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どっきっどきな私

石に触れたら髪のピカピカは収まりましたが

石の色が元に戻らなくなりました…。

これは…あれですね。私が壊したってことかな…


普段なら直ぐに溜め込んた魔力を外に放出して

元の色に戻るのだそうですが

見事に真っ赤のままですね!泣きそうです!


「ち、ちなみにこの石っておいくらするのでしょうか?」

私の身長より遥かに大きいこの石。

もう、確実に払える気はしませんが出世払いができるなら!是非にお願いします!


「値段ですか…この大きさの石はそうそう滅多に発掘されませんので…この石も記録が確かなら建国時にあった物だと言うことです。年代物のアンティークを破壊したって事ですかね。まあこれはコレで壊れた理由を魔法省の技術員が喜んで研究するでしょう。なんてったってこんな事今までありませんでしたから。大丈夫、気にしなくて平気ですよ、物は皆、いつかは壊れるのですから」

そう言うとレスター様はにっこり微笑まれた。

濃紺色の長髪にモノクルを付けた美男子の微笑みだが…こ怖いっっ


すっすみません、仕出かしてすみません!!


「さて、僕はこの件を報告してこなくちゃなぁ〜。いやはや、剣の腕も去ることながら魔力もとは、―――君は一体何者なのですか?」



えへへへへへ?うふふふふふー………。



そ、そんなに見つめないでくださいね…

背中から汗がダバダバですので。

「え?私は普通の一般人ですよ?そしてメイドでもあります!」

お、押し切れ私っ!私は普通の人間の女の子ですから(切望)



「ふーん?まぁいいでしょう。入団したら是非とも、またお会いしましょう。お茶でもしましょうねぇ?」

にぃっこりと黒い笑顔で私に微笑む。

ひぃいいっ。このメガネさんは怖い人ですよ。

何やら見透かされてる気がします。

めっ目が合わせられません。ジャッブジャブ目が泳ぎます…。


這う這うの体で逃げるように、二次会場を後にしました。

なんだかとっっても、1次より更にやらかしたような気がします。

レスター様は切れ者っぽいですので、もし、万が一私が受かっても、

近ずかないようにしないとですね。



バレたら死ぬ。討伐される。


今一度、心に刻めっ!バレたら終わりですから!

討伐されるってのに緊張感が続かないダメ人間ですね。。

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