カレンが喜びそうな水着
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
(夜。お祭りの喧騒、屋台の明かり。花火が夜空に大輪を描く。)
リオナ「お祭りってこんなに賑やかなんですのね……!」
サラ「ギャル的にも映える☆」
リリサ「はいはい、あまりはしゃぎすぎて迷子にならないのよ。」
サラ「わかってるって!☆」
(手には焼きそばと串焼き、笑いながら歩く少女チーム)
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(少し離れた階段の上。花火が上がるたびに、ふたりの顔を照らす。)
ティナとカレンは並んで腰かけ、屋台の音を背にして夜風に当たっている。
ティナ「……やっぱり祭りの夜って、いいよなぁ。」
カレン「うん。今日、ほんっとに楽しかった。」
(間。カレンがちらっと横目でティナを見る)
カレン「ねぇ、ティナ。」
ティナ「ん?」
カレン(少し声を落として)
「……準決勝の時さ。『あたしだけに見せたい水着買った』って言ってたでしょ。
……あれ、ほんとなの?」
(ティナ、動きが固まる)
ティナ「(やっべぇ……まさかここでその話出る!? あれ完全に“動揺誘発戦法”だったのに!!)」
ティナ「え、えっと……あれは、その……作戦?」
カレン「作戦?」
ティナ「うん、頭脳戦ってやつ!カレン、ああいうのに弱いかなって……」
カレン(じと目)「……つまり嘘ね。」
ティナ「……戦略的な……嘘です。」
カレン(小さくため息)
「も〜、あたしずっと気になってたんだから。」
ティナ「え、ほんとに!?」
カレン「ほんとに!」
(花火がパァンと咲く。二人の影が重なる。)
ティナ(気まずそうに頭をかきながら)
「……まぁ、その……嘘は嘘なんだけどさ。」
(少し照れたように目を逸らし)
「“カレンが喜びそうな水着”は、ちょっと考えた。」
(カレン、一瞬固まる)
カレン「……は?」
ティナ「ほら、もしわたしが着たら、カレンが笑うかなーとか。
そういう意味だからな!?変な意味じゃないからな!!」
カレン(真っ赤になって)
「~~~ッ!! なんでそういうこと平然と言えるのよっ!!」
ティナ「いや違っ……待っ……!ちがうってば!!」
(遠くでリリサの声)
リリサ「ティナー!カレンちゃーん! 蜂蜜レモン買ってあるわよー!」
ティナ「あ、行こ!」
カレン「話ごまかしたなーっ!」
(ふたり、笑いながら走り出す)
花火が夜空に咲き、光が彼女たちを照らす。
ティナ「(……ほんと、バカみたいに楽しい夏だな。)」
次回【ついに魔王降臨!?どうなるティナ!】
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