通学路で語る、もこっち災害の記憶
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
(朝。通学路。初夏の心地よい風が吹く。ティナとカレンが並んで歩いている。)
カレン「おはよー、ティナ!今日もいい天気だね!」
ティナ「……おはよ。天気はいいけど、心は曇りのち豪雨だよ……」
カレン「なにその天気予報みたいなテンション!?どうしたの!?」
ティナ「……うちの“もこっち”が……喋ったんだ。」
カレン「……喋った?もこっちって、あのふわふわの子?」
ティナ「そう、そのふわふわが昨日、“おぱんつおぱんつティナのおぱんつ〜!”って言いやがったの!!」
カレン「…………」
ティナ「……なんで黙るの?」
カレン「……あまりにも衝撃が強すぎて、どこからツッコんでいいか分からない。」
ティナ「だよね!?わたしもだよ!!」
(ティナ、頭を抱えてため息)
ティナ「もう信じられないよ……あんな可愛い見た目して中身ドスケベとか……」
カレン「……あの子、森の奥に住んでたんだよね?野生のスケベか。」
ティナ「うまいこと言うな!」
カレン「ふふっ、でも、喋る動物ってちょっと面白いね。性格に難ありだけど。」
ティナ「“難”じゃなくて“害”だよ!?存在そのものが有害指定生物!!」
カレン「そっか、保護対象から一瞬で駆除対象になったんだ。」
ティナ「うん、もう国に提出してもいいレベル。」
(カレン、苦笑)
カレン「まぁでも、ティナが森で拾ってきた時点で、なんとなく波乱の予感はしてたよ。」
ティナ「否定できない……あの時は“運命の出会い”とか思ってたのに……」
カレン「“運命の災害”だったね。」
ティナ「名言やめろぉぉぉ!!」
(二人、顔を見合わせて笑う)
カレン「でもまぁ、しばらくは静かになるんでしょ?森に放したって言ってたし。」
ティナ「そう……あれから一度も戻ってきてない。
だから今日は平和だと思う……きっと……多分……いや、そうであってくれ……」
カレン「フラグ立てるのやめなさい。」
ティナ「無意識に立つんだよ!この世界フラグの森なんだよ!!」
カレン「それ名言っぽいけど、地味に深いね。」
ティナ「我ながら泣ける。」
(話しているうちに学校の門が見えてくる)
カレン「ほら、見えてきた。今日も頑張ろう?」
ティナ「うん……とりあえず“動物と会話しない一日”を目標に頑張るわ。」
カレン「その目標、ちょっとレアすぎない?」
ティナ「現実なんだよぉぉぉ!!」
(二人の笑い声が、朝の校庭に響いていった。)
次回!【ティナの視界が奪われる!どうする?ティナ!】
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