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さよならって

作者: 雨宮雨霧

さよならだって

言えないままなのに

君はどこかへ行ってしまった

どこに居るの

今何してるの

君がいない世界は暗いよ


朝起きても

昼になっても

夕方になっても

夜になっても

君のことが頭から離れない

寂しい、辛いよ

世界って真っ暗だったんだね


さよならだって

言えなかったままで

君を想うことしかできなくて

どこに居るの

今何してるの

君がいないのは寂しいよ


朝起きない

昼もない世界

夕焼けすらない

夜しかないの

君の分まで生きれないよ

哀しい、辛いよ

世界って残酷すぎるんだって


さよならだって

言いたくなかったの

君はまだ生きてるはずだって

どこに居るの

今を生きてよ

君に逢えぬのは苦しいよ


朝日昇らず

昼にもならず

夕日も沈まない

夜しかなくて

君の姿隣にある気がして


さよなら言って

空を見上げながらさ

君の居るところに行くから

待っていてね

今行くからね

君に逢えること楽しみに

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