神経症の妻
結婚6年目、1歳半の娘を持つ36歳の男です。
妻が家事・育児のことで抱え込みがちで、どう助けてあげれば良いのかわからない事が多く、困っています。
家事や育児でいつもがんばってくれているとは思うのですが、それが元で毎日ピリピリした顔つきになっていて、家で一緒に食事をしても全く会話ができない空気になってしまい、その事がかえって辛いのです。
幸い私が土日が休める仕事なので、毎週土曜日は妻をできるだけ休ませるようにしようと努力してまして、昼から3時間程度娘を連れ出したり、夕食は出前にしたり、食器洗い等もできる限り私がやって、妻の時間を作るようにしています。
それでも妻は日曜日になるとくたびれた顔で、朝から子供を公園につれていこうとするので、自分が連れて行こうと言ってもいいから休んでおけと言われてしまいます。
かといってそれを真に受けて一人で部屋でゲームなどをしたとしても、いい顔をしているとはとても思えないのです。
ママ友さん達との会話でも、「正直旦那邪魔だよね」という話になったというのを聞き、自分なりにがんばっているつもりなのですが大変ショックを受けました。
妻の負担を減らそうと私ががんばる事を妻はよしとしないのですが、私は妻にピリピリした顔ですごしてもらいたくないのです。子供の成長にも家族で会話できない空気が多くなることは良くないと思っています。
また、妻は強迫性障害と診断されていまして、完璧主義な所が色々と問題を産んでいるといわれており、心療内科やカウンセリングにも通っていますが、あまり効果が出ている状態ではありません。
娘は可愛いのに、ピリピリしている妻がいる家に毎日帰るのが正直辛いです。
自分の接し方に問題もあるのかもしれませんが、アドバイスいただけるとうれしいです。
① 「助ける」ではなく「一緒に悩む」に変える
奥さまのように**強迫傾向(完璧主義+不安)**がある方は、
「自分の手を離れること=崩壊するかもしれない」という恐怖を抱えています。
そのため、「手伝うよ」「休んでて」と言われると、
頭ではありがたく思っても、心の奥ではこう感じてしまうことがあります。
「私がちゃんとしないとダメだって思われてる」
「私がやってない間に失敗したら、余計に自分が責められる」
つまり、“助けられる”ことが不安なんです。
ここでは「手伝う」よりも「一緒に考えよう」という言葉の方が心に届きます。
例:
「これ、どうすれば一番やりやすいかな?」
「自分がこれやるとしたら、どこまで手伝った方が楽?」
「やり方教えてくれたら、その通りにやるよ」
主導権を“妻が持てるように”言葉を変えるだけで、
「支配される感じ」が薄れ、安心感が生まれます。
② 「休ませる」より「安心して任せられる時間」を作る
あなたが今されている「土曜に娘さんを連れ出す」「家事を代わる」は、
非常に良い行動です。
ただ、強迫性・完璧主義傾向の方は「自分の目が届かない時間」がかえってストレスになることがあります。
たとえば、「夫が子どもを見ている間に何かあったらどうしよう」とか、
「後で片付けが大変になるかも」という“予期不安”です。
ですから、**妻が安心して休めるための「予告」と「報告」**が効果的です。
例:
「今日は○時から○時まで、××公園に行ってくるね。おむつ・飲み物も持ったよ」
帰宅後に「楽しかったよ」「転ばなかったよ」「お昼は少し残したけど元気」などを伝える。
「自分の知らない間に起きたことが怖い」→「ちゃんと把握できている」に変わるだけで、
妻の脳の“警戒モード”が和らぎます。
③ 「ピリピリした空気」に対処する最初の一歩
家が静まり返ると、言葉をかけること自体が怖くなりますよね。
でも、無理に明るく話す必要はありません。
むしろ「空気を変えよう」とするほど、妻の緊張は高まります。
おすすめなのは、**“実況的な声かけ”と“確認系の会話”**です。
例:
「娘がこんな顔してたよ。見てみて」
「これでいいかな?(皿洗いなど)」
「今日は静かに過ごそうか」
これらは“評価を含まない会話”なので、
妻が「責められている」「比べられている」と感じにくい。
会話が切れず、温度が下がらない効果があります。
④ 「あなたが辛い」と正直に伝えていい
娘は可愛いのに、ピリピリしている妻がいる家に毎日帰るのが辛い。
この気持ちは、決して「逃げ」でも「弱さ」でもありません。
むしろ、家庭を守るために抱える痛みです。
このようなとき、
「自分の感情を隠して妻に合わせる」と、長期的にはあなたの心が摩耗してしまいます。
そのため、責めずに、共有する形で伝えることが大切です。
例文:
「最近、家の空気が張り詰めてて、自分もどうしたらいいか分からなくてしんどい。
でも、あなたを責めたいわけじゃなくて、どうすれば二人で少し楽になれるかなって思ってる」
「一緒に解決したい」という姿勢を添えることで、
“攻撃”ではなく“共闘”として受け取ってもらえます。
⑤ あなた自身のケアも必要です
奥さまのケアに集中しすぎると、
「自分のストレスを表に出せない夫」になってしまいがちです。
週1回でもいいので、**自分の心を整理できる時間(散歩・カフェ・カウンセリング)**を確保してください。
あなたが穏やかであること自体が、家庭の安定の基盤になります。




