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えるてん!転生したら女子中学生エルフになってて、毎日ツッコミ追いつかないんだけど!?  作者: ひなゆづ
冬休みスノボー編

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121/130

リリサの特技、耳ピョコッ☆

『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は

毎朝6時に更新中!☀️


通勤・通学、朝ごはんのお供に

ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪

今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨



(ゲレンデ内のレストラン。木のぬくもりあふれるロッジの中。暖炉がパチパチと鳴り、外の雪が窓越しにキラキラ光っている。)

(テーブルにはそれぞれの“ゲレンデ飯”が並ぶ――カレー、シチュー、唐揚げ、そしてガーちゃんの頼んだパフェ(アラザン入り))


ティナ「ん〜〜っ!あったかい〜!生き返るぅ〜!」

(耳を押さえて)「でも……耳が痛い……!冷えすぎて感覚ない〜……」


カレン「ティナ、耳真っ赤!完全に霜焼けじゃん!」


リオナ「まぁ……エルフの耳は長いですものね。帽子にも入りきらないでしょうし……。」


ティナ「そうなんだよ〜!この形、寒さに弱すぎるの!!」


サラ「うわ〜ガチで真っ赤じゃん!やば〜☆」


ガーちゃん「ラメでも塗っとく?発光すれば霜焼けも可愛いってやつ♡」


ティナ「塗るなぁぁぁ!!」


(リリサ、スプーンを口に運びながら落ち着いた声で)

リリサ「私は大丈夫よ。」


ティナ「え!?リリサもエルフなのに!?なんで平気なの!?」


リリサ「ん? 畳んでるのよ。」


ティナ「……た、畳んでる?」


リリサ「そう。こめかみのあたりにちょっと力を入れて、耳の先端を後頭部に持っていくと――」


(ピョコッ☆)


ティナ「ピョコッ!?!?!?!?」


(リリサの耳が器用に折りたたまれて髪の中に隠れる)


カレン「すっご!?収納式!?!?」


リオナ「そんな高等技術、どうなってますの!?」


サラ「え、エルフ耳って筋肉あんの!?耳筋トレ!?☆」


ガーちゃん「“耳トレ女子”とか流行りそうじゃな〜い?♡」


ティナ「誰がそんな流行生むのよ!?耳のどこ鍛えんのよ!!」


リリサ(涼しい顔で)

「訓練すれば誰でもできるわよ。耳の基部に小さな筋肉があるの。」


ティナ「小さな筋肉!?わたしのには存在してないの!?退化個体!?!?」


サラ「ちょっと試してみなって!ほら、こうギュッ☆って力入れて!」


ティナ「む、無理だってばぁぁ!!」


(ティナ、こめかみを押さえてプルプル震えながら耳を動かそうとする)


ティナ「ぴ、ピク……ピクしか動かないぃ……!」


カレン「動いた!?ピクった!!惜しい!!」


ガーちゃん「かわい〜♡ “ピク耳ティナちゃん”って新ブランド出せるレベル♡」


ティナ「ブランド化すんなぁぁ!!!」


リオナ「……ですがリリサ様のように畳めると、イヤリングなども外れにくそうで羨ましいですわ。」


リリサ「ふふっ、便利よ。でもあなたたちはそのままでいいの。個性ってそういうものよ。」


ティナ「うぅ……フォロー優しいのに負けた気しかしない……」


サラ「まぁまぁ☆ほらティナちゃん、カレーで温まんなって!」


(サラ、スプーンでカレーをすくってティナの口元へ)


ティナ「えっ、あ、あーん!?やめて恥ずかしいってば!!」


ガーちゃん「青春の味、スパイシー卍♡」


リオナ「もう、カオスですわ!この昼食!!」


(カレン、そっとティナの耳にマフラーをかける)


カレン「……これで少しは暖かいでしょ。」


ティナ「ありがと……カレン……優しさが沁みるよぉ……」


リリサ「午後はまた滑るわよ。耳、温めときなさいね。」


サラ「そのあと温泉行くっしょ☆耳ごとリセットタイム〜☆」


ガーちゃん「アタシのラメ、湯気で輝く予感♡」


ティナ「だからラメは入れないでぇぇ!!」


(暖炉の火がパチパチと弾け、笑い声がロッジいっぱいに広がった。)


――午後の雪山は、また一段と賑やかになりそうだった。


次回【整いの果てに虹が立つ 〜ラメは空へ、バイブスは永遠に〜】

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