カレンの赤面デーとティナの天然デー
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
翌日の朝。ホワイトロック家
(小鳥の声。窓から差し込む光に目を細めながら、ベッドの上で寝返りを打つ)
カレン(寝ぼけ声)
「……ふあぁ……んー……朝……?」
(目を開ける。まぶしい光の中で、ぼんやり浮かぶ“ティナ”の笑顔)
カレン「(……あたし……確か、言ったんだよね。“ティナのこと好き”って……)」
(顔を赤くしながら、布団に顔を埋める)
カレン「うわぁぁぁぁっ!思い出したら無理ぃ!!」
(しばらくバタバタ転がる)
カレン「でも、ティナのやつ……“友達として”受け止めてたな……
あたしの気持ちなんて知らずにぃぃぃっ!!!」
---
その日の学校
(教室。席は隣同士。ティナは窓際でぼーっと外を見ている)
ティナ「(カレン……今日待ち合わせ時間になっても来なかったな……
寝坊かな?)」
――ガララッ。教室の扉が開く。
カレン「(なんか気まずくて……一人で来ちゃったけど……
あああぁ、もう、いる……。昨日告白した人、もう来てる……!)」
ティナ(振り向きながら)
「あ、おはよう、カレン。」
カレン(ビクッとして)
「お、おはようっ!」
(声が裏返る)
ティナ「……どうしたの?寝坊?
もしかして、体調悪い?」
カレン「な、なんでもない!!!」
ティナ「(なんか怒ってる……?
そういえば昨日、カレンの顔が曇ったよな?
何か変なこと言っちゃったのかな……)」
(リオナが少し離れた席から本を閉じて)
リオナ「……カレン様、朝から妙にテンションがおかしいですわね?」
カレン「なんでもない!!!」
(リオナ、眉をひそめながらもくすっと笑う)
リオナ「……恋の季節、というやつかしら。」
カレン「違うっ!!!」
---
放課後
(帰り道。リオナの姿は見えず、二人で帰ることに)
カレン「……ねぇティナ。」
ティナ「ん?なに?」
(カレン、言おうとして口を閉じる。数秒の沈黙)
カレン「……昨日のこと、さ……」
ティナ(少し驚いた顔)
「……うん。」
カレン「……ごめん。
あたしの気持ち、ティナに押し付けちゃったみたいで……」
ティナ(慌てて)
「えっ!?なんで謝るの!?」
カレン「だって……なんか勢いで言っちゃったんだもん……!
サラさんいたし……ラメ飛んでたし……」
ティナ(ちょっと笑って)
「はは……確かにラメはすごかったね……」
カレン「笑い事じゃないよ!!目にも肺にも入ったんだから!!」
ティナ(微笑んで)
「でも……嬉しかったよ。」
カレン「……ティナって、本当に……ずるい……」
ティナ「えっ!?わたし何かした!?」
カレン(小さく笑いながら)
「ううん。なんでもない。」
(カレン、少しだけ歩幅を狭めて、ティナの隣に寄る)
カレン「……ねぇティナ。」
ティナ「ん?」
カレン「明日は、一緒に登校しようね。」
ティナ(にっこり)
「もちろん!
カレン面白いし、今日一人で登校するのつまんなかったんだ!」
カレン(真っ赤)
「……だからそういうのずるいって言ってるの!!」
ティナ
「え!?褒めたのに!?」
(風が二人の髪を撫で、遠くで夕焼けが広がる)
次回【恋のバイブス朗読会〜日記は朗読するためにあるのではありませんわ!〜】
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