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末っ子は黒を好む?  作者: ねこぱんちw
少女冒険編
28/83

エルフの村へ(後編)

先週は、更新が月曜日にずれ込む事態に・・・

今週はがんばって2話アップしたいところです。

分割で更新開始です!

私の名はポットマム、エルフの村の村長をしている。

私が村長になって100年。

村は順調に発展していった。

これからも穏やかな日々が続くと信じていた・・・

しかし、その穏やかな日々は突然終わりを告げた・・・

突然の村の守り神である精霊樹様の変調・・・

そして、本来なら生息しないはずのポイズンスパイダーの群れの村への襲撃事件・・・

非戦闘員である女性や子供、高齢者たちを精霊樹様の加護の強い聖域へと避難させ、村の中心にある寄り合い所を対策本部とし、私が陣頭指揮を取り、村の防衛を開始した。

しかし、押し寄せるポイズンスパイダーの数は多く、エルフの村の滅亡を覚悟していた・・・

「村長!大変です!」

ポイズンスパイダー対策本部に駆け込んでくる若いエルフ。

いよいよ村にポイズンスパイダーが侵入したのか!?

犠牲者の数は!?

しかし、私が受けた報告は全く違うものでした・・・

全てのポイズンスパイダーとポイズンキングスパイダーが討伐された!?

一体何が起こっているのだ!?

私を呼びに来た若いエルフと共に、現状を見るべく走しりだした。


ネロです。

あぁ、太陽が眩しいです・・・


昨晩からのポイズンスパイダー討伐もようやく終り。

私たち黒猫騎士団の面々も、やっと通常業務(メイド)に戻れます。

その前に、エルフ(ルティア)から報酬(ごちそう)をもらわないと!

さて、報酬(ごちそう)をもらう前に最後のお仕事です。

「クローラ、瘴気反応は?」

「確認しました、マスター!」

やっぱりです、猫の聖域のときと同じパターンの予感・・・

またしても厄介事の臭いがプンプンします・・・


全員に念話で警戒を指示。

「(もう一波乱ありそうだから、緊張を解かないで!)」

「「「(了解!)」」」

「「「(にゃっ!!)」」」

戦いの余韻から覚めたエルフたちが私たちの方にやって来ます。

鬼が出るか蛇が出るか・・・


エルフの集団が真ん中から割れ、1人の人物が私たちの前にやって来ます。

「私は村長のポットマムと申します。人族の方々、このたびはご助力感謝いたします。まさかあれだけの数のポイズンスパイダーたちを全て討伐してしまうとは・・・」

「始めまして、エルフの村長さん。私は、彼女(ルティア)の依頼を受けたネロと申します。後ろに控えるのは私の仲間たちです。あの程度の相手なら問題ありません。あと、感謝には少々早いですね、まだ終わりじゃありませんよ。」


「どういうことでしょう!?まだ何かあるのですか!?」

パニック状態のエルフの村長さん&村人たちを置き去りに、行動開始!

隠密たちに指示を出し、1人のエルフを拘束です!

だって、さっきから殺意&敵意を向けてくるんですもの、お覚悟はよろしくて?


「俺が何をしたって言うんだ!離せ!」

暴れるエルフの男性。

「あの、バルダが何をしたと言うのですか!?すぐに離してください!」

必死に、彼の無実を訴えてくる村長さん。

しかし、私の索敵スキルは視覚情報で敵意が見えるのよ!彼から真っ赤な敵対マーカーがクッキリと見えるのです!

大体、それだけ瘴気を撒き散らしておいて、関係無いとは言わせないわ!

「村長、今回の件の犯人はその方です!今、証拠を見せましょう!闇を払う清めの火よ!Fire Of Purge!!」


黄金の炎が彼を包み込みます。

皮膚がやけ爛れ苦悶の叫びをあげる男。

「ギャグギャァ・・・・タスケ・・テ・・・」

のた打ち回る男の姿に驚愕の表情を見せるエルフたち。

そんな視線を受けながら、涼しい顔で男を拘束している隠密たち。

だって、瘴気で穢れた人以外影響ありませんもの。


すっかり焼け落ちた皮膚の下から出てきたのは、黒い肌のカメレオン・・・

「グギィギ・・・ヨクモ・・・ワレラノジャマヲシテクレタナ、モウスコシデケガラワシイエルフドモヲ・・ネダヤシニデキタモノヲ・・・」

「それで、バルダさんはどうしたのよ?」

カメレオンの話を無視(スルー)しながら質問する私。


「クッタノ・・ダヨ、ヤツノモツジョウ・・ホウヲエルタメニマルゴト・・クラッタノダ、ワレラノヤクニタテ・・テヤツモホンモウダロウ!」

相手を食べて、本人に成り代わるとか、気持ち悪過ぎるわ・・・

「あなたたちの目的は何?」

「イウワケガ・・ナイダロウ、セイレイジュ・・・ヲミチヅレニワレ・・ハキエル、ワレラノ・・・カチダ・・・」

言いたいことだけ言って絶命するカメレオン・・・


「そんな!?じゃあ、精霊樹様の変調はこの者の仕業・・・、どうすればいいのだ・・・」

絶望した村長さんが崩れ落ちます。

うん、まあ、どうにでもなるのですけどね・・・


「村長さん、ご安心を!私を大至急精霊樹様の所に連れて行ってください!私なら何とか出来るかもしれません!」

私の言葉を聞き、ガバッと立ち上がる村長さん。

「わ、わかりました!私に付いてきてください!」

走り出した村長さんを追いかけて村の中へ。

向かうは精霊樹様の聖域!


エルフの村の奥、精霊樹様の聖域はそこにあった。

うん、周りの木々も元気が無い感じ・・・

「クローラ、瘴気反応は?」

「瘴気を確認しました。この奥です!」

あぁ、やっぱり精霊樹様本体に瘴気の影響が出ているのね・・・

ちょっと荒っぽい治療になりそうね・・・


聖域の中心にそびえ立つ精霊樹様。

巨大な木の中心には、顔があり、その顔は苦悶の表情を浮かべていた。

枝は垂れ下がり、葉は枯葉になっていた・・・

「ぐむぅ・・・外はどうなっている・・エルフたちよ、村は無事か?」

瘴気に蝕まれ、自分が一番苦しいはずなのにエルフの村を心配する精霊樹様。

今助けますよ!


「少々荒っぽいのはご勘弁を!始まりと終わりを告げる者、創生と破壊をつかさどる始原の炎よ!新たな世界を創造せしめよ!!Flame Of The Purification!!!」

聖域ごと精霊樹様を浄化の炎で包み込む私。

浄化の炎の影響?でブスブスと瘴気が燃えていきます。

「精霊樹様、ご気分はどうですか?」

「はあ・・・助かったぞ人の子よ。この聖域に充満していた瘴気が全て消えたようだ。」

どうやら大丈夫みたいね。


呆然とした顔で私たちのやり取りを見ていた村長さん・・・

「あ・・・え・・・精霊樹様、大丈夫なのですか?」

「うむ、心配をかけたな。瘴気の影響は無くなった。もう大丈夫だ。」

しかし、精霊樹様の枝葉は元気が無い様子・・・

これは、アレ(・・)を使ってみましょう!

「理力解放!我が声を聞く全ての者たちよ、その力をこの者に分け与えたまえ!」

私の声に反応し、あちこちから光の玉が精霊樹様に吸い込まれていきます。

新緑の枝葉へと生え変わり、元気いっぱいの精霊樹様。

うんうん、一件落着!


《世界の声》精霊樹の聖域が精霊樹の神域にランクアップしました!

称号『森の守護者』を獲得しました!

称号『エルフの友』を獲得しました!

理力解放により、『精霊力』を獲得しました!


あれ・・・私やらかしました!?

基本、週末更新です。

ご意見・ご感想・誤字報告等おまちしております。


<NEW CHARACTER>

ポットマム:白髪に緑の瞳を持つエルフの村の村長。ルティアの祖父でもある。


<NEW SKILL>

精霊力:精霊召還(サモンエレメンタル)使用可能。精霊眼を取得!精霊語マスター。


<NEW TITTLE>

森の守護者:精霊樹を助けたことで獲得。森での各種能力値15%アップ!


エルフの友:エルフからの信頼の証。

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