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末っ子は黒を好む?  作者: ねこぱんちw
少女冒険編
21/83

冒険者で行こう!(後編)

本日2回目の更新です。

初めての前編・後編になりました。

ネロです。

無事?冒険者として認めてもらったみたいです。


冒険者の洗礼を受け、再び受付に移動。

「それでは、こちらの水晶に手を置いてくださいね。」

アニーさんの指示で水晶に手を置く私。


これで現在のステータスやスキルが見れるらしいです。

個人情報はギルドで守秘義務があるので、大丈夫との事。


私の現在のステータスは・・・


名前:ネロ

種族:人間

性別:女

職業:アキュウド商会商品開発部門主任兼教育指導員・冒険者

二つ名:黒衣

スキルポイント:90→60

タイトル:なし

レベル:12

HP:240/240

MP:276(250)/276(250)

筋力:20→22

知力:22→24

精神:23→25

耐久:22→24

敏捷:23→25

器用:22→25

幸運:17→19


危険な種族名やタイトルやスキルは隠蔽で・・・

かなりの数値になりました。

もう、不幸だなんて呼ばせません!


魔法系スキルが増えたのは学園に通った成果です。


料理3 裁縫2 値切り3 話術3 スキルレベル上昇 サイズ補正無視

鑑定 異世界検索 気配察知(NEW!) 隠密(NEW!) 索敵(NEW!) 錬金術3

創造魔法3 付与魔法2 火魔法1 水魔法1 土魔法1 風魔法1 光魔法3

闇魔法3 空間魔法 魔力消費量軽減3 魔力増加2 格闘4 居合い4

刀術4 剣術3 盾術3 気闘法4 見切り 歌2 猫語 


始原魔法(オリジン)2と隠蔽と性技と理力とデュアルマインドは隠蔽で隠しておかなきゃね。危なくて見せられません・・・


私のステータスとスキルを見たアニーさんの反応は・・・

「えっ・・・これって・・・。コホン、失礼しました。」

流石はプロのギルド職員、叫ぶのを何とかこらえたみたいです。


「それでは、ギルドの説明に入りますね。ネロさんは今日から冒険者になり、Gランクから始めることになります。依頼をこなしたり、功績を上げることによってランクが上がっていきます。Cランクから、ギルド強制依頼が発生するのでご注意を!ただし、依頼を失敗すると違約金を払っていただくことになります。そして、何度も依頼を失敗すると、冒険者資格を剥奪し、ギルド追放となります。追放された方は二度と冒険者にはなれませんので、覚えて置いてください。ここまでで何か質問がございますか?」

「いえ、ありません。」


アニーさんから冒険者カードを受け取る私。

「今日はどうされますか?」

「依頼を受けてみたいです!」


Gランクの依頼を確認し、一つの依頼を私に提示してくるアニーさん。

「そうですね、Gランク依頼だと王国内のちょっとしたお手伝いか屋外での薬草等の採取になります。」

「では、薬草採取でお願いします。」


薬草採取は冒険者のお約束よね。

薬学辞典で薬草の確認をしてから依頼に出発です♪


やって来ました王都の外。

南の森周辺、ここが薬草の群生地ね。

さて、薬草は・・・

うん、いっぱいあります。

乱獲にならないように適量を持ち帰りましょう。

薬草を採取していると、私をツンツンする人?がいます。

振り返ると3匹のウサギでした・・・

えーっと・・・鑑定してみましょう・・・


種族:フェアリーラビット

ランク:???

レベル:???

特性:気配察知・索敵・跳躍・幻影魔法・付与魔法・妖精語・人語(共通語)

説明:希少種のウサギ型妖精。背中に光る羽を持っているのが特徴。性格は温厚。人前には現れず、存在自体が謎。幻影魔法を得意とし、悪意を持つ者を幻に閉じ込める。


「何か御用ですかウサギさん?」

3匹は、突然ポーズをとりながら名乗りました。

「「「あたしたちが有名なチャンリンシャンです~」」」

何処で有名なのかしら・・・

うん、何処かのシャンプーのCMみたいだけど、希少種の妖精なんてツッコんだりしないんだからね!

「いい匂いがするするの。何を持ってるの~?」

「とってもい匂いなの~!」

「お腹が空いたの~!」


臭い?あぁこれかしら?

背中に背負ったリュックを降ろし、今朝作ったお菓子を出す私。

「これの匂いかしら?」

「「「そうそう!ちょうだいちょうだい~!!」」」


必要な分の薬草採取が終ったので、木陰に移動し、お菓子を四等分してお茶にしました。

枯れた木の枝を錬金術でコップに錬成。水袋の中身(レモン水)を注いでウサギたちに渡し、即席のお茶会です。

「美味しい~♪」

「幸せの味がする~」

「美味しいは正義(ジャスティス)~」

好評みたいです。


のんびりくつろいでいると、のっしのっしと大きな影が近づいて来ます・・・

ある日~森の中~熊さんに出会った~・・・

慌てて立ち上がる私。

「警戒しなくていいぞ。ふむ、美味そうだ。俺にも分けてくれんか?」

お菓子をご所望でした・・・

あれ?何で動物の言葉がわかるのかしら!?


そんな疑問を持っていると・・・

「お答えしましょう!それは貴方が保有するタイトル”黒猫姫”の副産物です♪」

女神様の説明が入りました。

「そなんですか?」

「そうなんです♪」

見てたんですか女神さま(アリアさま)


便利だからいいかも。

深く追求しない方向で・・・


熊さんにお菓子を分けながら鑑定・・・


種族:フォレストベア

ランク:C

レベル:20

特性:豪腕・木登り・気配察知・索敵

説明:性格は比較的温厚。森の浅い付近に出没。雑食。


「ごちそうになった、今度は俺がご馳走しようと思うがどうだろう?」

熊さんが提案してきます。

「「「食べたい!連れて行って~!」」」

ウサギたちはまだ食べる気満々です・・・

「何をご馳走してくれるのですか?」

「ハニークイーンだ!」


ハニークイーン、それは高級食材。森に住むハニービーたちが作る極上の蜂蜜である。その繊細な味から蜂蜜の女王(ハニークイーン)と呼ばれる。

「説明は不要なようだな・・・」

「えぇ・・・」

声に出ていたいみたい・・・


熊さんの案内で森に出発です!

ちゃっかり熊さんの背中に乗るウサギたち・・・

ずるいです、私ももふもふを堪能したかった・・・


「もうすぐ到着する。どうした?」

「いえ、何も・・・」

もふもふを見ていただなんて言えません・・・


「ん?様子が変だ・・・何かあったか?」

熊さんの視線の先には右往左往する蜂たちの姿が・・・

その先には半壊した巨大な蜂の巣がありました・・・


「何かあったのですか?」

一際大きな蜂に話しかる私。

「ヒトノコヨ、サキホドキョダイナクモガアラワレ、ワガケンゾクノタマゴトサナギヲウバッテイッタノダ・・・」


ちなみにハニービーはこんな感じ。


名前:ハニービー

ランク:E

レベル:5~15

特性:気配察知・索敵・噛みつき・捨て身

説明:森に巣を作り繁殖する野生の蜂。ミツバチ・働きバチ、クイーンが存在する。温厚な性格だが、群れを守るために命がけの突撃をする習性がある。命がけの一刺しはまれに相手を絶命させる。その蜜は繊細で濃くがあり、高級食材に分類されるため、外敵が多い。


「熊さん・・・」

「うむ・・・」

コクンと肯きあう私たち。

心は一つってことでしょう。

「「クモ退治は私(俺)が引き受けます!」」


蜂たちに、クモが逃げた方向を教えてもらい追撃開始です!

森の奥へ奥へと進む私たち。

「もうすぐ噂のクモがいるはずだけど・・・」

「そうだな、俺も前方から敵意を感じる。奴のテリトリーに入ったみたいだな。作戦はどうする?」


作戦、どうしようかしら?

「戦闘は私と熊さんでやるとして、蜂の子たちの救助はチャンリンシャンに任せたいけどいい?」

「「「かしこまり~」」」


問題のクモは何処かしら?

そろそろ姿が見えるはずなんだけど・・・

「上だ!!」

私も姿を確認、黒地に赤い斑の毒々しいクモがそこにいました。

上空に巣を貼っていたみたい・・・

まずは鑑定!


種族:ベノムスパイダー

ランク:B

レベル:28

特性:猛毒・強襲・粘糸・跳躍・気配察知・索敵・噛みつき

説明:牙に猛毒を持つ巨大なクモ。体長2~3メートル。性格は極めて残虐。別名、森の虐殺者。


「まずは叩き落します!落ちたところをお願い!毒持ちらしいから牙に注意!」

「わかった!任せろ!」

格上の相手は緊張しますが・・・

まずは大技!

「ファイヤァーバードアタァックーーッ!!」

全身を炎で包み、火の鳥の姿に!

そのまま飛翔し、ベノムスパイダーに直接突撃する私。

間違っても○学○法じゃありません!


いきなり飛んで突っ込んでくるとは思っていなかったベノムスパイダー、もろに直撃し、全身に火が引火!

「ギャギャギャッ!?」

火達磨になりながら巣から落下するベノムスパイダー、火傷の追加ダメージのおまけ付き!!

「熊さん!!」

「おう!!」


熊さんがベノムスパイダーを押さえ込んだのを確認!

「チャンリンシャン出番よ!」

「かしこまり~」

「救助開始開始~」

「お助け~あ~れ~」


小さな羽を羽ばたかせ、ベノムスパイダーの巣に突入するウサギたち。

あちらはウサギたちに任せて、熊さんの援護に行きましょう。

熊さんとベノムスパイダーはガチンコ殴り合いの真っ最中。

しかし、手数はベノムスパイダーの方が多いみたい。

やっぱり、足の数が多いから?

次第に防戦一方になる熊さん・・・

熊さんに向いている意識をこっちに向けなきゃ!

「食らえ!ニードルレイン!!!」

今度は水を針のように加工した攻撃魔法、水魔法ニードルレインでベノムスパイダーの全身を攻撃!

全身に突き刺さる水の針の痛みに、怒り心頭のベノムスパイダー!

「ギャギュグギャギャ!!」

私に向かって粘糸を飛ばしてきます。


おっと、それはお断り!

「フレイムガーダー!」

火魔法フレイムガーダーを発動。全身に炎をまとい、炎が鎧を形成、接近してきた粘糸を焼き尽くします。

「これはお釣りよ、取っておきなさい!!フリーズブレス!!」

先程のニードルレインで濡れたベノムスパイダーを水魔法亜種フリーズブレスで凍らせます。

身動きが出来ないベノムスパイダー、チャンスは逃しませんよ!

「熊さん止めを!!」

「こいつで最後だ!!ベアナックル!!」


熊さん渾身の一撃がベノムスパイダーの顔面を陥没させ、絶命させたみたい。

熊さん、どれだけ力があるの・・・


「「「救助完了~」」」

ウサギたちも任務完了♪

こちらもベノムスパイダーの死体を持って帰りましょう。

ベノムスパイダーの死体をアイテムボックスに収納、空間魔法は便利です♪

ハニービーたちに子供たちを返さなきゃ!


そんな私たちの前に1人のエルフの女性が現れました。

「すまない、そのクモの牙をいただけないだろうか。クモの毒に苦しむ同胞を救いたいのだ!」

「血清ですか。いいでしょう、お譲りします。」


再びベノムスパイダーの死体を出し、牙を女性に手渡す私。

「感謝する!このお礼はいずれ!」

そう言って森の奥へと姿を消すエルフ女性。

その姿を見送り、今度こそ死体を片付けハニービーたちの元へと向かうことにしましょ。

「戻りました、子供たちも無事です。」

「「「無事~」」」

「アイツも倒したからこれで安心だろう。」

「アァ、ナニカラナニマデスミマセン。オレイハナニヲオノゾミデショウ?」


その答えは決まっています!!!

みんなの心は一つ♪

「「「「「ハニークイーンが欲しいです!!!」」」」

「ワカリマシタ、オワケシマス。」

容器は私が即席で作り、各自ハニークイーンをもらって帰りました。


帰りは熊さんに王都近くまで送ってもらうことになり、ウサギたちと一緒に熊さんの背中に便乗です。

「もふもふです」

「あったかいの~」

「ぬくぬく~」

「ベッド~」


街道の近くまでのしのしと歩く熊さん。

うん、街道の方からこちらにやって来る人影が・・・

「お嬢ちゃん、無事だったか!?ってどうゆう状況だ!?」

ギルドの熊おじ様ことガルドさんでした。

「ただいま戻りました。熊さんに送ってもらいました。」

「受付のアニーが心配してたぞ、俺は様子を見に来た。しかし、フォレストベアと仲良くなるなんてな。本当にお嬢ちゃんは規格外だな・・・」

呆れたように言うガルドさん。

レディに対して失礼ですよ!プンスカプン!


「熊さん、ウサギさんまた何処かで会いましょう!」

「またな!」

「あいしゃるりたーん~?」

「またなの~」

「のしのし~」

みんなと別れ、ガルドさんの馬に便乗し、王都へ帰還。


肝心のギルドへ報告です。初依頼を完了させなくちゃ!

「アニーさん、ただいまー」

「もう、心配しましたよ。依頼の方はどうですか?」

ゴソゴソと薬草を取り出し、アニーさんに見せます。

「はい、間違いありません。依頼完了ですね。他に何かありますか?」

「倒したモンスターを売りたいのですが何処にもって行けばいいですか?」

素材買取カウンターを教えてもらい、そちらに移動。


「素材の買取かい?このカウンターの上に出しておくれ!」

買取担当のおば様のニルドさんが私を促します。

「それじゃ、これをお願いします。」

取り出したのはもちろんベノムスパイダーの死体。


「ちょっとあんた・・・これって・・・」

ニルドおば様の顔が引きつります・・・


「おい、あれって・・・」

「あぁ、ランクBのバケモノを冒険者初日でだと・・・」

「お嬢ちゃん、どんだけ規格外なんだ・・・」

あれ、何かまずかったかしら?


そんな喧騒のギルドの扉を勢いよく開けて入って来る人物がいました。

「お嬢様、シンシアがお迎えに参りました!お嬢様どちらです!?」


シーン・・・

一瞬、静寂に包まれるギルド・・・

「おい、メイドだぞ・・・」

「お嬢様だってよ・・・」

「お嬢ちゃん、貴族だったのか・・・」

ザワザワザワザワ・・・


「お嬢ちゃんの二つ名は訂正だな、”お嬢”に決定だな!」

「ちょっ!?」


ツッコミを入れようとする私に世界の声が響き渡ります。

《世界の声》二つ名が更新されました!

”黒衣”→”お嬢”


ガックリと項垂れる私がいました・・・

シアの馬鹿・・・

来週はお休みが無いので分割更新する予定です。

ご意見・ご感想・誤字報告等お待ちしております.


<NEW SKILL>

気配察知:敵意や視線、生物の鼓動等を感知する。


隠密:自分の気配を消して行動できる。


索敵:自分の周りの生物を見つけられる。また、敵意等の感情を表示してみることが出来る。赤なら敵対・青なら友好・緑なら中立・桃色なら好意。


<NEW CHARACTER>

ハニービークイーン:ハニービーの女王。これからも登場するかも!?


チャンリンシャン:顔にクローバーの模様のあるフェアリーラビット。

左目に模様がチャン、右目に模様がリン、両目に模様がシャンである。美味しい物が大好き♪


熊さん:名前はまだ無い。甘い物好きは熊の特徴!?


エルフの女性:本格的登場はまだ先。今回は顔見せ。


<NEW SPELL>

ファイヤーバードアタック:火魔法。全身に炎を纏い相手に体当たりする魔法使いにはありえない魔法。火傷の追加ダメージもあたえるすぐれもの。


ニードルレイン:水魔法。針状の水を高速で射出する魔法。相手の全身を穴だらけにする恐るべき魔法。


フレイムガーダー:火魔法。全身に炎を纏い鎧を形成する防御魔法。そのまま近接すると、相手に火傷ダメージをあたえる攻防一体な魔法。


フリーズブレス:水魔法亜種。その名の通り、凍てつく冷気を浴びせる魔法。

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