二次試験と私
あれから数時間、講堂で待機した後にすべての一時試験が終わり、遂に2次試験です!
講堂に集められた受験者が順番に呼ばれていきます。
呼ばれた者はこの部屋には帰ってこないのでどんな試験なのかはまるでわからない…うーん。
対策が練れないなぁ。
皆が不安な顔をしながら静かに待っていて空気がピリピリしています。
受験番号の早い順番に3人程呼ばれ消えていくんですが、
あーもーこの待ち時間がなんか嫌です!
「不安な顔してるね?でも多分大丈夫だから」
え、顔に出てました?
「不安って言うのもあるんですが、試験内容がわからないと…」
いきなり本番で先程のようにやらかしてしまいそうで心配なんです、とは言えない。
「多分だけどスノーは合格するんじゃないかな?だって騎士団推薦者だし。」
ん?どういう事でしょうか?騎士団推薦?
「騎士団試験はさ?個人での応募もできなくはないけど、皆推薦者がいて、ここに招かれてるんだよ。どんな人でも受けられるってなると試験するのも大変になっちゃうからね。それだってこんなにも人が集まって来てるんだもん。推薦制度ってある程度は必要だよね」
「その、推薦制度と私はなんの関係が?」
「だってスノーは第13騎士団からの推薦でしょ?落ちないよ。1次を突破出来たなら尚更。2次試験の内容は恐らく実技じゃないからね。」
んーん????
実技じゃないテストってなんでしょう?
筆記とかですか?簡単な計算とか記述なら
大丈夫かも知れませんが…自信ありません。
更に困ってしまい、固まっていると
ウィルネイト様が頭をポンポンと撫でてくれて
「スノーレイは昔から変わらないね。あの雪山であったあの頃のままだ。変わらない昔のまま…可愛くて綺麗だね」
「なっ何をおっしゃるんですか!!」
私がビックリして大声を出した瞬間
「56番、前え!」
ウィルネイト様が呼ばれてしまった。
真っ赤な顔をした私を置いて、彼はヒラヒラと手を振りながら去って行った。
ちょっと短いのでもう少ししたらもう1話アップしますー




