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今回も短いです。
宜しくお願い致します。
エレノアが体調が悪いと保健室に向かってしまった。
エレノアは俺と見つめ合っていると段々と顔色が悪くなっていったのだ。
何故、見つめ合っていたら顔色が悪くなってしまったのだろうか?
俺にはよく分からなかった。
言える事はたった1つ。
エレノアは俺のせいで体調が悪くなった。
何だろう。この"俺のせい"っていう言葉。
凄く、独占欲がそそられるような……じゃない。ちょっと心配だから、見にいくだけだ。大丈夫。ストーカーなんてものではない。
だって……見つめ合う仲なのだから!
俺は先生に「ちょっと様子を見てくる」と言うと教室を後にした。
後ろから「堂々とさぼるんじゃない」と聞こえたが、聞こえなかったふりをした。
保健室のある階の階段を登りきった所で声がしたので慌ててそちらを見ると保健室の入り口にエレノアと、ノーチェ先輩?がいた。
何をしているんだろうと思いながら見ていると突然エレノアが倒れてノーチェ先輩が抱きしめたのだ。
……俺もまだエレノアを抱きしめた事がないのに。
俺は殺意剥き出しの眼をそちらに向けていたらノーチェ先輩はエレノアを横抱きにして中に連れて行ってしまった。
俺もまだ!エレノアを!横抱きにした事がないのに!!
一言何か言おうと思い保健室に向かったが一足遅かったらしい。
保健室から出てきた男ー多分先生であろうーと目が合ったと思うと扉を閉められてしまった。
「え?」と思った時には"かちゃり"と鍵を閉められてしまったあとだった。
「……え?」
ガタガタ扉を動かしてみるも、扉は開かなかった。
*
もう……駄目だなぁうちの王子サマは。
そんなに殺意を漏らしたら駄目でしょう?
王様に習わなかったのかね?
私はそう思いながら今し方鍵を閉めた扉を見ていた。
王子サマの殺意に気がついたのは、彼女が倒れてサティが抱きとめてから。
サティとサルニアは彼女にびっくりして気づいていなかったようだけどね。
全く……。
これから国を背負っていくであろう王子サマの感情の隠しきれなさには呆れるね。
完璧な王子サマだって聞いてたんだけどなぁ?……そんなに、彼女が大事なのか…。
王子サマには婚約者なんていないとも聞いていたんだけど。
彼女を婚約者にしたい、ということかな?
ま、どちらにせよ。
このままだったら王子サマ失格だよ。
国のトップになる者がこうも感情を露わにするのは宜しくない。
「先生ー?」
「あぁ。今行く」
私はもう、表舞台に立つつもりは無いのだけれどね。
王子サマがこのままだったらそうなってしまうのもそう遠くない未来になるのかな?
私はそう、目の前で眠る綺麗な彼女に問いかけてみたくなった。
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ライアンさん"ダンディな方"とキャラ紹介でありましたが、今回20代の男性になりました。
お兄さんとは年が離れています。
20代でバリトンボイス。しかもイケメン。…ヤバイですね。




