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えるてん!転生したら女子中学生エルフになってて、毎日ツッコミ追いつかないんだけど!?  作者: ひなゆづ
中学生活編

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清楚系美少女ティナ

『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は

毎朝6時に更新中!☀️


通勤・通学、朝ごはんのお供に

ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪

今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨



(昼下がり、湖畔の家。湖から流れる澄んだ風がカーテンを揺らす。

テーブルの上には、淡い桃色に輝くポーションの瓶が一本。)


リリサ(満足げに)「……できたわ。“性格反転ポーション”。

飲んだ人の性格が反転して、本来の気質がどれほど安定してるかが分かる……

ふふ、我ながら天才ね。」


(その後ろで、ソファに寝転んでいるティナが寝ぼけ声で)


ティナ「ん〜……また実験かよ。前の“無限くしゃみポーション”で一週間外出禁止になったの覚えてるからな……」


リリサ(瓶を持ち上げながら)「あれは…ちょっとした風向きの計算ミスよ。

今回は性格だけ。“ちょっと可愛くなる”だけだから。」


ティナ(顔をしかめて)「その“ちょっと”が毎回ヤバいんだって。前フリがもう怖ぇよ。」


(リリサ、瓶を手に近づく。にこっと笑う。)


リリサ「安心して、死にはしないわ。はい、あ〜ん。」


ティナ「いやだから、絶対なんか起こるって――んぐっ!?」


(ごくん、と飲み下す音。沈黙が一瞬。)


ティナ「……な、なんも変わらな――」


(ティナの瞳がふわっと光り、頬がほんのり紅くなる。

その顔つきが一気に柔らかくなり、言葉遣いが変わる。)


ティナ(にっこり)「……お姉ちゃんっ♡」


(リリサ、瞬間フリーズ。瞳孔開く。)


リリサ「……え?」


ティナ(首を傾げて、ふわっと笑う)「いつもありがと!お姉ちゃんだいすきっ!」


リリサ(硬直のち、震え出す)「……これ……これよ!!!」


(研究ノートをバンッと机に叩きつける)


リリサ「理想の妹はこれだったのよ!!!」


ティナ(にこにこ)「お姉ちゃん、そんなに喜んでくれるなんて嬉しい〜☆」


(リリサ、目が潤む)

リリサ「ティナ……あんた普段からそういう感じでいなさいよ……!」


ティナ(手を胸の前で組んで)「うんっ♡ がんばるねっ!」



---


通学路


カレン(手を振りながら)「おっはよ、ティナ!昨日は寝落ちした?」


ティナ(にこっ)「おはよう、カレン♡ 今日も元気だね〜!

その寝ぐせ、跳ね方かわいいよっ♪」


(カレン、ピタリと足を止める)


カレン「……は?」


ティナ「ほら、ほっぺのとこ。ちょっと寝跡ついてるけど、それもチャーミング♡」


カレン「チャ……チャーミング!?誰だお前!?」

(顔を真っ赤にしながら指差す)


ティナ(ふわっと笑い)「えへへ〜、ティナだよぉ? ね、今日も一緒にお昼食べよっ?」


(カレン、完全に目を泳がせて)

カレン「な、なにその声!甘すぎだろ!?!?

ちょ、距離近い近い!!」


ティナ(ぴとっと腕を組みながら)「やだぁ、カレン照れてるの?かわいい〜♡」


カレン「……ッ!!!

(※顔面真っ赤、理性オーバーヒート)」


カレン(小声)「……ちょっと可愛いのムカつくんだけど……でも可愛い……」



---


正門前


(その様子を見ていたレオンとユリ。登校中に立ち話している)


レオン「なぁ、あれティナとカレンじゃね?」


ユリ「ん、そうだな。……え、なんか今日ティナのオーラ違くね?」


(近づいてくるティナ。にっこり笑って手を振る)


ティナ「レオンくんっ、ユリくんっ!おはよっ☆」


(ふんわりした声色、笑顔、そしてきらめく目。)


レオン(即硬直)「……え? 天使?」


ユリ(心臓を押さえて)「……なんか今日のティナ、破壊力えぐい……!」


(ティナ、スカートの裾を押さえて軽くお辞儀)


ティナ「ふたりとも、今日もがんばろ?☆」


(その瞬間、レオンとユリの膝が崩れ落ちる)


レオン「ぐっ……無理……尊死……」


ユリ「……俺、たぶん寿命縮んだ……」


(カレン、呆れ顔)


カレン「おい、男子二人倒れたぞ……」

(ティナの肩を軽く叩いて)

カレン「あのさ、ちょっと……清楚モード、威力高すぎ。」


ティナ(きょとん)「え?わたし何かした?」


カレン「存在がもう攻撃だわ。」



---


朝の教室


リオナ「遅れてしまいましたわ〜。馬車の渋滞ですの。」

(ふわりとスカートを広げて席に着く)


ティナ(にこっ)「おはようリオナ♡ 今日もリボンかわいいねっ♪」


リオナ(ぽかん)「……なっ……なにをおっしゃって……///」

(顔を真っ赤にして扇子で顔を隠す)


カレン(斜め後ろから)「あー、うん。なんか今日のティナ、いつもより威力あるんだよね……」


リオナ「これはもはや清楚の暴力ですわ……!」


ティナ(小首を傾げて)「ふたりとも顔赤いよ? 熱でもあるの?」


カレン(頬をかきながら)「ちがっ、いや……かわいすぎて処理落ちしてるだけ……」



---


放課後


(教室を出る三人)


カレン(ため息)「……今日、男子全員やられてたね。」


リオナ「先生も軽くやられてましたわね。」


ティナ(きょとん)「えっ? なんでみんな疲れてたの?」


カレン&リオナ(ハモって)「原因はあんたっ!!」


カレン「はぁ〜……今日マジで疲れた。ティナの清楚っぷり、反則級だったよね。」


ティナ(にっこり)「ふふっ、みんな変なこと言うんだから〜。」


(二人、同時にため息)



---


道端の茂み


(ガサガサッ……)


カレン「ん?なんか動いたよね。」

リオナ(眉を寄せて)「まさか魔物……?」


(ティナが覗き込む)

ティナ「あっ……もこっちだ。」


(白いふわふわ登場)


もこっち「きゅるる〜ん♡ むっほぉ……!清楚オーラ……尊いッ!!!」


(跳んだ!)


リオナ「来ますわッ!!」


カレン「ティナ、下がって!!」


(もこっち、ティナめがけて回転ジャンプ!)


ティナ「キャッ!///」

(スカートを両手で押さえながら後ずさり)

ティナ「やっ、やめてっ!スカートはだめぇっ!!」


もこっち「ぐはぁっ……この反応……最高ッ!!」

(さらに突撃)


カレン「アンタ何やってんのよぉぉ!!」


(回し蹴り炸裂!)


もこっち「ふひぃっ!?ご褒美ですッ!」


リオナ(ブチ切れ)「……貴様、よくも我が友を侮辱しましたわね!!」


(空気がビリビリと震える。彼女の背後にヴァレンシュタイン家の紋章が浮かぶ)


リオナ「喰らいなさい――!《プライド・インパクト》ッ!!」


(鉄拳直撃ッ!!)


(もこっち、空高く吹っ飛びながら白目)


もこっち(消えながら)「リオナ様ぁ……愛してるぅぅ……!!」


カレン(ため息)「……今の、地平線の彼方まで飛んだね。」


リオナ(拳を振り下ろしながら)「二度と戻ってこなければいいですわ。」


ティナ(スカートを直しながら)「び、びっくりしたぁ……もうやだあんなの……」


カレン「……清楚でも災難は避けられないね。」


リオナ(肩をすくめて)「美しさは罪、ですわ。」


ティナ(ぷくっと頬をふくらませ)「もぉ……ふたりまでそう言う〜!」



---


夜、フローレンス家


ティナ(小声)「お姉ちゃん……」


リリサ(本を読んで)「どうしたの?」


ティナ「……なんか、ひとりで寝るの寂しいから……今日、一緒に寝ていい?」


リリサ(目を見開く)「…ッ!も、も、もちろん!こっちおいで!」


(ティナ、枕を抱えてちょこんと隣へ)

(リリサが優しく髪を撫でる)


リリサ「ふふっ、今日のティナ……ほんっとに可愛かったわよ。」


ティナ(照れながら)「ありがと……お姉ちゃん……だいす……き……」


(すやぁ……)



---


翌朝


(鳥の声。朝の光がカーテンから差し込む)

ティナ、目をこすりながら起き上がる。

……隣には、寝ぼけ顔のリリサ。


ティナ「……って、なんで俺ここで寝てんの!?」


リリサ(寝ぼけて)「あー……効力、切れたのね。もう一本いっとく?」


ティナ「いらねぇーーーっ!!」


(リリサ、クスクス笑いながら)

リリサ「あら、せっかく理想の妹だったのに……また飲ませようかしら?」


ティナ(全力で布団をかぶって)「勘弁してくれぇーー!!」


(リビングに朝日が差し込み、

ティナの悲鳴が平和な朝に響き渡る――)


次回【ティナ、日本食を欲する!】

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