表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の恋愛  作者: mayz
1/5

【入社式〜出会い〜】


この春に期待を膨らませ、俺は晴れて兼ねてからの夢だった美容師になった。


今日は入社式の日、堅苦しさに若干のめんどくささを感じつつ会場へ向かった。




やっぱり人は第一印象が肝心だよなぁ。

めんどくせーけどここは一丁爽やかに挨拶しておこう。


そう自分に言い聞かせ会場の扉を開けた。



「おはようございます。今日はよろしくお願い致します。」



「おう!おはよう。今年の新卒生は挨拶がいいねぇ。」



「はい。お忙しい中ありがとうございます。

すごく今日を楽しみにしてました。そのスーツ素敵ですね。どこで買ったんですか?」



「おっ!わかる?このスーツこないだオーダーメイドで作ったばっかりなんだよね。なかなか見る目あるねぇ、君。」



...と、よし!まあ、こんなもんかな。俺は自慢じゃ無いが口が上手くて世渡り上手とよく言われるんでね。

でも、気疲れするからヤなんだよねこうゆう格式ばったやつ。

早くおわんねぇーかなー。。



まあいいや、とりあえず暇つぶしに可愛い子でも居ないかなーっと。



辺りを見回しているとふと、1人の女の子と一瞬だけ、目が合った。

おそらく同じ新卒生である彼女は水色のワンピースに派手すぎないネックレス、セミロングの髪を器用にヘアアレンジしていた。



「へぇ。かっ、可愛いじゃん。」



実際、マジでどストライクだった。

典型的な一目惚れだ。



こんなにもいとも簡単に惚れた自分に少し悔しさを覚えつつも、もっと彼女の事を知りたい、そう思った。



そして入社式恒例の自己紹介、彼女は自分の名前を桜井梨奈と言った。



「梨奈っていうのか。」

彼氏いるのかなぁ、なんて考えているとそれまでかったるかった入社式もあっという間に終わってしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ