今日の別腹は明日の脇腹〜スイーツと脇腹の狭間で〜
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
(放課後。街のカフェテラス。
ティナ、カレン、リオナの三人がスイーツを囲んでいる。)
カレン「このパンケーキふわふわ〜!幸せ〜!」
リオナ「こっちのパフェも絶品ですわ!フルーツが宝石みたい!」
ティナ「(……うわ、甘っ……でも、うまっ!?)」
ティナ「(前世の頃は、甘いの苦手だったのにな……。
なんか今は、身体が“もっと食べたい”って言ってる……。
女の子になったから……味覚まで変わったのか……?)」
カレン「ティナ? どうしたの?」
ティナ「えっ!? あ、いやっ、なんでもないっ!」
(慌ててパフェをすくって口に運ぶ)
ティナ「うまいっ!この世界の甘味、最強!」
(三人で笑い合いながら食べ続ける)
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その夜。リリサ宅。
(夕食後、ティナがソファでまったりしていると、
キッチンからリリサがデザート皿を持ってくる。)
リリサ「最近頑張ってるご褒美よ。ハチミツのプリン、作ってみたの。」
ティナ「えっ……プリン?」
ティナ(葛藤)
「(放課後、パフェもパンケーキも山ほど食べたんだよな……
でも……プリン……食べたい……!)」
リリサ「どうしたの? いらないなら――」
ティナ「食べる食べる!! デザートは別腹!!」
リリサ(ふっと微笑む)
「……そう。じゃあ、ちゃんと覚えておきなさい。」
ティナ「?」
リリサ「今日の別腹は、明日の脇腹よ。」
(ティナ、スプーンを止める)
ティナ「……名言っぽいけど、なんか嫌な予感しかしない……」
(それでも結局食べる)
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翌朝。
(洗面所の鏡を見ながら、お腹をさする)
ティナ「……ちょっと……昨日より……柔らかい……?」
(背後からリリサの声)
リリサ「言ったでしょ? “別腹”は翌日、ちゃんと請求がくるのよ。」
ティナ「リリサ先生……支払い猶予とかありませんか……?」
リリサ「一切の猶予はありません♪」
(ティナ、うなだれる)
ティナ「……あぁ、甘さって残酷だなぁ……」
――こうしてティナは、人生の真理をひとつ学んだ。
“幸福は、脇腹に宿る。”
次回【沈黙とブラの狭間で】
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