カレンの戦い
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
(週末前夜。カレンの部屋。窓の外から虫の声。
机の上には数枚のTシャツと短パンが散らばっている。)
カレン「……明日、ティナと遊園地、か。」
(ぽつりと呟いたあと、すぐに顔が赤くなる。)
カレン「いやいや!別に変な意味じゃないし!ただ遊びに行くだけだし!!」
(それでも落ち着かない様子でクローゼットを開ける。)
カレン「……でもティナって、何着ても似合うんだよな。
あのフリフリの服とか、自分が着たら確実に浮くけど……あの子が着ると可愛いんだよなぁ。」
(しばし服を見つめて悩む)
カレン「……ちょっとは可愛く見られたい、って思っちゃうのは……だめ?」
(苦笑しながら、鏡の前へ)
カレン「髪、いつもよりちゃんと整えてみよ。」
(くしで丁寧にとかし、癖を直して前髪を少し横に流す。)
(鏡を覗き込み)
カレン「……お。なんか、いつもよりマシじゃん?」
(机の引き出しから色付きのリップクリームを取り出し、少しだけ塗る)
カレン「うん、これくらいならバレないっしょ。」
(服はいつものTシャツと短パンを選びながら)
カレン「結局これなんだよなー。……ま、動きやすいしいいか。」
(ベッドに寝転がり、両手で枕を抱きしめる)
カレン「……楽しみだな。ちゃんと笑ってくれるかな、ティナ。」
(小さく息をつき、目を閉じる)
カレン「……おやすみ。」
(夜風がカーテンを揺らし、部屋の灯りがふっと落ちる。
夏の夜の静けさの中で、カレンの頬だけが少し赤かった。)
---
(馬車停)
(朝。雲ひとつない快晴。蝉が鳴き、街道沿いの馬車停には夏の空気が漂う。)
ティナ(小さなリュックを背負いながら)
「ふぁ〜……暑いなぁ。アイス持ってくりゃよかった。」
(木陰で手をひらひら扇ぎながら待つティナ。
そこにカレンが駆けてくる。)
カレン「ティナー!ごめん、ちょっと寝坊した!」
ティナ「おっはよー、カレン。
……ん?なんか今日、寝ぐせないな?」
カレン「(……えっ、そこ!?)」
(リップも髪も頑張ったのに!!)
ティナ「ちゃんと寝た証拠だな!健康的健康的!」
(にこにこ)
カレン「……そ、そうだね。(ぐぬぬ……!)」
(微妙にむくれながらも、並んで歩き出すカレン)
ティナ「今日天気いいし、遊園地日和だな!」
カレン「うん……(まぁ、ティナらしいけどさ)」
(馬車の到着ベルが鳴る)
ティナ「ほら、来た!」
カレン「よーし、夏休みの締めに全力で遊ぶぞ!」
(二人は笑いながら馬車に乗り込み、ドアが閉まる。)
ティナ「……そういえばさ、遊園地って何があるんだ?」
(パンフレットを覗きながら)
カレン「観覧車とか、絶叫コースターとか!あとアイスの屋台もあるんだよ!」
ティナ「おー!アイス!!行くしかない!」
カレン「(結局そこか……)」
(馬車が動き出す。街並みが流れ、青空が広がる。)
(カレンは窓の外を見ながら、ふと微笑む)
カレン「(……まぁ、ティナが楽しそうなら、それでいっか。)」
次回【遊園地デート前編!】
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