第二話 幼馴染
「何やこれ!」
思わずそう叫んでしまう。でも仕方が無いのだ、胸ができて綺麗なスタイルに超絶美少女の顔面、そして男の象徴の聖剣エクスカリバーが無くなっているのだから。
その叫び声にドタバタと走ってくる様な音が聞こえその後ガチャっとドアが開き母と目が合う、どうやら母は直前まで「どうした」と叫ぼうとしたらしいが少しずつ声が小さくなり俺を見て母はこう言う。
「あの…どちら様で?」
俺はすぐさま母に向かって
「俺だよ!俺!息子の賢人!」
と弁明しようとするが母は
「いや…あなた女ですし…」
俺は焦りその後も弁明をする。
数十分後
「ほ、本当に賢人なのね…?」
何とか誤解は解けたようだ
「そうだよ…賢人だよ…」
俺は少し疲れ気味に言う。母はそんなのお構いなしに
「学校はどうするの…?」
と聞く。俺はハッとした、そんな事まで考えていなかった。
「やば…どうしよう…」
そんな時だった。ピンポーンと玄関のチャイムが鳴らされ
「おーい!賢人!学校一緒に行こうよ!」
そう言うのは幼馴染の美咲、どうしようなんて考える暇も無い。だがあいつなら理解してくれると思い玄関のドアをバッと開ける。
「美咲!」
そう叫ぶが美咲にとっては誰かも分からない
「えっと…賢人のお姉ちゃんとかですか?」
そう美咲は聞くが勿論違う為
「違う!賢人だよ!」
と叫ぶと
「えぇ!?け、賢人!?」
と美咲は驚く、それもそうだ昨日まで親友だった男友達が女の子になっているのだから。
「そうだよ…朝起きたら女になってた…」
そう言うと美咲はすぐに理解した様に
「なるほどね〜…賢人のお母さんは医者でしょ?何か知らないの?」
と聞く、そうすると俺の後ろに居た母は
「何も知らない…性転換手術は聞いても急に女になるなんて…聞いたことない…」
と答える。そうすると美咲は俺を新しい実験台を見つめる様に
「随分可愛くなったねぇ…」
とニヤリと笑いながら言う。だがそんな目つきも無くなり
「と言うか学校どうすんの?」
と美咲は聞く。俺も困り果てた様に
「う〜ん…流石に今日は休むしか…」
そう言い掛けた瞬間、後ろからガシッと肩を掴まれ物凄い殺気で
「良い高校なんだし…それにあんた出席日数危ないんだし…行きなさい」
と言う実の息子…いや今は娘か…?とにかくどっちでも良いがそんな殺す様な目で見ないでほしいものだ、だが母は強しと言う言葉がある様に自分も言い返せれない
「は、はい…」
観念した様に言う。そして続け様に母に
「と言うか制服どうすんの?」
と聞くとそれに美咲が
「私の貸してあげるよ」
と言う。それに俺は
「い、いや!男女間でそう言うのは…」
と言おうとするが美咲はお構いなしに
「え?いや今賢人女じゃん」
と言う。まったく…こいつの適応能力はどれだけ高いんだ…と思いつつ俺は
「い、いや!サイズも合わないかも…例えば胸とか!」
そう言い掛けた瞬間美咲は俺の胸ぐらを掴み
「誰の胸が小さいだ?あ?」
とキレ気味に言われる、俺は今日二度目の命の危機じゃないか?とか思っているが、そんな事はどうでも良い、マジでこいつの力強過ぎると思いさっきとは違う状況に俺も流石に怖じ気つき
「い、いえ…そんな事は…1ミリも…」
と言うと、美咲は手を離し苛ついた様に
「なら早く着ろよ?持って来るから」
と言い美咲は家に戻って行く。後ろで母は
「あれは助言のしようが無いわ…」
と呟いてるのが分かる。
数分後、美咲が紙袋を持ってきて俺に渡す。先程のことからだいぶ落ち着いた様だ。
「それ着て一緒に学校に行くぞ…」
そう美咲が言い俺は
「ありがとう」
と言う、その後俺は着替えを行う――
1月2日(金)23:30
あけましておめでとうございます。一日遅れましたがどうか許してください…!
今作品は前よりより短くしました。前書き無くしました。次の作品は2.5話的な感じで幼馴染の目線を書きます!
それにフリーメモは新しいキャラが登場したら書きます!
最後にこの作品は不定期投稿です!2週間位して投稿され無かったら打ち切りと思ってください!
前の作品を呼んでくれた18人の方々、ありがとうございます!!
これで後書き終わりま〜す。




