表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
えるてん!転生したら女子中学生エルフになってて、毎日ツッコミ追いつかないんだけど!?  作者: ひなゆづ
中学生活編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/130

元男子ですから…

『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は

毎朝6時に更新中!☀️


通勤・通学、朝ごはんのお供に

ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪

今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨



(昼休みの教室。

ティナ、レオン、ユリの三人が机を寄せて盛り上がっている。)


ティナ「でさ!あのシーン!!まじで“うぉぉぉぉ!”って叫んだ!!」


ユリ「あのセリフな!鳥肌立ったよな!」


レオン「しかもあの敵キャラ、前作主人公の兄だったとか伏線エグすぎ!」


ティナ「そうそれ!!兄だったんかい!ってツッコんだもん!!」


(三人のテンションは最高潮)



---


ユリ「ティナってさ、マンガめっちゃ詳しいんだな!」


ティナ「そりゃもう、前世──いや、昔から好きだったからな!」

(慌てて口を押える)


ユリ「前世?」


ティナ「え?いや、あの…“前の話ね、前の巻の話”!」


ユリ「あ、そっか!」


ティナ「(あっぶなー!)」



---


レオン「あ、そうだティナ。俺あのマンガ最新刊買ったんだけど、明日持ってこようか?」


ティナ「えっ!いいの!?やったー!ありがとー!!」


(思わずティナ、レオンの両手をがっしり握る)


レオン「!!? あ、えっと、その……あ、あの……」

(顔が一気に真っ赤)


ユリ「(うおぉぉ……うらやましすぎるぅぅぅ!!)」


(男子二人の間に、妙な空気が流れる)



---


(そんな様子を、教室の後方からじーっと見ている少女がひとり)


カレン「(……なにあの空気……ティナ、あんな顔で笑うんだ。)」

(ティナがレオンに笑いかけるたび、胸の奥がチクリとする)

カレン「(別にいいけど。いいけどさ……)」


(カレン、ペンをカチカチしながら窓の外を見る)



---


ティナ(無邪気に)「あー!明日楽しみだなー!どんな展開なんだろ!」


レオン「ま、読んだら感想教えてよ!」


ユリ「お、おれも貸していい?」


ティナ「もちろん!」


(その笑顔が、カレンの視界の端でゆらりと光る)



---


カレン(小声)「……まったく、男子みたいに単純。」


(でも、その声にはどこか拗ねたような響きがあった)



---



(放課後。

オレンジ色の夕日が差す帰り道。

湖畔へと続く小道を、ティナとカレンが並んで歩いている。)


ティナ「いや〜今日の昼休み、めっちゃ盛り上がったな〜!

レオンとユリっていいやつだよなー!」


カレン「……そうだね。」


ティナ「あっ、それでさ!レオンが明日、マンガの最新刊貸してくれるんだ!

 表紙だけでもうアツいんだよ〜!」


カレン「ふーん。よかったね。」


(少し間)


ティナ「……? なんか、元気ない?」


カレン「別に。」



---


(ティナ、首をかしげながらカレンを覗き込む)


ティナ「寝不足?それともテスト前ブルー?」


カレン「ちがうってば。」


(そっけなく言うけど、目線は合わせない)



---


ティナ「……? なんか変なカレン。」


カレン「……ティナのせい。」


ティナ「え?なんかした!?」


カレン「……してない。けど、なんかムカつく。」


ティナ「理不尽ーー!!」


(ティナが肩を落として大げさにため息をつくと、カレンが思わず吹き出す)



---


カレン「ふふっ……あー、もう。ティナってほんと、バカだよね。」


ティナ「褒め言葉として受け取っとくわ!」


カレン「ポジティブすぎ。」


(二人、顔を見合わせて笑う)



---


(その後、しばらく無言で歩く。

 夕日が沈みかけ、湖面が金色に輝いている。)


カレン「(……なんでだろ。

 ティナが誰かと楽しそうに話してるだけで、ちょっと胸がチクってする。)」


(隣を歩くティナは、鼻歌まじりでご機嫌)


カレン「(……バカ。ほんとに鈍感なんだから。)」


次回【ギャルオネエ、再び】

【評価のお願い】

面白かったら、下の☆☆☆☆☆から応援してもらえると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ