お正月と雪山とオネエの鏡餅
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
(年が明けて数日。
湖畔の街にも少しずつ日常が戻りつつあった。
雪はまだ深く、空気は透き通って冷たい。
フローレンス家の屋根には雪が積もり、
煙突から立ちのぼる白い煙が青空に溶けていく。)
ティナはいつも通りソファで丸くなりながら、
朝の新聞を広げるリリサの横でほのぼのとしていた――
リリサ「あら、隣町に新しいスキー場がオープンですって。」
ティナ(ぱぁっと顔を輝かせて)
「スキー場!? 行きたい!!」
リリサ「行ったことあるの?」
ティナ「うん!前の世界では毎年スノボーに行ってたんだ!」
リリサ「ふふ、それなら腕前を見せてもらおうかしら。」
ティナ「やったー!!」
ティナ(ウキウキしながら)
「どうせ行くんならさ、みんな誘おうよ!」
リリサ「そうね。カレンちゃんとリオナちゃん、あとサラも誘えば来るでしょ。」
ティナ「今日カレン達と会う約束してるから、その時誘ってみる!」
---
(湖畔の街、中央広場。)
(街にはまだ新年の余韻が漂っていた。
雪化粧の屋根の下、通りには赤や金の飾りが残り、屋台からは甘い香りが流れてくる。
穏やかな鐘の音が遠くで響く中、ティナは白い息を吐きながら手を振った。)
ティナ「おーい、カレン、リオナー!」
リオナ(礼儀正しくお辞儀しながら)
「あけましておめでとうございますわ。ティナ様。」
カレン「おめでとう!今年もよろしくね!」
ティナ「こちらこそよろしく!」
カレン「今日も寒いねー!」
リオナ「空気が澄んでいますわ。吐く息まで、光って見えますの。」
ティナ「ねぇ二人とも、今度みんなでスノボー行かない?」
カレン「スノボー? やったことないけど興味ある!」
リオナ「スノボーとはスノーボードのことですわね?
わたくしも優雅に雪の上を滑ってみたいですわ!」
ティナ「じゃぁ決まりだね! あとはサラを誘いたいんだけど……」
カレン「サラさんならガーちゃんの美容室にいるんじゃない?
打ち上げの時に今度行くって言ってたよ!」
リオナ「ここからでしたら、ガーちゃん様の美容室はすぐそこですわね。行ってみましょう。」
---
(ピンクと黒の外装が目を引く美容室“サロンズ・ガルブ”。
ガラス越しには派手な看板が映り込み、鏡面のような扉がきらきらと輝いている。
ティナがドアを押し開けると、ギラギラの照明とポップな音楽が一斉にあふれ出した。)
ガーちゃん「あらぁ♡ 天使ちゃんズじゃなぁい! あけおめ〜♪」
ティナ「あけおめ!」
カレン「おめでとうございます! ガーちゃん!」
リオナ「おめでとうございますわ。ガーちゃん様、今年もよろしくお願いしますわ。」
(レジの横には鏡餅。
……のはずが、餅の上に乗っているのはみかんではなくピンクのオーナメントボール。
さらに、飾り付けの扇は金ではなく――ふわふわのファーがついた紫の扇子。
ラメが散りばめられ、神聖さよりもパーティー感が圧倒的だった。)
ティナ「さすがガーちゃん……鏡餅までギャル仕様……」
カレン「年神様がバイブス上がってそう。」
リオナ「この鏡餅、輝いてますわ! 少し目が痛いですの!」
ガーちゃん「おめでたいものには光を灯すの♡ 神様も人間も輝きが大事よ〜♡」
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ティナ「ところでさ、サラ来てない?」
ガーちゃん「奥〜!カラー待ちで雑誌読んでるわよ♡」
(奥の席では、サラがラップを巻かれながら雑誌をめくっていた)
サラ「Yo〜☆ティナっち達、どうしたのん?アタシ今、ピンク髪リタッチ中〜!」
ティナ「サラ、今度みんなでスノボー行かない?リリサも行くよ!」
サラ「スノボ!?行くしかなくね!?雪ギャルデビューだわ!!」
カレン「さすがサラさん、即答!」
リオナ「雪山でもそのテンションを保てるのですのね……尊敬しますわ。」
(ガーちゃん、鏡越しにニヤリと笑う)
ガーちゃん「スノボとか行くなら〜♡みんなでリンクコーデしなきゃじゃん!
“雪山映え♡ギャルホワイトコーデ”ってやつよぉ〜!!」
ティナ「え、そんな決まりあるの!?」
カレン「絶対ガーちゃんも来る気だよねこれ!」
ガーちゃん「もちろん♡アタシがいないと雪の輝きが足りないでしょ〜?」
(ティナたち、顔を見合わせて苦笑)
ティナ「……まぁ、賑やかな方が楽しいか。」
リオナ「雪と共に散る覚悟、できておりますわ……」
カレン「フラグ立てないでリオナ!!」
(そんなやり取りの中、サロンの鏡には――
楽しげに笑うティナたちと、ピンク髪のサラ、
そして“雪山バイブス”に燃えるガーちゃんの姿が映っていた。)
次回【みんなで雪山!ウェアお披露目回!】
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