スマートグラスってなんじゃらほい?
もう、2年も前から販売されてる商品だったのね……。
SFの短編を書くための装置、ネタを探していたら、今回ブチ当たったのが「スマートグラス」なる商品。ザッカーバーグが、現在係争中の裁判での一幕で知る。
判事が法廷内にいる全員に対し、「録画機能のあるメガネ」を外すように指示したという描写を目にする。
ん、そういえば、何年か前にソニーが録画機能のあるコンタクトレンズの特許申請を出していた気がするが、メガネならもっとハードルが低かったらしく、すでに一般販売もされているらしい。
カメラによる動画や写真の撮影程度の機能のものなら、チープなもので数千円から2万円弱でアマゾンでも買える模様。OS搭載のハイスペックなものになるとふたケタ万円台へと突入するが、これはなかなかにヤバくないか?
何がヤバイかというと、やはり「盗撮」の問題だ。
こんなものが登場すれば、街は盗撮され放題になる。
隠しカメラなどで盗撮する挙動不審者に対しては、気付けば注意も可能だが、ウェアラブル型の多目的機器が登場すると、不審に感じても注意が出来なくなる。
スマートグラスの場合、たとえ動画を撮影していようとも、OSを起動させ、別の作業をしていたと言い逃れも可能。コンタクトレンズ型の撮影機のように、盗撮は完全犯罪へと近づいていく。
これからの時代、盗撮に対するプロテクションとしては、個人で光学迷彩のようなジャミング装置でも持ち歩かねばならなくなるのだろうか。美女なんかは、特に。
<すでに一般販売されているスマートグラス>
「ARグラス」モニター・エンタメ特化型
機能:仮想ディスプレイなど。スマホと連携して100~200インチ相当の視界でゲームを楽しむことも可能。
代表機種:XREAL Air 2 Pro / One Pro, RayNeo Air 3s Pro, Viture Luma Pro
価格帯: 5万円 〜 12万円前後
―― これは何となく知ってた。
「AIグラス」AI・アシスタント特化型
機能:写真や動画撮影。マルチモーダルAIを使い、レンズ(カメラ)に映るものの解説。マイクによるリアルタイム翻訳やハンズフリー通話、音楽鑑賞などでも活躍。
代表機種:Ray-Ban Meta, Rokid AI Glasses, Even Realities G2
価格帯:3万円 〜 8万円前後
―― ザッカーバーグのは、これだね。Meta社だし。
ハイエンド・空間コンピューティング型
空間配置:視覚内の部屋の壁にブラウザを貼り付けたり、空中に複数のモニタを並べる。
ハンドトラッキング:コントローラーを使わず、指の動きだけで操作。
高度なナビゲーション:歩道に直接矢印を投影するような直感的な道案内。
代表機種:XREAL Air 2 Ultra, Apple Vision Pro
価格帯:10万円 〜 50万円以上
―― これ、試験会場で使えば、テストもカンニングし放題じゃね?
あれ?
すでにSFの世界に突入してんじゃん。現在って……。
そういや「液晶レンズ」で、近眼から老眼まで、全視力対応型(=自動ピント調整)のメガネなんかも出てたね、去年。




