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まさかの対戦相手と私

カツン…コツン…妙に足音が響いて聞こえます。


あぁ…この登場の仕方はまるでラスボス登場ですね…


「やぁ、スノーレイ。どうした――何をそんなに驚いている?」

いやぁ…驚くなってほうが無理では?


「あ…の、私の対戦者ですか…??」


いつの間にか私の側まできたキースレッド様が薄く笑う。

「実はね?3次試験には、出来レース枠があってね。私はその枠の最優秀者と戦うと出願していたんだよ。」

で、出来レース枠ですか。。


「本当は砦で練習風景でも見れたら満足だったんだけどね。あのマルコムが己より強いかもしれないと推薦した者の戦いをこの目で見たかったし、できたら戦ってみたかった。知ってた?スノーレイ。あの砦1番の戦闘狂は多分僕なんだよ…」


ひっっひえっ……

目をつけられたって事ですか??


「試合は実戦方式、3分間の斬り合いだよ。大怪我しても、魔法で治してくれるから安心してね。その為にわざわざ、魔法が得意な奴を配備したから」


キースレッド様の目線の先には先程の試験官であるレスター様が手を振っていました。


あ、なるほど!だからレスター様はあんなに親しげに話をされたんですね…

ということは治療係を手配してたり、虎視眈々と戦闘準備をなされていたと!


あわわわわ…たっ助けてウィルネイト様…!

横に居た彼を見てみるがその目は兄であるキースレッド様を見据えている。

「僕じゃなくてスノーと戦うのか…悔しいな。兄さんと戦えるのは僕だと思ってたよ」

「言っだだろ?我が隊の姫は強いぞと。僕は意外とワガママでね?強い人と戦いたい。剣の高みへ…その頂へ至るために。お手合せをお願い致します。スノーレイ嬢」

キースレッド様は深々と私にお辞儀をした。


真っ直ぐに見つめる碧眼は真剣そのもので

ここで変に手を抜いたら軽蔑されるなと一瞬で理解した。


「ーーわかりました。キースレッド様、若輩者ですが手合わせ宜しくお願い致します」


もし、この試合でずったぼろに負けたとしても

きちんと戦った事が伝われば、私はまたあの砦に戻れるだろう。

――でも、下手に手を抜いたら、それがキース様に伝わったら、私の居場所は無くなる。

そんな、、気がする。


無言のまま、指定された舞台まで上がると

鞘から静かに剣を抜き、構える。


「双方、構えーーー 」


キース様との試合……

切り替えろ…私……


「開始!!!」


楽しめっっっ!!!!






戦闘編は今日の夜にアップします。。

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