リリサの特技、耳ピョコッ☆
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
(ゲレンデ内のレストラン。木のぬくもりあふれるロッジの中。暖炉がパチパチと鳴り、外の雪が窓越しにキラキラ光っている。)
(テーブルにはそれぞれの“ゲレンデ飯”が並ぶ――カレー、シチュー、唐揚げ、そしてガーちゃんの頼んだパフェ(アラザン入り))
ティナ「ん〜〜っ!あったかい〜!生き返るぅ〜!」
(耳を押さえて)「でも……耳が痛い……!冷えすぎて感覚ない〜……」
カレン「ティナ、耳真っ赤!完全に霜焼けじゃん!」
リオナ「まぁ……エルフの耳は長いですものね。帽子にも入りきらないでしょうし……。」
ティナ「そうなんだよ〜!この形、寒さに弱すぎるの!!」
サラ「うわ〜ガチで真っ赤じゃん!やば〜☆」
ガーちゃん「ラメでも塗っとく?発光すれば霜焼けも可愛いってやつ♡」
ティナ「塗るなぁぁぁ!!」
(リリサ、スプーンを口に運びながら落ち着いた声で)
リリサ「私は大丈夫よ。」
ティナ「え!?リリサもエルフなのに!?なんで平気なの!?」
リリサ「ん? 畳んでるのよ。」
ティナ「……た、畳んでる?」
リリサ「そう。こめかみのあたりにちょっと力を入れて、耳の先端を後頭部に持っていくと――」
(ピョコッ☆)
ティナ「ピョコッ!?!?!?!?」
(リリサの耳が器用に折りたたまれて髪の中に隠れる)
カレン「すっご!?収納式!?!?」
リオナ「そんな高等技術、どうなってますの!?」
サラ「え、エルフ耳って筋肉あんの!?耳筋トレ!?☆」
ガーちゃん「“耳トレ女子”とか流行りそうじゃな〜い?♡」
ティナ「誰がそんな流行生むのよ!?耳のどこ鍛えんのよ!!」
リリサ(涼しい顔で)
「訓練すれば誰でもできるわよ。耳の基部に小さな筋肉があるの。」
ティナ「小さな筋肉!?わたしのには存在してないの!?退化個体!?!?」
サラ「ちょっと試してみなって!ほら、こうギュッ☆って力入れて!」
ティナ「む、無理だってばぁぁ!!」
(ティナ、こめかみを押さえてプルプル震えながら耳を動かそうとする)
ティナ「ぴ、ピク……ピクしか動かないぃ……!」
カレン「動いた!?ピクった!!惜しい!!」
ガーちゃん「かわい〜♡ “ピク耳ティナちゃん”って新ブランド出せるレベル♡」
ティナ「ブランド化すんなぁぁ!!!」
リオナ「……ですがリリサ様のように畳めると、イヤリングなども外れにくそうで羨ましいですわ。」
リリサ「ふふっ、便利よ。でもあなたたちはそのままでいいの。個性ってそういうものよ。」
ティナ「うぅ……フォロー優しいのに負けた気しかしない……」
サラ「まぁまぁ☆ほらティナちゃん、カレーで温まんなって!」
(サラ、スプーンでカレーをすくってティナの口元へ)
ティナ「えっ、あ、あーん!?やめて恥ずかしいってば!!」
ガーちゃん「青春の味、スパイシー卍♡」
リオナ「もう、カオスですわ!この昼食!!」
(カレン、そっとティナの耳にマフラーをかける)
カレン「……これで少しは暖かいでしょ。」
ティナ「ありがと……カレン……優しさが沁みるよぉ……」
リリサ「午後はまた滑るわよ。耳、温めときなさいね。」
サラ「そのあと温泉行くっしょ☆耳ごとリセットタイム〜☆」
ガーちゃん「アタシのラメ、湯気で輝く予感♡」
ティナ「だからラメは入れないでぇぇ!!」
(暖炉の火がパチパチと弾け、笑い声がロッジいっぱいに広がった。)
――午後の雪山は、また一段と賑やかになりそうだった。
次回【整いの果てに虹が立つ 〜ラメは空へ、バイブスは永遠に〜】
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