少女たちのくしゃみ事情
『えるてん! エルフ転生少女の、まほうと休日』は
毎朝6時に更新中!☀️
通勤・通学、朝ごはんのお供に
ティナたちのほのぼのな一日をどうぞ♪
今日も“えるてん!”で、ちょっと笑顔になれますように✨
〜魔法の国の冬の風物詩〜
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(冬。街には冷たい風が流れ、吐く息が白くほどけていく。
けれどこの世界では――冬の訪れと共に、もうひとつの“現象”がやってくる。)
それは――
くしゃみと共に魔法が暴発する季節。
属性によって暴発の仕方もさまざま。
今年も街のあちこちで、小さな騒動が巻き起こっていた。
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火属性編 ― サラ家 ―
サラ「今日は刺身〜♪ 新鮮なの仕入れたんだよね〜……って、ヤバっ!
鼻がムズムズしてきた〜っ!」
ヘクチッ! ヘクチッ! ヘクチッ!!
(くしゃみのたびに、小さな火柱がパチパチッ!)
サラ「ちょっ、やばっ! お刺身がっ……あぶっ、あぶりに!?!?」
(皿の上で、絶妙な焼き目が広がっていく。)
サラ「……いや〜ん♡ 炙りになっちゃった〜♪
でもこれはこれでアリ! バイブス上がる〜ッ!」
(結果:奇跡の炙り刺身、誕生。)
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土属性編 ― ホワイトロック家 ―
(カレンの部屋。机の上には宿題の山。)
カレン「うわぁ……まだ終わらな……ハックション!!」
(ズドンッ! 床がビキビキと震える。)
カレン「アァァァッ!! 腹筋つったーーー!!
あれ!? ペン折れた!? 机もひび入ってる!?!?」
(暴発=筋力強化+物理ダメージ。)
カレン「土属性、地味に命懸けぇぇぇ!!」
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風属性編① ― フローレンス家 ―
リリサ「……くしゅんっ!」
(リリサを中心に強風が吹き荒れる)
ティナ「わぁぁぁ!? 家の中なのに強風オールバック!?」
(部屋のカーテン、書類が宙を舞う。)
ティナ「おいリリサ!! 次くしゃみ出る時は外に行ってぇぇ!!」
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風属性編② ― 学校 教室 ―
リオナ「……失礼しますわ……ブァックション!!ですわぁーーーー!!」
(バァァァァンッ!! 突風が教室を駆け抜け、ノート・ペン・掲示物・教師のカツラまでも宙を舞う。)
先生「だっ、誰か! 黒板消しが屋上まで飛んでったぞぉぉ!!」
ティナ「リオナ、威力上がってない!?」
カレン「成長期かな……(物理的に)」
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風属性編③ ― 下校中 ―
(夕暮れの通学路を歩く三人。)
ティナ「リオナってお嬢様なのに、くしゃみ豪快だよねー!」
リオナ(赤面)「どんなに高貴でも、生理現象には勝てませんわ!」
カレン「まぁまぁ! あたしなんて昨日くしゃみして腹筋つったし!
魔法の暴発はしょうがないって!」
ティナ「あ、やば……わたしもくしゃみ出そ……ヘクション!!」
ボフッ!
(スカートがふわりと舞い上がる。)
ティナ「わぁーーっ!?!?」
カレン(笑いをこらえながら)「……まぁ、くしゃみ出る時におなら出ちゃうこともあるしね!」
リオナ(真顔)「生理現象ですものね。」
ティナ(真っ赤)「違うからぁぁ!!」
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水属性編 ― BAR☆バイブス 店内 ―
(BGM:軽快なジャズ。ネオンの光の中、オネエたちがグラスを磨いている。)
ガーちゃん「あっやばっ♡ くしゃみ出るッ!
──ッハァーー!!」
ローズママ「……ッ!? みんな! 準備よ〜♡!」
ガーちゃん「ブゥォォォォッックションッッッ☆☆」
(突風と共にラメ・香水・美容液が店内に炸裂!
シャンデリアが反射し、空気そのものがキラキラと輝く。)
ローズママ「フゥーー!! 浴びて浴びてぇーーー!!」
オネエ①「キラキラ〜♡」
オネエ②「髪もお肌もツヤツヤ〜♡」
ガーちゃん「アタシのくしゃみ、世界を潤すの♡」
(結果:全員、キラキラツヤツヤ。)
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(夜の街。どこからか、くしゃみの音がこだまする。)
「ヘクチッ!」「ハックション!」「ブァックション!」
(誰かの悲鳴、誰かの笑い声。そしてどこかの店から「フゥーー!!」)
くしゃみひとつで火花が散り、風が吹き、笑いが生まれる。
そんな騒がしい夜も――この国の日常。
今日も街は、平和である。
次回【歴史は愚痴とともに】
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