オネエ美容室 再び
初見の方は「サロンズ・ガルブの衝撃」を先にご覧下さい♪
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
(放課後。街の中心にある“サロンズ・ガルブ”。
ピンクと黒のツートンカラーがまぶしい外観。
ドアを開けた瞬間、ギラギラの照明とポップな音楽が襲いかかる。)
ティナ「ここがサロンズ・ガルブ!」
カレン「……外見からして情報量多いんだけど……」
ティナ「慣れるとクセになるんだよ。」
(ティナ、勢いよくドアを開ける)
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ガーちゃん「いらっしゃ〜〜い♡♡♡」
(ド派手なピンクメッシュにキラネイル、ド派手なドレスにヒールで180cm超えのギャルオネエ登場)
ガーちゃん「あら〜〜!ティナちゃ〜ん!今日も髪サラッサラで天使ちゃんじゃないのぉ〜♡」
ティナ「こんにちはガーちゃん!今日は友達のカレンを連れてきたの!」
ガーちゃん「キャ〜!カレンちゃん!?日焼けのツヤ最高!健康美の極み!そのショート、まじで素材が神!!」
(圧にのまれるカレン)
カレン「(……音圧……!?この人、店員というよりフェスの司会者では……?)」
カレン「え、えっと……よ、よろしくお願いします……」
カレン「(お姉さん……いやお兄さん……どっちなんだ……!?)」
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ガーちゃん「で?今日はどうしたいの?ギャルデビュー?イメチェン?恋愛運爆上げカット?」
カレン「えっ、えっと……前髪がちょっと気になってて……」
ガーちゃん「了解〜っ!
“前髪が気になる=恋が始まる前兆”って昔から言うじゃな〜い?(※言わない)
つまりこれは運命よ!さぁ〜カレンちゃんの新しい恋、アタシがプロデュースしちゃう♡」
カレン「え、いや、恋とかじゃなくて普通に視界が……」
ガーちゃん「わかってるわかってる!“恋は目から始まる”って言うもんね♡」
カレン「(この人、会話の主導権という概念が存在しない……!)」
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(カット中)
ガーちゃん「カレンちゃん、運動してるでしょ〜?
この腕のライン、ただの女子じゃないわよぉ〜!何部?陸上?剣術?格闘?」
カレン「あ、まぁ体動かすのは好きですけど……」
ガーちゃん「でた!“動かすのは好きですけど”系女子!モテるのよねぇそれが!
狩人風モテスタイルよぉ〜!今期トレンド!!」
カレン「(狩人風モテスタイルってなに!?)」
ティナ(ニヤニヤ)「ふふっ……(わかるよカレン、その混乱)」
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ガーちゃん「でねカレンちゃん、好きなタイプは?」
カレン「えっ!?いや、特に……」
ガーちゃん「“特に”って言う子ほどいるのよね〜!
じゃあ逆に苦手なタイプは!?年上?年下?角生えてる人?翼付き?」
カレン「設定がもう人外なんだけど!?」
ガーちゃん「だってこの街、何でもいるじゃな〜い♡」
ティナ「(たしかに)」
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(ようやくカット終了)
ガーちゃん「よっしゃ〜!仕上げタイムいっくわよぉ〜ん♡
“トゥルントゥルン☆ラメきらメテオシャワー仕上げぇ〜〜!!”」
(ガーちゃんが指を鳴らすと、カレンの髪が光の粒をまといながらサラサラに)
カレン「わぁ……すごい、軽い……!」
ティナ「でしょ?魔法の手って言われてるんだよ。」
ガーちゃん「ふふ♡美は努力!でもツヤは愛♡」
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(店を出る二人)
ティナ「どう?怖くなかったでしょ?」
カレン「……怖くはないけど、情報処理が追いつかない。」
ティナ「初回はみんなそう言うんだよ〜。」
カレン(小声で)「……でも、悪い人じゃないね。」
ティナ(にっこり)「でしょ!」
次回【ティナ、屋敷で口説かれる!】
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