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作者: MeatOgawa

誰でもない君に

何処でもないところでポツンとしてるね

何にもならないことを考えてね

何処にも行こうとしないで固まって

でもみんなそんなもんかも知れないよ

痛い思いをするのは怖いかもしれないね

でも君は誰にでもなれるかもしれないんだよ

眼を瞑って、耳を塞いでたら苦しくないのかな

誰にも見られないし、見ないですむからね

それも良いんじゃないかな、時間はまだあるんだから

だけどいつかは何かに手を伸ばしてみたらどうだい

だってみんなそうなんだから

君は特別なんかじゃないんだから

だから聞いてくれなくてもいい

君は誰にでもなれるし、世界も君の思った通りかもしれないよ

でもいつか思い出してくれるといいな

今は誰でもない君が

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