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ある冒険者の復讐譚  作者: 昴
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解説

語句の解説です。不明な事があったらコメントください

スキル

人間等が使う力。さまざまな種類があり特に多いのが魔力を直接操作する力と火、水、風、土、雷に作用、操作、生成もしくはそれを応用した力。具体的には身体強化など。他にも体を強化する力や少数だが、自然にはないような現象を起こす力もある。スキルを使うには精神力を使う。


精神力

全ての源で、現象、事象を引き起こす力。また自然現象に作用する力である。魔力操作は、これを魔力に変換して様々な魔法をつかう。


魔力

自然界のあらゆるところに満ちている力。空気にエネルギーとして漂っていたり鉱物に混じって地中に埋まっていたりする。人間はこれを溜めたりする機能はないが、魔物や魔獣はこれを取り込み、放出したりする機能がある。人間は精神力を変換して生み出す。


魔法

魔力を起点として様々な現象を起こすことの総称。魔力を使った身体強化やその他火を起こしたり水を生み出したり土を操ったり、魔力を使って行ったものは全てが魔法となる。また、人間が魔法を使うときは一部の例外を除き、詠唱、魔法陣、その他媒体となる何かが必要である。魔法陣はそれに魔力を流せば発動する。詠唱でなぜ魔法が使えるのかというと、詠唱することで、意識が一種のトランス状態(作中で表現するときは催眠や集中等書く)になり、その状態で詠唱とそれで起こる現象を結びつける事で、無意識的にその現象を引き起こすように魔力を操作するからだ。

また前述した通り、詠唱や魔法陣を使わずに魔法を発動する者もいるが、それは特定のスキルを会得している人間のことであり、普通はできない。


付与魔法

魔法の一種であり、物自体を魔法を発動するための媒体にする。例えば籠手に火を起こす魔法陣を刻めば魔力を込めると籠手から火が出る。魔法を使えない人間が付与魔法のかけられた道具を使おうとすると、道具のどこかに精神力を魔力なら変換する魔法陣を刻まなければいけない。他には、魔石を材料に使えば半永久的に使える物もあるが、高い上に付与できる魔法も限られる。これらの魔法付与をされた道具は魔道具という。


魔石

魔物や魔獣の核。それらを殺したりすれば採取できる。これは魔力が固体化した物であるが、人為的にエネルギー状態に戻すことはできない。魔法道具の素材としてはこれ以上ない物で、材料として使えば周囲から魔力を集めて半永久的に魔法を持続する。しかし魔石を使った道具はそこそこ高価で一般人ならば通常の魔道具を買う。他にも魔石を加工して、封印石や魔封石がつくれる。


魔物

通常の動物が大気中の魔力、もしくは魔力を含んだ道具を体内に取り込んだ場合に進化した物を言う。魔物の体内には取り込んだ物が中で結晶化した物が、もしくは取り込んだ物がそのまま核となり、それを起点に体が変化する。魔物は、普通の動物であった頃と比べて、生命維持に魔力も使う。しかし体内の魔力を消費しても魔石が、体内にあるため基本的に何もしなくても回復するが、たまに魔力の篭ったものを捕食したりする。だが、魔力による生命維持が行われても肉体は物を食べなければ維持できないため、通常の草や動物を捕食する。しかしほとんどの場合は自分以外の魔物を捕食しようとする。肉があり、中には魔石があるからだ。そして魔物の内部でのみ魔石は、魔力に還元される。


魔獣

魔石を核とした生物。繁殖方法や生息場所は細かくはわかっておらず、様々なところに様々な形のものが存在している。主としては迷宮が大半である。いつかの時代に作られたとされるが、現在の技術では作れないとされている。魔物は死ぬとき、体の一部を残すが魔獣は必ず魔石以外全てが魔力に還元される。行動原理など全てが不明であるが、ほとんどのものに当てはまる行動として、非常に凶暴でもし出くわせば戦闘は回避できない。


ギルド

一般や国、貴族や他国に至るまで様々なところからの依頼を冒険者に紹介する組織。国営である。どのような国、時代にも似たような組織は存在していた。


神教での唯一神。名前はなく、すべての概念における最上の存在。全知全能であり全ての創造主とされる。いつから存在していたのかは不明だが、明確に史書に記されているのは、悪魔の大侵攻からである。その後の国家間の戦争の火種にもなっている。主人公たちの住む国の国教である。


悪魔

それら単体での名称でもあり種族としての総称でもある。文献の大侵攻以外にも、僅かな数だが現世に召喚されている。悪魔は、まずそれの依代となる死体、又は生贄を用意して特定の魔法陣を用いて満月の夜、定型の呪文詠唱、及び一定以上の魔力を流す事でこの世界に降ろすことができる。悪魔は通常精神体であるため、このようにこの世界に定着させる準備をしなければいけない。この時おろせる悪魔は自らが望んでやってくるため、自我のある高位の悪魔が来たり、自我をもたずただ本能的に暴れる下級の悪魔が来る事もある。


悪魔核

悪魔が依代に宿るとき、その依代内部に生成される悪魔と依代を結びつけている核。これは魔石のようなものだ。ただの魔力の塊ではなく悪魔の精神の一部と言われ、どのような物で構成されているのか不明である。これはある程度かたちが壊れると自然消滅するが、逆にある程度残っていれば存在し続け、周囲の物や人間に影響を及ぼす。これらは危険物として一般の人間や冒険者等の間では取引されないようになっているが、たまに闇取引で売買される事があり、一部の貴族が持っていたりする。悪魔は本来この核を依代から分離されるか破壊されると現世から消えるが、核がもし残っていれば、悪魔が一度消えても術者の魔力に反応して大元の悪魔が再び降りる事がある。この場合、術者が依代となるので核が一度消滅して体内で再生成される。悪魔との間に大きな実力差があれば押さえつけ、従わせてその力を手に入れる事もできるが、ほとんどは乗っ取られてしまい自我が消えて死ぬ。これを悪魔核を用いた悪魔召喚。憑依召喚という。


魔石の加工物

魔封石

魔封石はその名の通り魔法を閉じ込められる石だ。閉じ込めると言っても魔石を削り、ある程度の大きさにして、そこに魔法陣を刻んで使えるようにするだけなので、ただの使い捨ての魔道具である。これを壊す事で刻まれていた魔法が発動する。決められた媒体を使う魔法でなければどんな物でも刻めるため、冒険者ならば誰でも一つは持っている代物。魔法の種類によってはかなり高価。


封印石

魔石を一度粉々にして、内部と外側で密度が異なるように固める事で、触れたものの魔力を吸い取る封印石になる。これは内側の密度を極端に高くする事で、簡易爆弾にする事もでき、逆に外側の密度を高くする事で魔力は完全に閉じ込める事ができる。これは檻にも使われており、閉じ込めておく対象が触れられる部分に密度の高い魔石を使い、触れられない外側を密度の低い魔石で覆うと、中で吸収した魔力が外に放出されるようになる。


遺跡、迷宮の発掘物

強制従属の首飾り

発掘物の一つ。これは所有者が魔力を流し、それを対象につけると、対象が所有者の命令、意思に背こうとした場合死にいたる。この時の死に方はものによって違う。


奴隷の飾り細工

これは強制従属の首飾りと同じで、対象が所有者の命令や意思に背こうとすると発動するものであるが、死ぬようなものではなく耐え難い苦痛を与えるものだ。そして形状も様々で朝飾りであったり、髪留めであったりと一貫性はなく、効果もものによって違うが、全て対象を服従させるという意味では同じである。前記の首飾り共々、製作者、制作方法、制作された時代。全て不明である。


今後、人物紹介とかも作ります。ここに載っていなくてわからないものがあったり、作中でできないのに載っている物がありますが、前者の場合はコメントで教えてください、後者はこの後の展開で出てくる物です。

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