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末っ子は黒を好む?  作者: ねこぱんちw
黒と闇の輪舞編
54/83

新たな力

えぇぇ!ブチさんが!!とブチさんの熱烈なファンの方よりご感想いただきました。

作品的には予定通りでございます。

ブチさんの復活?それはどうでしょう?(ニヤリ


ゴポ・・・

ゴポゴポゴポッ・・・

ここは黒い庭(ブラックガーデン)のゴーレム工房。

現在、調整槽には新型ゴーレムが1体、眠りについていた。

「ごめんなさい・・・勝手にあなたをこんな風にして・・・、恨んでくれていいですよ・・・」

私はそっと調整槽に手を振れ、ゴーレムに語りかけた。

すると、眠っているはずのゴーレムが目をそっと開き、首を左右に振ってきた。

「ありがとう・・・、今はまだお休みなさい。起きたらいっぱい働いてもらいます・・・」

コクリと肯き、再び眠りにつくゴーレム。

「ごめんなさい・・・せめて今だけは・・・」

私の呟きだけが静かに工房に響いていた・・・


「マスター、お休みになられないのですか?あまりご無理をなされては・・・」

魔法実験室に移動する私に追従しながらクローラが言ってきます。

「今、やらなければならないのよ!黒鱗の使徒対策をしっかりと立てないうちは休めないわ・・・」

「マスター・・・」

クローラが心配してくれるのは嬉しいけど、今日中に何とか形にしなきゃ・・・

さて、それでは始めますか!

私は創造魔法で黒鱗の使徒に対抗するための装備を作りだしていった・・・


春の花びらが舞う猫の神域。

普段なら陽だまりでお昼寝する猫たちで溢れるこの場所も、今日ばかりはしんみりとしていた・・・

猫たちも何処か元気が無い・・・


ネロです。

本日は、先日の戦闘で殉職したブチさんの葬儀が執り行われる。

人間代表として私とクロエが来ている。

シアとクローラ、それと黒猫メイド隊には葬儀の手伝いを頼んでいる。

「とーちゃんがとーちゃんが・・・」

「ひっぐひっぐ・・・ひめさまぁ・・・」

「うわーんとーちゃぁん!」

「ごめんねキンコンカン、あなたたちのお父さん守れなかったわ・・・」

そっとブチさんの子供たちを抱きしめる私。

あの時、私にもっと力があれば、この子たちから父親を奪うことにならなかったのに・・・

悔やんでも悔やみきれない・・・


「ネロちゃん、あまり自分を責めないで・・・」

「ひめさまなかないでにゃ!」

「とーちゃんのぶんはおれたちががんばるにゃ!」

「おれもNNNニャーニャーネットワークにはいるにゃ!」

「そうでございますにゃ!アレ(・・)は避けられなかった事故ですにゃ!」

逆に慰められました、みんなの優しさが身に染みます・・・

「「「ところであなただれ(ですか?)にゃ?」」」

みんなの視線が、私の背後にいる猫型執事に釘付けです・・・

「これは失礼、姫様の執事のシャッテンと申しますにゃ。どうぞお見知りおきをですにゃ!」

優雅に一礼するシャッテン。

うん、執事と礼儀作法のデータはグレイスン(おじいちゃん)を元にしたから完璧です♪

「「「じーーー!」」」

「にゃ・・にゃんですかな?」

シャッテンをじっと見つめる子供たち。

「「「なんだかとーちゃんみたいなにおいがするにゃ!」」」

子供たちの鋭いツッコミ!

「キ・・・キノセイデスニャ・・・」

ちょっとシャッテン!片言になってるわよ!

「そんなはず無いわ、昨日生まれたばかりの最新型ゴーレムですから!」

私が必死にフォロー!

「「「そっかー、とーちゃんがかえってきたかとおもったにゃ」」」

「ホッ・・・」

思わず安堵の声をあげるシャッテン、そんなシャッテンをを睨む私がいました・・・


葬儀では、私が神域に連れ帰った傷一つ無い(・・・・・)ブチさんの遺体を埋葬することになっている。

葬儀に参列する猫たちの列に一際大きな影が!

「ブラン・・・、間に合わなかったか・・・」

「申し訳ございません王様、私がついていながら・・・」

俯く私をそっと抱き寄せる猫の王。

あぁ、至福の毛並み・・・

癒されるってこうゆうことなのね・・・

ぎゅうっと抱きしめてしまう私がいました・・・

「コホン!お嬢様・・・」

「し・・・失礼しました・・・」

うん、シアの圧力半端無いわ・・・

もっとそのもふもふを堪能したかったけど諦めましょ・・・


「黒猫姫よ、葬儀の後で話がある。」

「わかりました、のちほどお伺いいたします。」

参列者の列に並び葬儀に参加する私たち。

葬儀は沢山の関係者を含む参列者の前で厳かに執り行われた。


葬儀が無事に終わり、参列者たちがブチさんを偲んでいる。

そんな中を移動し、猫の王の下へ。

「うむ、来たか。長期間王都を留守にして申し訳なく思う。その結果、ブランを失うこととなった・・・だが、黒鱗の使徒と戦うためにはどうしても王都を留守にしなければならなかったのだ・・・」

そう言って、私に一つの腕輪を差し出してくる猫の王。

「これは一体?」

取り合えず鑑定かしら?


アイテム:獣王の腕輪

グレード:レジェンド

効果:装着時、全ての能力値が5倍になる。設定したキーワードを唱えると腕輪に込められた動物の王たちの力を自在に使うことが出来る。また、込められた力により半獣神へと変身可能。


《世界の声》称号”獣王に認められし者”を手に入れました!

獣王に認められし者:動物の王たちの加護を受けたものに与えられる称号。加護を与えた動物の王たちの力を自在に仕える。


《世界の声》スキル”野性の心”を手に入れました!

野性の心:変身時、野性の心が解放され戦闘力20%アップ!


「・・・」

いよいよ人間生活が終わりそうね・・・

獣神ですか、そうですか・・・

それにしても動物の王って何がいるのかしら?

あとで色々試してみましょ・・・

猫の王の力があるから猫は確定!?


「その力があれば黒鱗の使徒とも互角以上に戦えるはず。これからの戦いの役に立てて欲しい。」

「はい、必ず黒鱗の使徒たちを倒してみせます。ブチさんのためにも・・・」

思いつめた顔の私。

ポンポンと肩を優しく叩く猫の王。

うん、ジェントルマンですね。

「王様、腕輪ありがとうございました。それでは失礼します。」

私は猫の王にお礼を言い、猫の神域を後にし、黒い庭(ブラックガーデン)へと戻りました。

昨日の続きを始めなきゃ!

黒鱗の使徒たち、覚悟してなさい!

基本、週末更新です。

ご意見・ご感想・誤字報告等お待ちしております。


現在のネロのステータスは以下の通り。


名前:ネロ・ノワール

種族:半獣神ハーフビーストゴッデス

性別:女

職業:黒の当主(ノワール)・アキュウド商会商品開発部主任兼教育指導員・冒険者

二つ名:お嬢

スキルポイント:60→90

タイトル:女神様のお気に入り♪・黒の当主(ノワール)・異界姉妹の絆・黒猫姫・女神の領域に踏み込んだ少女・森の守護者・料理のカリスマ・獣王に認められし者

レベル:22→25

HP:370/370

MP:399(380)/399(380)

筋力:32→35

知力:34→37

精神:35→38

耐久:34→37

敏捷:35→38

器用:34→37


<取得スキル一覧>

料理4 裁縫2 値切り3 話術3 スキルレベル上昇 サイズ補正無視 鑑定

異世界検索 気配察知 隠密 索敵 隠蔽 錬金術4 創造魔法4 付与魔法3

火魔法3 水魔法3 氷魔法2 土魔法3 木魔法2 風魔法3 雷魔法2

光魔法4 闇魔法4 空間魔法3 無属性魔法2 始原魔法(オリジン)

魔力消費軽減3 魔力増加3 デュアルマインド 獣変神 予知夢 格闘5 

居合い4 刀術4 剣術3 盾術3 気闘法4 理力 精霊力 野性の心

見切り 歌2 猫語 動物言語全般 エルフ語 性技4

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