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えるてん!転生したら女子中学生エルフになってて、毎日ツッコミ追いつかないんだけど!?  作者: ひなゆづ
冬休み突入編

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【年末特別回】湖畔お笑いフェスティバル「後編」

✨『えるてん!年末特別編』後編✨

リオナお嬢様とグレイの“優雅なる貴族のあそび”、そして――

最後を飾るのは、ラメとバイブスの暴風“バイブス☆MAX!!”


笑いと混沌、そしてツヤの結末を見届けよ……☆


(司会者の声が響く)


司会者「お待たせしました〜!後半戦トップバッターは……!

その名も“優雅なる貴族のあそび”!

拍手でお迎えください!」


(観客:拍手と「お嬢様〜!」の声)



---


優雅なる貴族のあそび


(ライトアップ。舞台に登場するのは白銀の髪を揺らすリオナと、完璧な姿勢のグレイ。)


リオナ「ごきげんよう、皆さま。わたくし、ヴァレンシュタイン家のリオナと申しますの。」


グレイ「ワタクシ、お嬢様の執事を務めております、グレイ・グレイシアでございます。」


リオナ「本日は“優雅なる貴族のあそび”をご披露いたしますわ♪」


グレイ「……と言っておりますが、内容は漫才でございます。」


リオナ「言わないで!? 夢を壊さないでくださいまし!!」


(観客くすくす)



---


リオナ「グレイ、庶民の“漫才”というものは初めてでして?」


グレイ「ええ。お嬢様から“舞台で笑いを取ってまいりましょう!”と命じられた時は、戦地に赴く覚悟でございました。」


リオナ「戦地じゃございませんの!」


グレイ「……では、漫才とは“言葉で斬り合う決闘”でございますか?」


リオナ「それもちょっと違いますの!!」


グレイ「では……“ボケ”とは剣技の流派、“ツッコミ”は防御技の類いでしょうか。」


リオナ「グレイ、あなた説明でどんどん物騒になりますわよ!」


(観客:笑)



---


グレイ「ではお嬢様、練習しておきましょう。ボケ、お願いします。」


リオナ「では参りますわ!──“わたくし、今朝はパンが燃えましたの!”」


グレイ「それは火事です。」


リオナ「違いますの!? トーストですわトースト!」


グレイ「なら“焼けました”とおっしゃいませ……。」


リオナ「グレイ、あなたの冷静な訂正が一番笑いを消しますわよ!」


(観客笑)



---


リオナ「でもねグレイ、わたくし最近“庶民的なこと”に憧れておりますの。」


グレイ「ほう……たとえば?」


リオナ「放課後に“街の屋台”で“焼き串”というものを買ってみたいですわ!」


グレイ「……では、屋敷の庭に屋台を設置しておきましょう。」


リオナ「違いますの!? そういうことじゃありませんの!」


グレイ「では、吟遊詩人を雇って“焼き串の歌”でも歌わせましょうか。」


リオナ「貴族アレンジがすぎますわぁぁぁ!!」


グレイ「では庭に自販機でも設置しておきましょうか?」


リオナ「──PaiPai対応ではありませんわよね?」


(観客:ドッカーン)



---


リオナ「グレイ、あなたは庶民のあそびをご存じですの?」


グレイ「ええ、“だるまさんがころんだ”というものを聞いたことが。」


リオナ「まぁ、あれは面白いですわよね〜♪ でも、貴族流にするなら──」


グレイ「“陛下が動かれた”」


リオナ「怖すぎますわ!!! 命懸けの遊びですの!?!?」


(観客爆笑)



---


グレイ「お嬢様、そろそろ締めのお言葉を。」


リオナ「ええ。それでは皆さま、来年も笑顔で過ごせますように──」


グレイ「“笑いとは、最高級のティータイムでございます。”」


リオナ「うまいこと言いましたわね!」


グレイ「ワタクシ、執事ですので。」


リオナ「便利な自己完結やめなさい!」


(観客大笑い&拍手)


リオナ&グレイ「以上、“優雅なる貴族のあそび”でしたわ〜!」


(お辞儀。観客から「ブラボー!」の声)



---


司会者「いや〜〜優雅でしたねぇ!

笑いも気品も、そして紅茶の香りまで漂ってくるようでした!」


(観客:パチパチ)


司会者「さぁ!いよいよラスト!

バイブス最高潮のこのお二人──“バイブス☆MAX!!”の登場です!!」


(場内がざわつく)



---


バイブス☆MAX!!


(ピンクと紫の照明。スモークから登場!)


ガーちゃん「ギラギラギラ〜ッ☆みんなァ〜!準備はいい〜!?♡」


ローズママ「バイブス足りてる〜!?笑顔にハイライト入ってる〜!?♡」


観客「いぇぇぇぇ〜!!」


ガーちゃん「静かなのよぉ〜!?声出して!!ラメ飛ばすわよぉ♡♡♡!!」


(パァァァン!!客席にラメが舞う)



---


ローズママ「ちょっとガーちゃん、ラメ撒きすぎ!♡掃除誰がするのよ〜!!」


ガーちゃん「掃除なんて“明日のアタシ”がやるのよぉ♡」


ローズママ「出た♡“未来に丸投げ美容法”!!」


ガーちゃん「ツヤも片付けも、期限ギリギリで輝くのよぉ♡」


(観客:ドカーン)



---


ガーちゃん「はいそこのあなたぁ♡!バイブス感じてるぅ!?♡」


観客 おじさん「か、感じてるぅ〜!!」


ローズママ「おじさん無理しないで♡」


ガーちゃん「いいのよぉ♡ラメは年齢を選ばないの♡♡」


(パァン!再びラメ爆発)


観客「目に入ったぁぁ!!」


ガーちゃん「それは“美の祝福”よぉ♡目からもツヤ補給ぅ♡♡」


ローズママ「いや〜ん♡もはや危険物〜♡♡」



---


ガーちゃん「ねぇローズママ〜、年末ってさぁ〜、恋とか運命とか感じちゃうのよねぇ♡」


ローズママ「あなたは毎晩感じてるでしょ。」


ガーちゃん「それは夜風のせいよぉ♡」


ローズママ「違う違う♡酒のせいよ〜!!」


(観客:爆笑)


ガーちゃん「でもねぇ、愛もラメもねぇ、“振りまいた分だけ返ってくる”の♡」


ローズママ「あなた、それ社会的信用も同じ理屈で失ってるわ〜。」


ガーちゃん「信用?そんなマットなもん、今夜は必要な〜い♡」


(観客:ヒューヒュー!)



---


(客席降り)


ガーちゃん「さぁぁみんな立ってぇ!!今夜だけは全員美の戦士よぉ♡」


ローズママ「……始まったわね♡」


ガーちゃん「バイブス☆チャージ!!3、2、1ッ──ビューティ☆ボンバーッ♡♡!!」


(観客に向けてラメ爆弾&香水シャワー!)


観客「うおぉぉぉぉ!!いい匂いぃぃ!!」


ローズママ「まさかの嗅覚アタック〜!♡」



---


ガーちゃん「はい、香りも整ったところで〜♡最後はキメるわよぉ♪」


ローズママ「……キメるって、また何か出す気ね?♡」


ガーちゃん「もちろん♡“新年限定☆ラメ入り美容液”発表ぉ〜!!」


ローズママ「勝手に商品展開しちゃダメ!♡」


ガーちゃん「ボトルごと飛ばすわよぉ♡ 受け取れ〜〜!!」


(パァン!!客席に飛ぶ美容液ボトル・観客総立ち)



---


ローズママ「……もうね、笑いも光も収拾つかない♡」


ガーちゃん「それが年末♡混沌こそツヤ♡愛とラメで新年突入よぉ♡♡」


ふたり「バイブス☆MAX!!でしたぁ〜〜♡♡♡」


(爆音・拍手・ラメ嵐)



---


司会者(咳き込みながら)

「えー……会場が……まるで銀河のようです……!!!」


観客「ありがとーガーちゃーん!!」「もっとラメちょうだいー!!」


(幕が下りる頃には床一面が輝いている)



---


(観客の拍手と笑い声がまだ響いている。)


司会者「それでは皆さま!今年も“笑って年を越そう☆”にご参加いただき、ありがとうございました〜!!」

観客「イェーーイ!!」「ラメまみれ最高ー!!」




こうして“湖畔お笑いフェスティバル”は、笑いとラメに包まれて幕を閉じた。

その夜──公会堂の清掃班は静かに誓ったという。


「来年は、バイブス☆MAX!!の出演を禁止にしよう」と。


――清掃班がラメを清掃するのに、三日かかったという。


次回【本編はまだまだ冬休み前半です♪】

ティナ「笑って年越す予定が、ラメで年越すことになるとは……」

カレン「来年は“掃除ボランティア枠”で出場しよっか。」

リオナ「それもまた優雅なあそびですわね♪」

ガーちゃん「ラメは永遠♡ツヤも永遠♡」

リリサ「……そして掃除も永遠ね。」



今年も“えるてん!”を読んでくださってありがとうございました!

来年も笑顔とまほうをお届けします✨

(本編ではまだまだ冬休み前半です♪)

ブクマ・評価・感想で応援してもらえると励みになります☀️

それでは――

良いツヤを。


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