身体は子供、記憶はおっさん
サブタイトルは毎回超適当につけています
前世の意識が戻ってから3年、6歳になった
この世界は最初思ったほど剣に頼らない世界ではなく、モンスターが居ない訳でも無いらしい
ただ、この地域は特にモンスターのレベルが低く、盗賊などもいないので剣を振るっている姿が中々見られないらしい
しかし、自警団などでは当然いざと言う時の為の訓練をしているため、木剣等で打ち合いをしている
で、俺は何をしているかと言うと
「火球投擲!!」
何でか知らないが【フィアリアース】で使ってた魔法が使えたので使って見せていた
「ロックマンの所の倅は随分妙な術が使えるんだな」
ロックマンとは俺の家のファミリーネームだ
代々石材を切り出しては売りに行くと言う生活をしていたのでそう言う名前になったのだと言う
「多分他の人も練習すれば出来るかもしれないよ」
そう言うと、やり方を指南してみる
律儀に子供の戯言に付き合ってくれる・・・暢気なのか本気でやりたいのかは不明だ
まずは魔力の使い方を身につけなくてはいけないので初歩の初歩である【着火】の魔法のイメージを教える
次々と成功する人が現れ出したので、今度は【火球投擲】のイメージを教えた
流石に今度はきちんと昇華出来る人は余り現れなかったが、それでもこの世界の人間が魔法を使えることは解った
今度は【念話】を試してみる
《お~い、聞こえるか~?》
タメ語だとかそう言うことは気にしない、いきなりこんな所に送りつけたほうが悪いのだ
《はいは~い、漸く能力に気付きましたか?》
《まさか前の世界の力が使えるとは思わなかったしな》
相変わらず軽い奴だ
《で、この世界もあんたの管理下にある世界という事なのか?》
《ええ、あなたの前世の知識的に言うと、「牧歌的ファンタジー世界」を投影した世界です》
《じゃあ、ベースは俺の居た世界と言うことなのか?》
《ベースと言うわけじゃありませんよ、あなたの居た世界もそういった分岐の一つ、どこかのイメージが投影された世界かもしれませんし》
まあ、そう言う事なんだろうな
《でだ・・・何も言われて無いから魔法広めちまったけどよかったのか?》
《それは別にかまいません、この世界でも「秘匿技術」としていくつかの魔法が存在していますから》
その辺がファンタジーなんだな
《じゃ、俺はこのままこの人生を満喫すれば良いんだな?》
《ええ、思う侭やっちゃって良いですよ。ダメな時はこちらから干渉しますから》
《わかった》
これで後顧の憂いは無くなった
読み書きできないのはこの世界じゃ普通らしいし(ここくらい田舎だと識字率2%くらいになるようだ・・・ある意味酷い)
村から出る気が無ければ退屈ながらも満足に暮らして行けるだろう
「まあ、魔法があるとは言え秘匿技術だからばれると大変な事になるんですけどね~」
不吉な一言に答える相手は居ない
次話から本格的な転生生活となります
女の子も出しますが、恋愛とか濡れ場とか期待しないで下さい
ハーレムは・・・どうだろう?