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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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殺生

作者: Kisaragi
掲載日:2018/06/04

いますぐにキッチンに行って、そこにかけてある包丁で私を刺して欲しい。

いますぐ倉庫に行って、そこにしまったロープで私の首を締めて欲しい。

いますぐあなたの持つライターで、私の全てを燃やし尽くして欲しい。


でもあなたのその綺麗な両手で、私の首を持って、

しっかりと息の根が止まるまで締め付けて欲しい。

力を入れすぎて骨までもを折って欲しい。


もう一度あなたの声を聞けなくても、

あなたの顔を見られなくても、

あなたに笑いかけることができなくても、

大好きなあなたの匂いを追えなくても、

私はあなたに殺されたい。あなたの手で死にたい。


あなたの隣で苦しんで、あなたは私の苦しむ姿を見て、

それで笑って欲しい。


笑って私の苦しむ姿を、

その一瞬だけでいいから存分に楽しんで見て欲しい。


最後に一つだけ願うのは、

私が永遠に目を覚まさなくなるその瞬間に、

愛してると言ってほしい。


いつも私が眠りに落ちる時、

あなたがそうするように、

額にキスをして愛してると呟いて、

それからおやすみと言ってほしい。


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