目覚めし魔王は世界を滅ぼす
「……誰だ、我が眠りを妨げる不届き者は……」
「さぁああああ始まりました! 第5371回、魔王様寝起きドッキリチャレンジ! フォオオオオオオオオオォォォオオ!!」
「うるっせぇよ誰だお前!? こんなヤツ雇用した覚えねぇぞ!?」
「私が演芸会用に雇用したジェントルマンでござる」
「お前も誰だ!?」
「私は平行宇宙からの侵略者。魔王、そなたの首を貰い受けるためにやってきたのだ! これから宜しくお願いしま候!」
「本当に誰だお前!? 平行宇宙とか言われても納得出来る筈がないだろう!」
「いや、暗殺者であることに突っ込もうな?」
「宜しくお願いしちゃってるもんな……お前も誰だよ!?」
「勇者です。三年前から魔王城に泊まっています」
「それもう住んでるよね? ちょ、俺の部下たちはどうしたのだ! 出てこいお前達!」
「「「「おはようございます魔王様」」」」
「その台詞を最初に聞くはずだったのだが……まあいい。お前達! 勇者を葬れ!」
「嫌です」「拒否する」「やだ」「ウホッウホウホっ!(ドコドコドコドコ)」
「おいゴリラいたぞつまみ出せ!」
「ああ、そのゴリラは四天王の一人です」
「俺が寝てる間に何があったの!? 本当に怖いんだけど!」
「ンンン~私が説明承りましょう! イッツァショウターイム!」
「ジェントルマンじゃねぇか! 場違いなんだよ! ……なんなんだこの空間は! 知らんヤツと暗殺者と勇者とゴリラがいるって!」
「大丈夫? 病院行く?」
「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!! 気が狂うわこんなん!」
「魔王様! 魔王様が蘇ったと聞いて急遽やって来た次第です! 私、執事の─」
「これ以上キャラを増やすあああああああ!!!」
世界は半壊した。
最近、ウマ娘が流行ってるそうですね。
その関連性のせいか、ようつべの『あなたへのおすすめ』欄にウマ娘ではなく、本物の競馬が出てくるようになったんですよね。
ところで、誰か『ムヒ』持ってませんか?虫刺されが多いんですよね。しかも手首周りだけ。
本当に手首周りだけ。
更に話題は変わるけど、需要がある小説ってなんですかねぇ?
最近は専ら『追放モノ』がうなぎ登りで流行ってるますが。
なんなん? そんな追放されたいの?
あ、別に批判はしませんよ? ただ、追放モノって、最初にざまぁやってその後が迷走気味じゃないですか。
(私の小説もそうだけど)
勿論、書籍化決定など、多くの読者からの需要はあるけど。
よくYouTubeで『なろう系』は批難の声ばかり上がるじゃないですか?
工作だの、複数アカウントで不正評価だの。
『本当に面白い小説が埋もれて、クソばかりが浮上する風潮』が嫌われてるんですよね。
これが世の中なんだなって。私は敵でも味方でもない、中性なのでああだこうだ言わないけど、やはりYouTubeで広められている事実も重要だと思うんですよね。
私はそう思いませんが。