猫の手12 野生開放あにまるぱわー!?
ブックマークが200件突破!
皆様ありがとうございます!
がんばって楽しい作品にしていきたいと思います。
4月より残業の他に休日出勤が追加された作者です。
GWもカットされました・・・
お休みって何でしょうね・・・
そうそう、ワンモアのゲームβ版開始しましたね。
もちろん参加中です♪
ネロです。
ぬくぬくと布団の中。
あぁ寒い寒い・・・
春はまだかしら?
ピクピクッ
パタパタッ
先日の装備強化週間は連日の徹夜続き・・・
週末はゆっくりとお布団の中で惰眠を貪りたいものです。
毎回毎回黒鱗の使徒の相手で深夜の大乱闘・・・
女性の肌の敵ですよね!
そういえば女性の使徒を見たことないような・・・
だから空気が読めないのかしら?
さて、もう一眠りzzz
ピクピクッ
パタパタッ
そんな幸せな時間は続かないものなのです・・・
「お嬢様!起きてくださいませ!ご当主様がお呼びでございます!」
布団に潜り込んでいる私をゆっさゆっさと揺り動かすシア・・・
「シア・・・お休みの日くらい寝かせて頂戴・・・」
「お嬢様、それどころではございません!すぐに起きてくださいませ!緊急事態でございます!!」
そう言いながらさらにゆっさゆっさと揺り動かしてきます・・・
シアがやけに強行な手段に訴えてきます・・・
もう、本当に何なのかしら?
私、眠いんですけど!
ピクピクッ
パタパタッ
嫌々ながら起きることに・・・
うん?シアの視線が何故か私の頭の上を見ているような・・・
そっと自分の頭に触れてみると・・・
うん!?猫耳!?
そして自分の手を見ると・・・
え!?肉球!?
両手・両足ももふもふ!?
「シア、姿見を!!」
「はい、ただいま!!」
シアに姿見を持ってきてもらうとそこに映っていたのは黒猫姫モードより獣成分増量の私の姿・・・
こんな異常事態は女神様に聞くしかありません!
シアを待機させ、早速女神様に連絡連絡!
「はい、こちら女神相談センターです♪」
楽しそうな女神様・・・
人事だと思って・・・
「事情は承知しています。結論だけ申しますと、あなたの女神への進化ルートが変わったとしか・・・」
女神への進化ルート!?
「それって以前聞いた・・・」
「えぇ、通常ルートですと人としての一生を終えた後、見習い女神→女神へと進むルートだったのですが、あなたの場合かなりの特殊ケースでして・・・」
何かしましたっけ?
「以前も話しましたが、あなたは黒の当主になり、その後も色々な加護を授かることにより私の未来視でも見ることが出来ない存在へと進化したのでしょう・・・」
理力に精霊力に野性の心、心当たりがあり過ぎるわ・・・
「じゃあ、私はこのままでしょうか・・・」
人間離れ進行中・・・
さよなら人生!?
「該当するスキルを探してみます。少々お待ちください。」
女神様にスキル探しを任せ、母様の呼び出しの件を済ませることにしました。
「むぅ・・・スリッパも靴も履けないわ・・・」
「お嬢様、諦めてください・・・」
諦めて素足?で母様の部屋へ向かう事にしました・・・
この肉球の感触が何とも不思議・・・
足音がしないのは便利かしら?
そんなことを考えながら廊下を歩いているとスイレン姉様に遭遇。
いつもの眠たそうな目をしていたスイレン姉様。
しかし、私を見るなりその目が大きくクワッ開き、物凄い勢いで私に詰め寄ってきました・・・
「ネロ!その猫耳と尻尾は何!実験?実験なの!?それは商品化するの!?すぐ言いなさい!!そして私によこしなさい!!!もったいぶらないでいますぐよこしなさい!!詳しく詳しく話しなさい!!!それがあれば勝てるわ!!!勝てるのよ!!!早く早く早く!!!ハリーハリーハリーーーーーーーーーッ!!!」
いきなりのマシンガントークのスイレン姉様・・・
「あの・・・スイレン姉様・・・落ち着いてください・・・」
本当のことは言えないので錬金術実験の失敗ということにして、製品化出来たら優先的に渡すということで話をつけました・・・
それにしてもスイレン姉様は何に勝つつもりなのかしら?
目的の母様の部屋へ到着。
ノックノック!
「入れ!」
「失礼します。母様、何事でしょうか?」
入室した私に視線が釘付けの母様・・・
え・・・またこのパターンですか・・・
「ネロ、本題の前に聞くがその猫耳は新しい商品か何かか?手に入るのか?いくつ用意出来る?と言うよりすぐに用意しろ!!それがあれば新たなシュチエーションがブツブツ・・・」
ちょっと、猫耳を使った新たなシュチエーションって何に使うつもりなんですか!?
「コホン、その件は後にしよう。実は騎士団の新規武装をお前に頼めないかと思ってな。このままでは市民を守るべき騎士がその使命を果たせぬのでな・・・」
確かに、現在の騎士団では黒鱗の使徒相手に全く歯が立ちません・・・
現状打破は必須でしょうね・・・
「武器の方は了解です。黒猫騎士団の武器製作も落ち着きましたので、何とかしましょう。それと別件の報告があるのですが・・・」
私が人間を辞めてしまった件を母様に報告・・・
人間を辞めるつもりは無かったんですけどね・・・
黙って聞いていた母様、徐に立ち上がり私を抱きしめてきます。
「例え何があろうとお前は私の娘だ!だから私の側にいろ!!何か言ってくる奴がいたら私が叩きのめす!!!」
ぎゅっと力を入れて抱きしめてくれます・・・
「はい・・・母様・・・」
何だかとっても照れくさいですが肯定してくれる人がいると安心します。
そんな私たちをハンカチで目頭を押さえながら見つめるシア。
感動のシーンに感激中かしら?
「ところでだな・・・先ほど話した猫耳については製品化出来んか?」
真剣な顔で聞いてくる母様。
母様、色々と台無しです・・・
「錬金術で作ってみますが、お時間がかかりますよ・・・」
搾り出すように言うのがやっとでした・・・
私の感動を返して!!
母様の用事も終わり、部屋を退出。
「シア、あちらに行って来ます。後はお願いね。」
「はい、かしこまりました。」
さて、依頼の品の製造のために黒い庭に移動です。
それでは錬金術工房で作業開始です!
まずは騎士団の武装から。
騎士の武装の基本と言えばブロードソードにシールドよね。
材料は鋼でいいわよね?
黒鱗の使徒対策を施してっと・・・
ホーリーブロードソード:刀身に聖属性の力を秘めたブロードソード。黒鱗の使徒の皮膚を切り裂くことが出来る。
ホーリーシールド:聖属性の力を秘めた長方形の盾。サイズはスモールシールド。瘴気無効化フィールドを発生させ、騎士を守る。また所持者の軽傷を癒す効果を持つ。
私の装備の廉価版な感じかしら?
これなら並の黒鱗の使徒と戦えるでしょ。
とりあえず各24セットほど作ればいいかしら?
工房の自動製作で増産を指示しておきましょ。
続いて作り出すのは動物変身キャンディー・・・
何故かスイレン姉様と母様の食い付きが凄かったので作成開始します・・・
一体何に使うつもりかしら・・・
変身可能動物はもふもふ限定にしましょうね。
爬虫類とか怖いし・・・
間違って黒鱗の使徒扱いされたら目も当てられないわ・・・
動物変身キャンディー:その名の通り動物に変身するキャンディー。効果は耳と尻尾と手足の変化。変身時間は1時間。イチゴミルク味。
試供品を作ってアキュウド商会に置いてみましょうかね。
とりあえず、スイレン姉様と母様に渡しておきましょ。
「ネロ、今は大丈夫ですか?」
スキル検索をしていた女神様から連絡です。
何かわかったのかしら?
「はい、大丈夫です。何か有効なスキルありましたでしょうか?」
「えぇ、現状最有力なスキルを見つけました。”擬態”です。」
《スキル》
擬態:別のものに成りすます能力。他者を欺くことが出来る。
確かに人間のフリをするのに有効そうですが、響きがアウトっぽいわ・・・
すでに人間から離れてしまったことを自覚しちゃうスキルね・・・
女神様お勧めスキルだし、有効化しましょ。
武器の試作品セットをとキャンディーを持って母様の部屋へUターン。
あとは実際に使ってもらって意見を聞かなきゃです。
後日、動物変身キャンディーが女性たち(特にご婦人たち)に大人気となり、アキュウド商会の人気商品になったのは別のお話。
何でも夜の生活に大人気だったとか・・・
ドウシテコウナッタ・・・
基本、週末更新です。
ご意見・ご感想・誤字報告等お待ちしております。




