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えるてん!転生したら女子中学生エルフになってて、毎日ツッコミ追いつかないんだけど!?  作者: ひなゆづ
冬休み突入編

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年越し打ち上げ&忘年会開催

『えるてん! 』は

毎朝6時に更新中!☀️


通勤・通学、朝ごはんのお供に

ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪

今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨



(12月31日、湖畔の夜。公会堂を包んでいた笑いと拍手の余韻が、まだ冬の空気に残っている。)


(舞台裏。ティナたち出演者がそれぞれ荷物をまとめながら、ほっとした笑みを浮かべていた。)



---


ティナ「……ふぅ〜!緊張したけど、めっちゃ楽しかったぁ!」


カレン「だねー!ステージ上でリオナがあんなノリノリになるとは思わなかった!」


リオナ「ふふ……“笑いも気品のうち”ですわ♪」


グレイ「お嬢様、ツッコミのキレ味も完璧でございました。」


リオナ「褒めても紅茶は出ませんわよ?」


グレイ「……承知しております。」


(リリサも肩の力を抜きながら、ティナの方を見る。)


リリサ「あなた、ずいぶん堂々としてたわね。少し成長したんじゃない?」


ティナ「えへへ、まぁね。……途中、セリフ飛んだときカレンがフォローしてくれたから助かったけど。」


カレン「チームプレーってやつだね!」


(ステージ袖では、ガーちゃんとローズママがキラキラの衣装のまま談笑している。)


ガーちゃん「いやぁ〜今年もラメ撒きすぎたかしらぁ♡」


ローズママ「“かしらぁ”じゃないわよ! 清掃班が年越せないって言ってたわ♡」


ガーちゃん「それも“年越しの輝き”ってやつよぉ♡」


(その様子を見て、ティナたちは笑いをこらえきれず吹き出す。)


ティナ「ほんとに……最後のステージ、全部持ってったなあの二人……」


カレン「観客より清掃班が一番悲鳴あげてたしね!」


リオナ「床が光ってましたわね……物理的に。」


グレイ「清掃班の皆様に慰労金を……」

リリサ「予算外よ。」


グレイ「……承知いたしました。」


(そこへサラが両手を広げて登場。)


サラ「いや〜みんな最高だったねぇ☆! このまま“打ち上げ”しよーよ!」


ティナ「賛成!」


カレン「おっけー!お腹ペコペコ!」


リオナ「わたくしもぜひご一緒したいですわ♪」


グレイ「お嬢様の護衛として同行いたします。」


リリサ「たまには悪くないわね。」


ローズママ(艶っぽく微笑みながら)

「じゃぁみんな、アタシの店に行くわよ〜♡」


(ガーちゃんが手を振りながら)


ガーちゃん「夜はまだこれからよぉ〜☆!」


(笑い声とともに、冬の夜の街へと歩き出す一行。

その背中には、公会堂の灯りと、ラメの残り香が静かにきらめいていた――。)



---


(BAR☆バイブス店内。いつもは煌びやかなネオンと笑い声に包まれているが、

今日は「関係者打ち上げ・貸切」の札がかかっており、

静かなジャズが流れるだけの穏やかな夜だった。)


(カウンター席に並ぶティナたち。テーブルにはランプの光がやわらかく反射している。)


サラ「アタシはビール!」


ガーちゃん「アタシも〜!今日ばっかりは泡が飲みたぁ〜い♡」


リリサ「じゃぁ私もビールにしようかしら。」


ティナ「えっ!?!?リリサ、水と紅茶以外飲めるの!?!?」


リリサ(小さく笑って)

「失礼ね。こういう時くらいはいいでしょ。」


リオナ「まぁ……リリサ様がお酒を。これは貴重な瞬間ですわね。」


ティナ「なんか、すぐ酔って説教始まりそう……」


サラ「リリサ酔うとめっちゃおもろいから☆」


ティナ「何その前フリ!?怖いんだけど!?」


リオナ「グレイはどうしますの?お酒を飲んでもよろしくてよ?」


グレイ(きっぱりと)

「……いえ、お嬢様の警護が任務ですので。」


サラ「えー、真面目〜!今日くらい緩めなよー!」


グレイ「任務は任務です。」


ガーちゃん「ま、硬くてもラメとツヤでテンアゲよ〜♡」


(グレイ、少し困ったように眉をひそめる)



---


ローズママ「じゃぁビールが3つ、ノンアル4つね♡

ちょっと待ってて〜! 今夜はアタシが全部サービスしちゃう♡」


(カウンターの奥でローズママが軽やかにシェイカーを振り、

ピンクとブルーの光がグラスに反射する。)


(その様子を見ながら、ティナたちはしみじみと微笑んだ。)


ティナ「……なんか、今年いろいろあったね。」


カレン「ほんとだよ。笑って、転んで、ラメ浴びて。」


リオナ「でも最後はこうして皆で笑って過ごせるなんて、幸せですわね。」


---


(ローズママが華やかにシェイカーを回し、氷の音が心地よく響く。やがてトレイを片手に戻ってくる。)


ローズママ「はーいお待たせ〜♡」


(彼女の手には、黄金に輝くビールジョッキと、色とりどりのノンアルカクテル。

赤、青、橙のグラスがランプの光を受けてきらめいていた。)


ローズママ「じゃぁ──かんぱ〜い!♡」


一同「かんぱ〜い!!」


(グラスが軽やかに触れ合い、泡がぱちぱちと弾ける。

その瞬間、BAR☆バイブスの空気が一気に温かくなる。)



---


ティナ「……今年は、なんかあっという間だったね。」


カレン「ねー。夏は海に行ってさ、サラさんがリリサさんの顔に水鉄砲打った時は

どうなるかと思ったよ!」


ティナ「あの時リリサに吹っ飛ばされてさ、死ぬかと思ったよ!」


リオナ「その後の闘技大会も、盛り上がりましたわね♪」

カレン「まさかティナに負けるとは思わなかったよ。」


ティナ「“口撃魔法”ってやつだね!」


リオナ「そして文化祭の“獣人カフェ”。……あのときのティナ様の猫耳メイド姿、忘れられませんわ♡」


ティナ「それ忘れてくれないかな!?」


(思い出話に笑いが弾ける。

温かい照明の下、グラスの中の氷がやわらかく溶けていく。)



---


ティナ「……こうしてみると、ほんといろんなことがあったね。」


カレン「うん。全部楽しかったなぁ。」


リオナ「来年も、きっと素敵な一年になりますわね♪」


(和やかな笑顔が並ぶ中──)


ティナ「……ん?」


(ふと、隣を見るとリリサの表情が少し赤い。

手にはビールジョッキ、目はとろんとしている。)


カレン「……ねぇティナ、リリサさん……なんか、様子おかしくない?」


ティナ「……うん。これは……もしや……」


(リオナもカクテルのストローをくわえたまま、ぽつりと呟く。)


リオナ「……“アルコール・リリサ”様、降臨の予感ですわね……」


(グラスの氷がカランと鳴り、ローズママの流す音楽が静かに溶ける。)


笑い声と灯りに包まれたBAR☆バイブス。

今年の思い出を語り合う声が、冬の夜に穏やかに響く。


だがその片隅で――

リリサのジョッキだけが、危うく揺れていた。


――年越しの夜は、まだ終わらない。


次回【年末BAR☆バイブス大騒動!笑い上戸→怒り上戸→反転ポーション】

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