死神との出会い
コツコツコツ・・・
都心部 ジメジメとした地下通路をブレザーの学生服で歩く小さな少年 が1人。
「・・・」
少年の名前は宝野勝利(15)
コツコツコツ・・・
緊張しているご様子の宝野勝利(15)
「・・・(=_=)」
何やら立ち止まる宝野勝利(15)
「・・・さっきからうるさいんだけど(=_=)だれ?」
おやおや!こちらにお気づきでしたか!流石は今大会最年少で出場される宝野勝利(15)
「いやwww気づくわwwwてか、さっきからフルネームで呼ぶのやめてよwww年齢もういいでしょwww」
おっとこれは失礼!ワタクシ、今作品ナレーションand大会あなた様の案内役を勤めさせていただきます!死神のカノンと申します!
大会に関しましてご不明な点などございましたら、なんなりとお申し付け下さいませ!
「え?な、なれーしょん?死神?( ̄▽ ̄;)・・・まあ、いいや。大会の案内役の方でしたか、すみませんでした。宝野勝利です。よろしくお願いします。」
はい!よろしくお願いします!
早速ですが、宝野様!最終的な確認ですが、今大会は1度出場されますと、辞退は出来ないゲームとなります。
今、辞退されますと、寿命3分の1の代償と、一部の記憶操作で済みますが・・・出場確定でよろしいですか??
「・・・え?ちょっと何を言ってるかわからな・・・」
はい!かしこまりました!出場確定ですね!
頑張って下さいね!ワタクシ、全力で応援しております!!(✧ -̀ ω•́)و ̑̑
「ちょっと!まだ何も答えてな・・・」
さあ!楽しい楽しいトランプ大会の扉を開きますよ!
(いつの間に、こんなに大きな扉が・・・?!)
ギギギギ・・・
大きな扉を開いた瞬間、扉の向こうから眩しい光が辺りを包み、視界が真っ白になった。