テスラコイルに踏まれた日々
教室のドアを開ける、その瞬間だけが自分を見てくれる
視聴者が一番多い瞬間だ。そして、元に戻る。
自分の事を棚に上げて喚くのが、一人。
彼氏との性行為を大声で話す売女が、一人。
自分のミスを自慢げに話す巨漢が、一人。
何故か自分は勝ったと感じた。
自分は違う、違うのがカッコいい、個性だ、僕の本心だ。
学校とかいう狭い世界でしか生きていない僕は、これしか
考えつかない、いや考えられない。
正直もう、いいよね! 僕は僕だしぃ〜。。。。
そんな気味の悪い事を思う事で、自分を保っていた。
残りは、帰って喘ぎ声で自慰しようと思った事以外、
記憶にない。
あ、ぁぁお日様、そろそろ亡くなって。