騎士団出発
今年もよろしくお願いします。
部屋で父さんから貰った魔物石を眺めて、さまざまなアクセサリーを作って出発まで時間を使った。
パリスさんが楽しそうに見てくれたので、楽しい時間を過ごす事ができた。騎士達と剣の模擬戦をしてみたら、アクセサリーを使わないと勝つ事が出来なかったが、魔法の威力なら騎士団でもトップクラスの威力があるみたいだ。
「これより帝国領ファービへ出発する。表向きは、ファルブルク伯爵より商品の購入を目的としているが、本命はクロスとユラトルとワガロン救出のために行くのだ!」
騎士団長のグロースさんが、整列している団員40名に向けて話している。
ユラトルとワガロンって誰だ?と思っていたら、一緒に捕まったクロスさんの部下だよと、隣にいるパリスさんが教えてくれた。
騎士団達も気合いが入っている。
「よし、出発だ。」
グロースさんの声と共に馬車に騎士団が乗り込み出発した。
馬車は、5台の荷馬車で買い付けの為に向かっていく。
以前も同じ様な状態で、帰り道で襲われたそうだ。
僕は不安だが、騎士団の強さは模擬戦で実感したので、大丈夫だろう。
荷馬車での旅は、2日かかるので、荷馬車の中でのんびりと過ごす。
道中特に危険も無く進んでいき、ファービの街へ到着した。
門でファルブルク伯爵からの買い物リストを見せ検問をぬける。
「ハリソンと変わらない広さだな。」
僕の住んでいる街程の広さで、ダンジョンは無いみたいだ。街は賑やかで街の人達も活気が見れる。
魔族の人もいそうもないな。
「よし!宿担当と買い物担当は、早急に取り組め!」
グロースさんが団員達に指示をしている。
「パリスさん、僕はどこに行けばいいのですか?」
「エルジュ殿は、私達と一緒に行動しましょう。買い物でもして街を偵察します。」
パリスさん達と共に、買い物するみたいだ。クロスさんがどこにいるのか分からないみたいだ。
多分屋敷の地下だと思うけど、何も言わないでおこう。
面白いと思ったら星の評価お願いします。
星5★★★★★ 続きが見たい!
星4★★★★ 暇ならまた見たい!
星3 ★★★気が向いたら見たい!
星2 ★★進んでは見ない!
星1 ★もう見ない!
話が貯まったら見たいあなた!
ブックマークお願いします。
次話も良かったらみてください。
ありがとうございます。