年齢詐欺
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
(夕方。湖畔の家。
重い空気も少しずつ和らぎ、ティナは紅茶を飲みながらリリサと並んで座っている。)
ティナ「……ねぇ、リリサ。」
リリサ「なに?」
ティナ「あのさ、ふと思ったんだけど……リリサって、今いくつなの?エルフ虐殺事件って190年前でしょ?」
(ティナ、首をかしげながら素直な疑問を投げる。)
リリサ「……女の子に年齢を聞くなんて、失礼じゃない?」
ティナ「あ、ごめ……いやでも、見た目的には20歳くらいだし……」
リリサ「ふふっ、20歳なんてずいぶん若く見積もってくれるのね。
実際は……200歳を少し超えたところかしら。」
ティナ「……は?」
(紅茶を盛大に吹く。)
ティナ「にひゃく!?!?!?」
リリサ(しれっと)「ええ。エルフの寿命は長いの。
それに、見た目の成長はある程度で止まるのよ。
だからこの姿も、もう180年くらい変わってないわね。」
ティナ「ひゃ、180年同じ顔!?それ、もはやプロフィール詐欺やん!!」
リリサ(クスッと笑い)「永遠の20歳ってことでいいじゃない。」
ティナ「(この人……200年の人生経験を“ふふっ”で流せるメンタルやばい……)」
(ティナ、ずるずるとソファに沈みながら天井を仰ぐ。)
ティナ「……じゃぁサラは?」
リリサ「あの子? 100歳ちょっとよ。」
ティナ「……100。」
(ティナ、目が点。)
ティナ「(いやいやいや、あのノリとテンションのギャルが100歳オーバー!?
俺より年上どころか……下手したら俺のひいばあちゃん世代!?)」
ティナ「……この世界こわい。」
リリサ「なにが?」
ティナ「だって!どこ見ても見た目20代前半なのに実年齢3桁とか!
時間の流れどうなってんの!?俺だけ人間感覚なんですけど!?」
リリサ「まぁ、気にしないで生きるのが一番よ。」
ティナ「軽っ!」
(リリサは笑いながらティナの頭をなでる。)
リリサ「そんなふうに驚いてくれる若い子がいるのも、悪くないわ。」
ティナ「(……やっぱこの人、見た目だけじゃわかんないわ……)」
(夕陽が差し込むリビング。
ティナの心にはまだ“現実”と“異世界”のギャップが混ざっていた。)
次回【全力で尻を守ろうとする乙女達】
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