2度目の中学生生活
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
(おつかいから数日後の夜。ランプの灯りが優しく室内を照らしている。)
リリサ「ティナー、お風呂入っちゃってー。」
ティナ「はーい。」
(しばらくして、浴室の外からリリサの声)
リリサ「着替え、脱衣場に置いとくからねー。」
ティナ「ありがとー。」
――入浴後。
(脱衣場。湯気がゆらめく中、タオルで髪を拭きながら)
ティナ「今日の着替えはどれどれ……え? いつものパジャマワンピじゃない……?」
(手に取ると、見覚えのあるブレザー風の制服)
ティナ「……これ……どっかで見たような……」
(服を着て脱衣場から出てくる)
ティナ「あの、リリサ……これって……」
(そこには満面の笑みで振り返るリリサ)
リリサ「あら! よく似合ってるじゃない♪」
ティナ「似合ってるじゃない、じゃねぇぇぇ!! また着せ替え遊びかっ!!」
(ぷんすか怒るティナ)
リリサ「違う違う、今回は本気。」
ティナ「“本気”の着せ替えって何!?」
リリサ「ティナ、あなた13歳でしょ?」
ティナ「う、うん……まぁ、そうだけど……」
リリサ「学校、行かなきゃ。」
ティナ「…………は?」
リリサ「入学手続きも済ませておいたわ。だから明日から学校よ。」
ティナ「はぁああああ!?!?!?」
(髪がぴょーんと逆立つ)
ティナ「ちょ、ちょっと待て! 俺は中身おっさんなんだぞ!?
なんでまた中学校に通わなきゃいけないんだよ!?!」
リリサ「中身はどうであれ、この世界のあなたは“13歳の女の子”。
学校に通うのが普通なの。」
ティナ「普通って何だよ!! 俺の常識どこいった!!」
(リリサ、くすくす笑いながらティナの肩をポンッと叩く)
リリサ「大丈夫。明日は学校の近くまで一緒に行ってあげるから、ね?」
(慈母のような微笑)
ティナ(うつむきながら)「……クソッ……また負けた気がする……」
(制服のスカートの裾をつまみながら、ため息)
リリサ「(あの子がどんな学校生活を送るのか、ちょっと楽しみね)」
――こうして、ティナの“二度目の中学生活”が幕を開けるのであった。
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