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えるてん!転生したら女子中学生エルフになってて、毎日ツッコミ追いつかないんだけど!?  作者: ひなゆづ
冬休み後半編

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123/131

命懸けのあっち向いてホイ☆

『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は

毎朝6時に更新中!☀️


通勤・通学、朝ごはんのお供に

ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪

今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨



(湖畔の町は一面の雪に包まれていた。

白い息がゆらゆらと漂い、軒先には氷柱が下がっている。

冬休みも中盤、昨日のスノボの熱気がまるで嘘のように静かな朝――)



---


(昼前。フローレンス家の玄関)


カレン「ティナー!遊びにきた──どうしたのその首!?」


(ティナ、コルセット装着中)


ティナ「あー……ちょっとした事故。」


カレン「まさかスノボで!? 首やってたの!?」


ティナ「いや、違うんだよ。実は昨日、帰ってからさ──」



---


(回想:スノボ帰りの夜)


ティナ「あー疲れたー!めっちゃ楽しかったけど、体中バッキバキ!」


リリサ「そうね。でもティナ、今日のお風呂掃除当番はあなたよ?」


ティナ「え!? お風呂入るの? 温泉入ったじゃん!もう十分じゃない!?」


リリサ「だめよ。帰ってくるまでに体冷えてるんだから。ちゃんと温まってから寝ましょう。」


ティナ「えーやだー!今日はもう動きたくないー!」


リリサ「わがまま言わないで、早くやる!」


ティナ「……じゃぁ勝負しようよ。俺が勝ったらリリサが代わりに掃除して!」


リリサ「いいわよ。どんな勝負?」


ティナ「にらめっこだ!」



---


(ティナ、渾身の変顔を披露)


ティナ「ほらほら〜〜!」


(変顔その1:ふぐ)

(変顔その2:カエル)

(変顔その3:バイブス顔)


リリサ(真顔)「……」


ティナ「(強すぎる……!!この人、神経通ってるの!?)」


ティナ「くそっ! 自信あったのに!」


リリサ「じゃぁ次は私の番ね。」


(――ゆっくりとティナの方を振り向く)


……沈黙。

空気が一瞬、止まる。

ティナの目が固まる。


そして――


ティナ「ぶはっ!!! あっはははははははっ!!!」


(腹を抱えて転げ回るティナ)


リリサ(涼しい声で)「じゃぁお風呂掃除よろしくね♪」


ティナ「ぐっ……笑い負けた……でももう一回!次はあっち向いてホイ!」


リリサ「どうせ勝てないのに……しょうがないわね。」



---


ジャンケンポン! リリサ勝ち。


リリサ「あっち向いて──」


(瞬間、指先に魔力がこもる)


ティナ「ちょっ!待って魔法は反則──!」


リリサ「ホイッ☆」


(ビュオッ!!突風。ティナの顔が強引に振り向かされる。)


ティナの首(グキッッ☆!)


ティナ「ギャァァァ!!! 首が、首がぁぁぁ!!!」



---


(回想終了)


ティナ「……ってことがあったんだよ。」


カレン(呆れながら)「……なるほどね。これからはリリサさんに逆らうのやめよ?」


ティナ「……うん。わかってる。」


(外では雪がしんしんと降り続け、風が窓を揺らす。)

(その静けさとは裏腹に、フローレンス家ではまたひとつ――

“伝説的しょうもない事件”が増えたのだった。)


次回【暴走ペンとディスられエルフ】

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