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119話 武辺者の女家臣、家族がわざわざやってきた =後日談=

 入院一日目。


 私――オーリキュラは、ポルフィリ領の山賊掃討戦で大怪我を負い軍人病院に入院することとなった。左肩から胸元にかけての傷はレニエ様の適切な応急措置のおかげで膿んだり病んだりすることはなかったが、縫合されたため今も痛みうずく。魔砲もスタフ棒も構えられず、私は軍人病院の寝台の上でただ焦りと不安を笑ってごまかす日々を送ることとなった。


 あの戦いで部下にも怪我人を多数出してしまった。死者こそ出なかったものの、全治一ヶ月以上の重傷者が複数、軽傷者が殆どの大損害だ。顔に傷をつけられなかったことと女の尊厳が奪われなかったことだけが唯一の救いといえる。あの場で私がもっと冷静に指揮していればと何度悔やんだかわからない。隊長としては控えめに言っても失態だった。そんなことを、白い天井を眺めながらぼんやりと考えていた。



 入院二日目の朝。


 部屋の扉が元気な音を立てて開き、あのメリーナ隊長が見舞いに現れた。相変わらずの笑顔で軽やかに部屋に入ってくる。黒のスポブラ姿に長下衣に編み上げブーツ、相変わらずラフな格好だった。


「大丈夫かー? 差し入れだよー」


 そう言ってお菓子や雑誌――なぜかえっちな本まで――一緒にベッド脇に置いていった。怒る気にもなれず私は苦笑いを浮かべる。


 隊長ことメリーナさん。私が新兵だった頃、工兵・斥候だけでなく女兵全体の責任者だった小柄な女兵団長だ。ただ、統一戦争時は『小隊長』って役職だったから、未だその名残で呼ぶ人も居る。笑顔で優しい口調の裏に、死ぬほど厳しい訓練を課しては『君の実力はまだ出せるはずだよ♡』といって笑顔でシゴきまくる人だった。だから同期の間では『笑顔の小鬼』なんて呼ばれていた。けれど人をよく見ている人で、能力や性格をちゃんと見抜き、限界を超えさせないギリギリを課すのだ。そして新兵たちをとことん伸ばしては配属先を決めていた。つまり適材適所に導く術に長けていた人だ。


 私は測量学校出身だったけど第一志望は槍兵隊だった。先頭に立って戦いたかった。だが、メリーナさんは笑って言ってくれた。


「嫁入り前の女の子にそんな危ないお仕事、お願いできないよー」


 あれは優しさ半分、現実を見据えた判断半分だったのだろう。

 幼少期より剣術を習い、どれだけ強くても、膂力で男に勝てるわけがない。男と女が得物で殴り合って女が勝つなんてただの幻想だ。結局工兵隊配属となり、測量や地図作成、拠点造営の技術を伸ばす事となった。いつかは統一戦争時の『女傑・ユリカ様』のよう槍働きで活躍できるよう未だに鍛錬してる。──ちなみにユリカ様とはヴァルトア様の奥方様で、現在は女兵隊の頂点でもあるお方だ。


 私は工兵隊として数年、全力で駆け抜けた。そして今、隊長となって最初の大仕事で負傷し、こうやって病床に伏せている。自嘲の思いに沈みかけた私にメリーナさんはさらりと言った。


「まずはしっかり治そうね! それまでの間、ボクが工兵隊の“かわい子ちゃん”たちを鍛えておくからね」


 それを聞いて、私は少しだけ気が楽になった。


「よろしくお願いします」


 だけどそう答えた自分の声がひどく小さかったことだけ覚えている。――そう、悔しかったのだ。


 その夜。病棟の窓を開け放つと冷たい風が吹き込んできた。縫合された切創に夜風がひやりと当たり、私は眉をしかめた。あまり冷やすと痛むみたい。蝋燭の火が夜風に吹かれてかすかに揺れていた。


 魔砲を構える感覚だけでも取り戻そう。私は寝台から降り、片膝を付き、病室に持ち込んだ訓練用の魔砲を構えた。右手でグリップを握り、右肩と頬を銃身に添える。左手を伸ばして銃身を支えようとした、その瞬間――


「……ッ、くぅ……っ」


 激痛が走りって魔砲を落としそうになった。そして左肩を押さえて丸まった。声を殺し、震える右手で患部を押さえる。縫合した傷口は開いてないようだが、傷口はずくずくと痛む。


「……まだ早かったかな」


 笑うしかなかった。情けなくて悔しくて。


 入院三日目。


 昼間にネリスが同期のクイラを連れて現れた。ネリスは刺繍が入った香袋、クイラは果実の砂糖漬け瓶をお見舞いとしてくれた。この砂糖漬け、確か『麦と月』のサーシャさんの手作りだ。公休日の昼は麦と月の安定食を食べてるのだが、この砂糖漬けのおまけが嬉しくて通っているようなもんだ。


「はやく良くなってくださいね」と、ネリスたちはそう言って帰って行った。他にも後輩や部下たちが何人か来てくれたので嬉しかった。


 ――えっちな本置いてくの、流行ってるの? 取り敢えず読んでみた。……読み物が意外と面白かった。読み手が性的に興奮するよう工夫して書いてるのがすごいなと思った。しかしこんなの読んでるのが周りに知れたら恥ずかしすぎるので枕の下に仕舞っておくことにした。


 夜が来た。


 ふと、病室の窓から空を見上げた。あの日は闇夜だった、しかし今は三日月が南の空に浮かんでいる。月明かりで隣に建つ領主館をぼんやりと照らしていた。敷地の隅、灯りの届かない場所に人影があった。素振りをしているらしい。誰かと見ているとそのシルエットには見覚えがあった。


「……レニエ様?」


 思わず口にしたその名は静かな夜気に溶けて、かき消えた。


 *


 それから数日。


 朝食後はガーゼ交換と消毒。そして下半身が衰えないようスクワット、ランジ、カーフレイズで午前中を過ごす。昼食後は体幹トレーニング、スクワット、瞑想して過ごす。だけど暇すぎるから医官にランニングと素振りを希望したらすごく叱られた。


 そして夜になると私は自然と窓辺に立つようになった。静かな病棟の片隅で月を仰ぎながら風に吹かれていると心が落ち着くのだ。そして例の素振りの男――レニエ様が現れるかどうか、密かに気にしている自分に気づいて毎晩少しだけ顔が熱くなる。


 その夜もそうだった。


 領主館の裏庭の一角。月明かりに照らされながら長身の影が剣を振っている。一本一本の振りが丁寧で迷いのない軌道だった。しなやかな躯体から振り出される剣筋は、日ごろの鍛錬の賜物だろう。ただ、武官でなく文官の彼がなぜ剣の素振りなどしているのか。


 ……気づけば、声をかけていた。


「そこで素振りですか?」


 私の声に驚いたのかレニエ様は一瞬動きを止めてこちらを振り返った。月明かりに浮かぶ私の姿を見てすぐに柔らかな表情を浮かべる。


「ええ、この裏の寮に住んでるんですよ」


「ふぅん、意外です。文官が剣を振るなんて」


「僕も一応、有事の際は出陣しますからね。……今は書類仕事が中心ですが、身体を鈍らせるわけには、ね」


 そんなやりとりがあってから、奇妙な習慣が始まった。


 夜になると私は病室の窓から外を覗き、レニエ様が素振りに現れるのを待つ。そして彼もちらりとこちらを見ては小さく頭を下げ、短い会話を交わす。ほんの二、三言。それだけなのに、不思議と心が軽くなるのだった。


 ある晩、私は少しだけ踏み込んだ言葉を口にした。


「……怖くないんですか? 剣を持って戦闘に出るのって」


 レニエ様は少し考え込む仕草をしてから再び中段の構えを取る。


「怖いですよ。ですが雇われた御恩がありますので、それに奉公するだけです。あなたも……そうでしょ?」


 私は返す言葉に詰まり、ただ黙って頷いた。奉公、かぁ。


 それからも夜の逢瀬は続いた。


 窓を開けるとそこにレニエ様がいる。話すことがなくても目が合うだけで安心できる。そんな関係だった。だけどそれはあくまで“窓越し”だった。私の部屋に彼が来ることも、私が外に出ることもない。仮初めの距離感。それが心地良い反面、どこかもどかしさもあった。彼の事を知りたくても誰彼となく訊くのは憚れる。かといってわざわざ外出して会いに行くのもなんか変な話だ。


 ──だが、ある晩から、レニエ様は現れなくなった。


 その夜も、私は窓を開けて待っていた。だが誰も来なかった。


 次の夜も、さらにその次の夜も。


 風が冷たくなってきて、私は肩の包帯を押さえながら空を見上げる。


「風邪でもひいたのかな……それとも、何かあった……?」


 気づけば、毎晩の習慣のように窓辺に立ってしまっている自分がいた。けれどそこに剣を振る姿はない。ああ、夜の逢瀬は……もう終わったんだ。


 そう思いかけた、そのとき。ちょうど一週間ぶりの夜。


 私は何の期待もせずにカーテンを開けた。下弦の月が南の空に浮かぶ頃、再びあの長身の影を見つけたのだ。レニエ様がいつものように、まるで何事もなかったかのように月明かりの下で剣を振っていた。 


 胸の奥がきゅうっとなる。私は声を掛けず、ただ静かに窓辺に立ち続けた。


 いつも通りの間合い、いつも通りの構え。

 けれど何かが違っていた。それはきっと私の方だったのかもしれない。声をかけることもできずただ窓辺に立ったままその夜は終わった。


 翌晩。やはり彼は来た。


 素振りをしていた彼がちらりとこちらを見る。私はまた言葉を飲み込む……つもりだった。でも気づけば口が勝手に動いていた。


「もう、来ないのかと思いました」


 レニエ様の動きが止まる。少しだけ驚いたような間があって静かな声が返ってきた。


「……ごめんなさい。ちょっと、キュリクスを離れてたんです」


 そうだったんだ、とっさに何があったのかと聞き返そうとしたが口から出てきたのは、「……そっか」と、それだけだった。



 翌日の昼下がり。


 メリーナ隊長がまた病室にやってきた。今日は果物となぜかダンベルを抱えて。


「また懲りずに来たよー。あ、どう、これ!」


 メリーナ隊長、上衣のボタンを外して身体を見せつけた。


「6LDK!」


「……豪邸っすね!」


 見事に割れた腹筋だ、私は思わず吹き出した。けれどメリーナ隊長は唐突に続ける。


「レニエ君、出張だったんだって。シェーリング公国のヴィオシュラに行ってたらしいよ」


「……ヴィオシュラ?」


「外交書類の引き渡しみたいだね。ボクも行きたかったなぁ」


 メリーナ隊長は飄々と笑いながら果物をサイドボードに置かれた籠に移していく。私の胸の奥にじんわりと熱いものが広がった。……何も知らずに勝手に寂しがっていたんだ。



 その日の夜。


 またカーテンを開けた。今日は新月、夜風が冷たい。レニエ様がいた、剣を振る手が止まり彼はこちらを見上げる。


「……実はきちんと一言伝えてから行こうと思ったんです。でも……あなたに迷惑かなと思って」


「迷惑じゃないです」


 私の声は小さかった。でも、それでも彼にはちゃんと届いてたみたい。


 しばしの静寂。


 そして彼がわずかに微笑んだ。私もつられて笑った。ようやくわだかまりが解けた。──明晩もきっと、この場所で会えるのだろうか。


「……明日も来ますか?」


「もちろんですよ」


 *


 翌朝。


 担当の医官からやっと院外へ出て散歩の許可が出た。左肩はまだ三角巾で固定されているけれど、狭い病室とリハビリ室の往復だけでは気が滅入る。左肩を動かさない体幹訓練や階段の昇降くらいなら問題ないとのことだった。


「ただし無理は禁物ですよ。転倒したら治療のやり直しですからね」


 そう釘を刺されて素直に頷いた。外に出られる。それだけで少しだけ胸が弾んだ。



 その日の夜。私はひとり領主館の裏庭にまで来た。初めて窓辺を越えて、向こう側へ来たのだ。


 レニエ様はいつものように素振りをしていた。その動きは相変わらず美しく、静かで、凛としていた。彼はふとこちらに気づいて、ゆっくりと剣を下ろす。


「……こんばんは、レニエ様」


「こんばんは。……窓越しじゃないの初めてですね」


 私たちは数歩の距離を置いて向かい合う。少しだけ風が吹いた。


「その……体は、もういいんですか?」


「完治じゃないけど……散歩くらいは許可が出ました」


 私の声は震えていなかった。ふたりで並んで庭の柵にもたれかかりながら空を見上げた。上弦の月は西の丘に沈みかかっていた。風の音がやさしくて沈黙が心地よかった。


 ふと、私は訊ねてみた。


「……どうして剣を振ってるんですか?」


 レニエ様は少し間をおいて、ぽつりと答えた。


「きっとあなたを守りたいから……かな」


「……」


 並んだ影が、月明かりの中でわずかに重なっていた。──もう少しだけこの夜が長くてもいいのに、と思った。



 そして夜が明けるほんの少し前。


 空は薄く白み始め、鳥の声がぴちぴちと聞こえ始めていた。私は、まだレニエ様と並んで庭のベンチに腰かけていた。風は少し冷たかったけれど、レニエ様が肩にかけてくれた羽織がそれをやわらげてくれている。言葉はなかった。でもそれが心地よい時間だった。


「……そろそろ戻った方がいいですね」


 レニエ様が静かに言った。私は頷く。


「はい。でも、もう少しだけ」


 彼が笑う。あの少し照れたような、静かなほほ笑み。


「明日も来てくださいますか?」


「ええ、来ます。……あなたが来てくれるなら」


 私は少しだけ頬が赤くなったと思う。でも、それを隠すつもりもなかった。


 これまで窓越しに交わしてきた言葉。遠くから想い合っていた時間。 それが今、こうして隣にいる。私は左肩をそっと押さえる。まだまだ痛みが残っているけれど、それすらも今は遠く感じた。


「……私、もっと強くなりたいです」


「え?」


「今度は、私がレニエ様を守れるように……なりたいですから」


 レニエ様は驚いた顔をして、でもすぐに笑った。


「きっとなれますよ、オーリキュラさんなら」


 夜が明けていく。私たちはゆっくりと歩き出した。まだほんの少し、肩を支えてもらいながら。  次にこの場所に立つときは、──その時は、もう少し素直になれる気がした。



 夜が明けるほんの少し前。


 空は薄く白み始め、鳥の声がぴちぴちと聞こえ始めていた。私は、まだレニエ様と並んで庭のベンチに腰かけていた。風は少し冷たかったけれど、レニエ様が肩にかけてくれた羽織がそれをやわらげてくれている。言葉はなかった。でもそれが心地よい時間だった。


「……そろそろ戻った方がいいですね」


 レニエ様が静かに言った。私は頷く。


「はい。でも、もう少しだけ」


 彼が笑う。あの少し照れたような、静かなほほ笑み。


「明日も来てくださいますか?」


「ええ、来ます。……あなたが来てくれるなら」


 私は少しだけ頬が赤くなったと思う。でも、それを隠すつもりもなかった。


 これまで窓越しに交わしてきた言葉。遠くから想い合っていた時間。 それが今、こうして隣にいる。私は左肩をそっと押さえる。まだまだ痛みが残っているけれど、それすらも今は遠く感じた。


「……私、もっと強くなりたいです」


「え?」


「今度は、私がレニエ様を守れるように……なりたいですから」


 レニエ様は驚いた顔をして、でもすぐに笑った。


「きっとなれますよ、オーリキュラさんなら」


 夜が明けていく。私たちはゆっくりと歩き出した。まだほんの少し、肩を支えてもらいながら。  次にこの場所に立つときは、──その時は、もう少し素直になれる気がした。


 * * *


 そして数日後。


 退院予定日が決まった。

 そしてその日の午後、文官長トマファ様、クラーレ様、そしてメリーナ隊長が病室に揃って現れた。「そろそろシャバだねぇ」とメリーナ隊長がいつもの調子で笑う。


 文官長トマファ様はきっちり折られた紙を差し出し、「こちらがオーリキュラ隊長の復職プログラムです。無理のない範囲で徐々に再訓練を……」と説明を始める。その隣で文官クラーレ様は異様なまでなにこにこ顔だった。


「――で以上です。医官の想定より退院と復職が早いと驚いてました」


「あ、はい。皆さまご迷惑おかけしました」


 私は深々と頭を下げると、クラーレ様が口を開く。


「ねぇオーリキュラちゃん、退院しちゃうと“素振りデート”、しづらいよねぇ」


 私は無表情を貫いた。


「なんのことですか」


「ふ~ん。この前、夜明け前にふたりでベンチにいたの、あれ私の見間違いじゃないよね~?」


 私は心の中でレニエ様にだけ謝った。──すみません、これはもう止まりません。


 そこへ、燃料を投下する者がさらにひとり。


「そうそう、領主館の中ではねぇ、二人がいつチューをするかって賭けがあってさぁ」


 メリーナ隊長の爆弾に私は思わず振り返る。だが、もっとすごい爆弾が落ちてきた。


「ありがとうございます! 私の独り勝ちでしたー!」


 満面の笑みでクラーレが挙手する。


 そして、極めつけは文官長トマファ様だった。


「毎日毎晩、甘い会話が聞こえてましてね。三階の住み込みのメイド隊の子たちが『とっとと爆発しろバカップル!』と騒いでましてね」


 私は何も言えなくなった。


 そうだ、領主館の周りって何人も文武官やメイド隊の子たちが住んでるんだった! ただただ、私は赤茄子のような顔になるしかなかったのだった。

ブクマ、評価はモチベーション維持向上につながります。


現時点でも構いませんので、ページ下部の☆☆☆☆☆から評価して頂けると嬉しいです!


お好きな★を入れてください。




よろしくお願いします。



・作者註

『えっちな本』


おじま屋が若かりし頃、えっちな雑誌にはほぼ必ず『三峯徹』さんってはがき職人が居ました。どの雑誌にもイラストを投稿されてた方です。――ぶっちゃけ、なんとも言えないヘタクソな絵なんですが、味があったんですよ。

今も元気なのかなぁ、三峯徹さん。


ちなみにおじま屋が若かりし頃、中学の美術評価が(10段階評価中)3~4のくせにすごーくえっちな絵を描いて投稿してました。一度だけ採用されました。そのえっちな雑誌はずぅ~~~~っと金庫に取っておいたんですが、いつの間にか嫁さんに棄てられてました。ぴえん


今ではえっちな本をコンビニで見かける機会もなくなりました。

街中で『有害図書専用ポスト』を見る事もなくなりました。

神社の裏に『おたから』が捨ててあることもなくなりました。


良かったのか悪かったのかの評価は、おじま屋は『ノンポリおじさん』のため何も申し上げません。ただ、雑誌不況のこのご時世、いまも『快〇天』とか『ペン〇ンクラブ』はあるんだろうか……? コミックLOは、近所の本屋に毎号売ってます。

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