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閑山自撰詩篇

おもしろ回文歌――7首

作者: 竹井閑山
掲載日:2015/02/15

たづたづし駆(か)け落(お)ちの恋(こい)大義(たいぎ)なき居(い)たいこの地(ち)を穢(けが)しつ発(た)つた



今日(けふ)いかに歳月(さいげつ)措(お)きに掃除(さうぢ)せじ憂(う)さに気(き)をつけいざ二階(にかい)拭(ふ)け



痛(いた)みけむ瘡(かさ)削(そ)ぎすぎた魚(うお)の目(め)の負(お)うた傷(きず)昨(き)夜(ぞ)逆(さか)剝(む)けみたい



とつおいつ妻(め)が別(わか)れたき道理(どうり)あり疎(うと)き誰(たれ)かはがめつい夫(おっと)



追憶(ついおく)がとこしえの別(わか)れかもしも彼(かれ)が吾(わ)の得(え)しことかく追(お)いつ



ゆくりなくケシ畑(ばたけ)だし越(こ)すはずは少(すこ)しだけだは繁(しげ)くなり悔(く)ゆ



名(な)にし負(お)ふ血達磨(ちだるま)買(か)ふも鱚(きす)白(しろ)し好(す)きも深(ふか)まる太刀魚(たちうお)死(し)にな


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[一言] 長き田の 水辺の岸に 雅の火 闇錦野辺 隅の滝かな  なかきたの みすへのきしに みやひのひ やみにしきのへ すみのたきかな Tomio Petrosky 作 (日本名:山越富夫)
2019/01/04 03:20 petrosky@physics.utexas.edu
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