ「お父様っ!! お静かにぃぃ!!」
ヴァレンシュタイン「ほう……この店は美の巣窟だな。特に――そこの猫耳の……」
ティナ「ひゃぁ!? やめてくださいっ!!」
カレン「ティナ今日モテすぎじゃん!」
グレイ「ご主人様、ご退場を。」
リオナ「今すぐ!!! お願いしますわ!!!」
(教室中、爆笑の渦。)
---
(夕方。文化祭終了の放送が流れる。)
ティナ「終わったぁぁ!!」
カレン「みんな、おつかれ〜っ!」
リオナ「本当に……楽しい一日でしたわね♪」
(安堵の笑みを浮かべたその時――)
ティナ「……あれ、カレン? 顔赤くない?」
カレン「ん……ちょっと疲れただけ……」
(ふらりと倒れそうになるカレン)
ティナ「カレン!? 顔すっごい熱い!」
(額に手を当てて)「これ……高熱!? 大丈夫!?」
ティナ「今、保健室行くから!」
リオナ「わたくしも参りますわ!」
ティナ「うんっ!」
(夕陽が差し込む廊下を、ティナがカレンを支えながら走る。
背後の教室には、笑いと拍手の余韻がまだ残っていた――)
次回【ティナ消失?保健室から愛をこめて】
【評価のお願い】
面白かったら、下の☆☆☆☆☆から応援してもらえると嬉しいです!




