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えるてん!転生したら女子中学生エルフになってて、毎日ツッコミ追いつかないんだけど!?  作者: ひなゆづ
中学生活編

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19/130

前髪戦線異常有り

『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は

毎朝6時に更新中!☀️


通勤・通学、朝ごはんのお供に

ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪

今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨



(午前の授業中。教室は静かにチョークの音だけが響く。)


ティナ「(……前髪が……長い……!視界が……侵略されていくぅぅ……!)」

(ふわっと髪が目にかかる)


ティナ「(くっそ、黒板が見えねぇ……いや、世界がもう半分見えねぇ……!)」


(隣のカレン、小声で)

カレン「ティナ、どうしたの?さっきから髪ばっか触ってるよ。」


ティナ(小声)「……前髪が伸びてきてさ。目に刺さるんだよ。授業どころじゃない。」


カレン(小声、苦笑)「刺さるほど伸びてるってどんな状況?」


ティナ(小声)「もうね、髪が生き物レベル。黒板より前髪と格闘してる。」


(先生がチラッと見る)

先生「フローレンスさん、黒板見えてますか?」


ティナ「見えてません!!……あっ違う!見えてますぅぅ!!」


先生「じゃあ静かに見てください。」


(クラスの笑い声が起きる)


ティナ「(……笑うな……前髪に支配されてるんだ……)」



---


(昼休み。教室の隅。ティナ、机にハサミを出す。)


ティナ「もうダメだ……ここで切る……ここで決着をつける……!」


カレン(慌てて)「ちょっ!?教室で!?それはやめなって!!」


ティナ「この前髪はもう敵なんだよ!平和な世界のために……斬る!!」


カレン「いやいやいや、戦争やめろ!?そんな大義名分いらないから!」


(ティナ、ハサミを構える)

ティナ「いくぞ……未来を切り拓く一閃ッ!」


カレン「やめろ未来まで切るなぁぁ!!」


(カレン、手を伸ばしてハサミを取り上げる)


ティナ「うわっ!?返せぇぇ!!」


カレン「ダメ!それセルフ爆死の未来しか見えない!」


ティナ「でもこのままだと視界ゼロで授業受ける羽目になるんだよぉぉ!!」


カレン「だったら――お姉さんに相談しなよ。」


(ティナ、ハッとする)


ティナ「リリサに?」


カレン「うん。あの人なら、いい美容院とか知ってそうじゃん?

なんか研究とかで美意識高そうだし。」


ティナ「……たしかに。リリサ、そういうのこだわり強そうだし。」


カレン「自分で切るより絶対マシ。前髪って、顔の命だよ?」


ティナ「顔の命……なんか名言っぽいな。」


カレン「ふふっ、でしょ?」


(ティナ、ちょっと照れながら)

ティナ「……ありがと、カレン。マジで救われた。」


カレン「友達でしょ?暴走しそうになったら止めるのも役目だよ。」


ティナ「……くぅっ、マジで頼れるなぁ……!」


カレン「じゃ、放課後はリリサさんに相談だね。」


ティナ「了解!前髪、いざ救済作戦開始だ!」


カレン「タイトルみたいに言うな。」


(二人、笑いながら昼食へ向かう。)


――前髪ひとつで人生を賭ける少女と、

それを止める少女。今日も教室は平和である。


次回【草と石とかりそめボディ】

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