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学生失格  作者: 渡邊赤城
第6章「タイトル未定」

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6-2

「い、いらっしゃい・・・」

「遅いわよ!」

「すまん、片づけてた。」

「まぁ、いいわ。」

「入るわね。」と言いずかずかと入っていった。

可奈芽を部屋に案内し、とりあえず冷蔵庫を確認する。

分かってはいたが麦茶しかなかった。

それを適当な容器に汲み、部屋にもっていく。

「こんなものしかないけどどうぞって、お前は何をやってるんだ!」

「そりゃ、男の部屋に入ったらベッドの下を探してエ〇本を探すって。普通でしょ?」

彼女はポカンとした顔で答えた。

「いや、普通じゃないし、そんなベタな所に隠す男子はいない。」

「あ、もしかして本棚の中?」

「だから探るな!」

そういい、彼女を引き離して机というかちゃぶ台に座らせた。

実際、本棚の壁と本の間に薄い板を挟みその隙間に入れていたため焦った。

「よし、テスト勉強するぞ、何からやる?」

「とりあえず、この統一テスト?について教えてよ。」

「あのなぁ、先生が説明してただろ・・・。まぁ、いいや。統一テストは前回のテストから今までで習った全てが範囲内であり、このテストが内部進学の判断基準の7割を占めているといわれるテストだ。とか言っても、この時期に転入してきた生徒が内部進学できるか知らないけど。」

「ふーん、あ、内部進学の件は大丈夫だよ。」

「なんでだよ?エスカレーターでいかないのか?」

「違う違う、この学校の会長がうちのお父さんだから。」

「え、えええええええええええ!!!嘘だろ!?マジ?」

「マジマジ。あ、正確にはうちのおじいちゃん、もとい、みっちゃんのおじいちゃんが事実上の会長でうちのお父さんが名目上の会長になってるの。」

「ちなみにみっちゃんのお父さんが総合病院の院長をやってるよ。こっちも事実上のトップはおじいちゃんだけど」と欲しくない事実を知らされた。

他にも役所の幹部も親族で固まっているらしい。

「てか、それならなんで最初っからうちの学校に居なかったんだよ?」

「二年半だけど留学に行ってたの、それも反対を押し切って。だから帰国後はいう事を聞いているって訳。」

「そういうことか、ところで海外で何やってたの?」

「正直なところ特に何もないよ。一緒に行った日本人の友達と一緒にいたし。海外でしかできないことと言ったらこの年齢で飲酒したことぐらいかな。あっちだとOKだったから。けど特に美味しくなかったなぁ」

「そっか、まぁいいや。とりあえず勉強するぞ。」

それから日が暮れるまでそれなりにテスト勉強をした。

とか言っても身についている気がしない。

可奈芽は帰ったことだし勉強しなおそうかな。

それと共にエ〇本の隠し場所を変えなければ・・・。

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