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おとぎ話クエスト  作者: 小雨しろ
1/1

不思議な冒険へ

おとぎ話のヒロインたちが大暴れしちゃう

そんなお話を書いていきたいです。

苦手だなと思ったら閲覧をやめることを

おすすめします。

不思議な冒険へはアリスが

冒険へ出るまでのお話が読めます。


目が覚めた。

ここは…。

そうだ、私戻ってきたんだ…。

あの不思議の国はなかなかに興味深かったなぁ…。

私はアリス。ついさっきまで不思議の国にいたんだけど、

今戻ってきたみたい。

「あ…」

私は鞄のなかを見た。

「これは…あの国のおかしやきのこ?」

ふと頭にちらついたチシャ猫が言っていたこと。

「「不思議なものがこの先に待っているかもしれない。」」

「「でもそれはこの国では普通のことなのさ」」

この世界でももしかしたら、私が見たことないだけで

不思議なことはたくさんあるのかも…?

そう思ったらいてもたってもいられなくなった。

でも私には家族がいる…だからまず許可をもらわなきゃ

いけない。

「ちょっと?アリス?聞いてるの?」

「…なに?お姉ちゃん」

「さっきからボーッとしてなに考えてるの?」

「お姉ちゃん、私旅に出るわ」

「ちょ、なに勝手にそんなこと…!それにお母さんやお父さんが

いいっていうかなんてわからないわよ!?」

「それでも行きたくなってしまったの…」

「じゃあおかあさんたちに聞けば?」

「うん、そうする」


「「ただいま」」

「おかえりなさい、手。洗ってね?」

「お母さん…」

「なに?アリス」

「私旅に出たいの」

「…ついに来たのね」

「…?」

「不思議なものに目がないアリスはいつかそういうと

思っていたわ、ちょっと待ってなさい。」

そういってお母さんは2階に上がっていった。

「ついにってどういうことなの?」

「あたしに聞かれても分かんないわよ…」

「お待たせ、お父さんをつれてきたわ」

「アリス、本当に旅に出たいのかい?」

「えぇ、出たいわ!いろんなところにいって

不思議なものをたくさん見つけたいの!」

「ふふ、貴方にそっくりに育ったわね」

「あぁ、そうだな。アリス、いってらっしゃい」

「え?いいの?」

「えぇ!?いいの!?」

「なんでお姉ちゃんが驚いているのよ…」

「だ、だって、そんなに簡単に許すだなんて思ってなくて…」

姉はとてもビックリした様子で少し焦っていたようにも見える。

「でも一人で行かせるのは不安だから、このウサギを連れていきなさい。」

「このウサギ…!」

私を不思議の国へ導いたウサギ!!

「このウサギがアリスを守ってくれるだろう。」

「…」

「アリス、ひとつだけ約束してくれ。」

「なに?」

「不思議なものを見つけたらお父さんにも見せてくれ」

「わかった」

「まぁ!貴方ったら」

「身支度できたらお父さんたちに教えてくれ」

「うん」


「くしと、服と…あとはこれ」

リュックにたくさんの持ち物を詰めていたそのとき。

「やぁ、久しぶりだね。アリス」

「!?」

「おや?ビックリさせてしまったかな?」

「い、いきなりしゃべらないでよ…」

「ごめんよ…でもアリスと冒険するうえで自己紹介は必要かなって」

「そう…いえば、名前聞いてなかったわね」

「うん、だから自己紹介するよ!僕はミッシェルって

言うんだ。みんなからはなかなか呼ばれないけど…。」

「へぇ、そうなの。よろしく」

「うん」

「ミッシェル…そこのペットボトルとってくれない?」

「僕は雑用係じゃないんだけどなぁ…」


「お父さん用意できた」

「そうかい、母さん!もういくみたいだぞ!」

「あら、もういくの?」

「うん」

「わかったわ、気をつけてね?」

「うん」

「アリス…ちゃんといつか戻ってきなさいよ!」

「うん、じゃあ行ってくるね」

「「「いってらっしゃい」」」

家族の温かな声に送られアリスの冒険は始まる



皆さんはじめまして、小雨しろです。

おとぎ話のヒロインを冒険させてみたら

楽しそうだなって思い書いてみました。

今回が初投稿となります。

暖かい目で見ていただけたら嬉しいです。

感想、意見等ありましたら教えていただけたら

いいなと思っています。

第二部からは新キャラが

出てきてさらに盛り上がる予定です。

参考にしているのはおとぎ話ですので

話が似ている部分もあります。

よろしければこれからもおとぎ話クエストを

見てくれたら嬉しいです

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