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えるてん!転生したら女子中学生エルフになってて、毎日ツッコミ追いつかないんだけど!?  作者: ひなゆづ
冬休みスノボー編

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117/130

お正月と雪山とオネエの鏡餅

『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は

毎朝6時に更新中!☀️


通勤・通学、朝ごはんのお供に

ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪

今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨



(年が明けて数日。

湖畔の街にも少しずつ日常が戻りつつあった。

雪はまだ深く、空気は透き通って冷たい。

フローレンス家の屋根には雪が積もり、

煙突から立ちのぼる白い煙が青空に溶けていく。)


ティナはいつも通りソファで丸くなりながら、

朝の新聞を広げるリリサの横でほのぼのとしていた――


リリサ「あら、隣町に新しいスキー場がオープンですって。」


ティナ(ぱぁっと顔を輝かせて)

「スキー場!? 行きたい!!」


リリサ「行ったことあるの?」


ティナ「うん!前の世界では毎年スノボーに行ってたんだ!」


リリサ「ふふ、それなら腕前を見せてもらおうかしら。」


ティナ「やったー!!」


ティナ(ウキウキしながら)

「どうせ行くんならさ、みんな誘おうよ!」


リリサ「そうね。カレンちゃんとリオナちゃん、あとサラも誘えば来るでしょ。」


ティナ「今日カレン達と会う約束してるから、その時誘ってみる!」



---


(湖畔の街、中央広場。)


(街にはまだ新年の余韻が漂っていた。

雪化粧の屋根の下、通りには赤や金の飾りが残り、屋台からは甘い香りが流れてくる。

穏やかな鐘の音が遠くで響く中、ティナは白い息を吐きながら手を振った。)


ティナ「おーい、カレン、リオナー!」


リオナ(礼儀正しくお辞儀しながら)

「あけましておめでとうございますわ。ティナ様。」


カレン「おめでとう!今年もよろしくね!」


ティナ「こちらこそよろしく!」


カレン「今日も寒いねー!」


リオナ「空気が澄んでいますわ。吐く息まで、光って見えますの。」


ティナ「ねぇ二人とも、今度みんなでスノボー行かない?」


カレン「スノボー? やったことないけど興味ある!」


リオナ「スノボーとはスノーボードのことですわね?

わたくしも優雅に雪の上を滑ってみたいですわ!」


ティナ「じゃぁ決まりだね! あとはサラを誘いたいんだけど……」


カレン「サラさんならガーちゃんの美容室にいるんじゃない?

打ち上げの時に今度行くって言ってたよ!」


リオナ「ここからでしたら、ガーちゃん様の美容室はすぐそこですわね。行ってみましょう。」



---


(ピンクと黒の外装が目を引く美容室“サロンズ・ガルブ”。

ガラス越しには派手な看板が映り込み、鏡面のような扉がきらきらと輝いている。

ティナがドアを押し開けると、ギラギラの照明とポップな音楽が一斉にあふれ出した。)


ガーちゃん「あらぁ♡ 天使ちゃんズじゃなぁい! あけおめ〜♪」


ティナ「あけおめ!」


カレン「おめでとうございます! ガーちゃん!」


リオナ「おめでとうございますわ。ガーちゃん様、今年もよろしくお願いしますわ。」


(レジの横には鏡餅。

……のはずが、餅の上に乗っているのはみかんではなくピンクのオーナメントボール。

さらに、飾り付けの扇は金ではなく――ふわふわのファーがついた紫の扇子。

ラメが散りばめられ、神聖さよりもパーティー感が圧倒的だった。)


ティナ「さすがガーちゃん……鏡餅までギャル仕様……」


カレン「年神様がバイブス上がってそう。」


リオナ「この鏡餅、輝いてますわ! 少し目が痛いですの!」


ガーちゃん「おめでたいものには光を灯すの♡ 神様も人間も輝きが大事よ〜♡」



---


ティナ「ところでさ、サラ来てない?」


ガーちゃん「奥〜!カラー待ちで雑誌読んでるわよ♡」


(奥の席では、サラがラップを巻かれながら雑誌をめくっていた)


サラ「Yo〜☆ティナっち達、どうしたのん?アタシ今、ピンク髪リタッチ中〜!」


ティナ「サラ、今度みんなでスノボー行かない?リリサも行くよ!」


サラ「スノボ!?行くしかなくね!?雪ギャルデビューだわ!!」


カレン「さすがサラさん、即答!」


リオナ「雪山でもそのテンションを保てるのですのね……尊敬しますわ。」


(ガーちゃん、鏡越しにニヤリと笑う)


ガーちゃん「スノボとか行くなら〜♡みんなでリンクコーデしなきゃじゃん!

“雪山映え♡ギャルホワイトコーデ”ってやつよぉ〜!!」


ティナ「え、そんな決まりあるの!?」


カレン「絶対ガーちゃんも来る気だよねこれ!」


ガーちゃん「もちろん♡アタシがいないと雪の輝きが足りないでしょ〜?」


(ティナたち、顔を見合わせて苦笑)


ティナ「……まぁ、賑やかな方が楽しいか。」


リオナ「雪と共に散る覚悟、できておりますわ……」


カレン「フラグ立てないでリオナ!!」


(そんなやり取りの中、サロンの鏡には――

楽しげに笑うティナたちと、ピンク髪のサラ、

そして“雪山バイブス”に燃えるガーちゃんの姿が映っていた。)


次回【みんなで雪山!ウェアお披露目回!】

【評価のお願い】

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