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死なないし馬鹿も治らない。  作者: 夜月 岩戸
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きてむ


<その者、死は愚か>


この能力名のまま予想するのであれば、当然死に纏わる能力だろう。<オリジナル>は発動するまで能力の詳細がわからない。


つまり能力の詳細を知るには、死ぬかそれに近い所まで経験しなければならない筈だ。だが俺自身、いや大抵の人間はどんなに落ち込んでも自分を傷付けるのは避けるだろう。俺の親もクズではない。ギフトをこんな得体の知れない物一つしか授かれなかった俺を溺愛し、過保護に育ててくれた。


「かつて存在したオリジナルは、デメリットがあってもそれに見合う強力なメリットがあったじゃないか!みんなで探していけばいい!」という父の言葉を胸に、足が速くなってないか、力が強くなってないか、器用さは、かしこさは、剣は、魔法は、と様々な物を試した。



ダメだった。



俺の身体能力はギフトを持つ同年代の平均以下、突出した能力は何一つ無かった。

いつしか父も母も挑戦を諦め、10年が経ってしまった。


いや10年持ったというべきかも知れない。母は最初の頃、自分の息子がどんな愚かな死に方をするのかと、何をさせるのも気が気では無かったようで、コップから水を飲むだけで溺れないでねと言われ、今でも極力家から出ず、危ないものには触らないといわれている始末だ。



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