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(1) 後悔先に立たず

最近ちまたで流行りの異世界転生

死んだら行ったり、世界に転移したり

一体何個の異世界があるのだろうか、、、

そんなことを考えたことをないだろうか




だけど…



俺は思う…



「俺もいきてぇ」


季節は四月下旬

桜も見れなくなって随分経つ

大学受験に失敗して、現在浪人生

主人公は俺、、辰又(たつまた) (そう)

誕生日は9月10日、髪色はもちろん黒だ

友人からは 又 と呼ばれており

血液型はA型


現在はベットの上でラノベを読んでおり

勉強もせずにニートを満喫してる

ニートは基本家にいる時ジャージやもしくはパジャマなど動きやすい格好をする、ソースは俺


「はぁ」


さっきからこんなことばっか考えており

勉強が手につかない

これでも親には感謝してるほうであり

受験を失敗した俺に

「来年はいけるから、この1年は頑張れ」

といい、バイトもしなくていいとまで言われてしまった

こんな親の優しさととは裏腹に、ご覧のとおりにのんびりとさせて貰ってる


「そーいば、今日新刊の発売じゃね?」

とさっきから独り言をブツブツといい

異世界転生への憧れを抱いているのだ

別に家族も優しいし、友人と過ごす時間も悪くはないのだが、彼女が生まれてから1度もできてなく

テンプレの異世界の女の子、みんな可愛いに期待しちゃっている俺がいる


俺はラノベを置き、新刊を買いに行くことにした

パジャマからジャージにすらっと着替え、家を後にする

気温は丁度よく、昼下がりってとこかな、悪くない


顔も悪くない、ぼっちでもなかった、何故彼女が出来なかったのだろう、歩いている時にそんなことを考えていた


ここの本屋は万能だ、一般ものからエロ本まで幅が広い、目的にものを見つけ、レジに行く時にふと、目に入った…


大人の本だ…


本年18歳、、スマホで調べてばっかりでは俺の履歴が大変なことになる


周りに人はいない、、やるなら、いま!

「ごくり」唾をのみ、手に取った、もう引き返せない

俺はラノベと一緒にエロ本を…買った


店から出て辺を見渡した、知り合いのいないうちに帰らねば!!


だが、スタスタと歩き、俺は気づかなかった

赤信号だった、、自分は事故には合わない

いつもそう思っていたのに

エロ本を買ったやさきに、俺はトラックに跳ねられた


走馬灯、俺は感じとった、、エロ本がビニール袋が確かにでるのを…見えたと言っても良かった…

俺の意識は騒然と闇に消えた


異世界転生できたら、、、そう思いながら


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