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えるてん!転生したら女子中学生エルフになってて、毎日ツッコミ追いつかないんだけど!?  作者: ひなゆづ
文化祭編

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97/130

笑顔と耳!文化祭!

『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は

毎朝6時に更新中!☀️


通勤・通学、朝ごはんのお供に

ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪

今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨



(朝。教室。窓から差し込む陽光が黒板を照らし、

【獣人喫茶 Beast Café】の文字がキラリと光る。)


ティナ「机の配置よし、飾りよし、看板もバッチリ! これで完璧!」


リオナ「お客様用のメニューも整いましたわ♪ 本日、開店ですのね!」


(森をイメージした装飾の教室には、木の枝や小さなキノコの置物。

柔らかな緑のカーテンが揺れ、森の喫茶そのものの雰囲気を作り出していた。)


カレン「午前は他のクラスの出し物見て回ろっか! 自作映画とか面白そう!」


ティナ「うん!わたしたちは午後の番だもんね〜!」


(三人は笑顔で校舎を回り、屋台のにおいと笑い声の中、文化祭を満喫する――)



---


(午後。控え室。

いよいよ自分たちの番。

三人はヴァレンシュタイン邸仕立ての衣装に着替えていた。)


ティナ「……どう? 似合ってる?」


(猫耳がぴょこんと揺れる。黒いメイド風のスカートに白いエプロン。)


カレン(キツネ耳)「あ、あたしのキツネ耳も、動くんだけど!?

……やっぱりこの衣装、恥ずかしいよぉ……!」


リオナ(うさぎ耳)「ふふっ♪ 皆さま可愛らしいですわ♪」


ティナ「カレン、恥ずかしがってちゃダメ! わたしがお手本見せてあげるから!」


(ドヤ顔で胸を張り、扉のベルに向き直るティナ)


――チリン……


ティナ「いらっしゃいませだにゃ〜♪」


(満面の笑みでおもてなしするティナ。その瞬間――)


リリサ「……あら?」


ティナ「…………」


リリサ「まぁぁ♡ ティナ! 似合ってるじゃない! とっても可愛いわぁ〜!」


ティナ(真っ赤)「り、リリサぁ!? なんでここにっ!?

……お願い、記憶を消してぇぇ!!」


リリサ「ふふっ♪ いい写真が撮れそうね♡」


ティナ「やめてぇぇぇぇぇぇ!!!」(猫耳パタパタ)


(教室内は大爆笑)


カレン「リリサさんナイスタイミング〜!」


リオナ「ティナ様の羞恥は世界を明るくしますわ!」



---


(昼過ぎ。店内は満席。笑いと香ばしい香りが充満する。)


男子(狼耳)「おれら厨房だけで手いっぱいだー!」

女子(リス耳)「こっちは客対応パンク寸前ー!」


カレン(キツネ耳)「はぁい! ご案内します〜っ!」(頬を赤らめながら)


ティナ「カレン、声が可愛い! 完璧だよ!」



---


(そんな中、扉が再び開く)


グレイ「失礼いたします。お嬢様のご家族が――」


リオナ「えっ!? ま、まさか……」


ヴァレンシュタイン「ふはははっ! 娘の晴れ姿を見に来たぞぉぉ!!」


(黒服の執事団を従え、堂々と入ってくる。)


生徒たち「え、王族!?」「なにこの威圧感!!」


リオナ「お父様っ!! お静かにぃぃ!!」


ヴァレンシュタイン「ほう……この店は美の巣窟だな。特に――そこの猫耳の……」


ティナ「ひゃぁ!? やめてくださいっ!!」


カレン「ティナ今日モテすぎじゃん!」


グレイ「ご主人様、ご退場を。」


リオナ「今すぐ!!! お願いしますわ!!!」


(教室中、爆笑の渦。)



---


(夕方。文化祭終了の放送が流れる。)


ティナ「終わったぁぁ!!」


カレン「みんな、おつかれ〜っ!」


リオナ「本当に……楽しい一日でしたわね♪」


(安堵の笑みを浮かべたその時――)


ティナ「……あれ、カレン? 顔赤くない?」


カレン「ん……ちょっと疲れただけ……」


(ふらりと倒れそうになるカレン)


ティナ「カレン!? 顔すっごい熱い!」


(額に手を当てて)「これ……高熱!? 大丈夫!?」


ティナ「今、保健室行くから!」


リオナ「わたくしも参りますわ!」


ティナ「うんっ!」


(夕陽が差し込む廊下を、ティナがカレンを支えながら走る。

背後の教室には、笑いと拍手の余韻がまだ残っていた――)


次回【ティナ消失?保健室から愛をこめて】

【評価のお願い】

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