俺の同居人は、1日ごとに人が変わる!
俺は、年中お金がない!
働いても働いても、今までのギャンブルの借金や
家賃、光熱費、食事代などで働いたお金はあっと
いう間に水のように消えていく。
何か手立てはないかと? 俺は考えて浮かんだ事は、、、。
俺の部屋に毎日、同居人と暮らすというモノ。
1日ごとに、ホテルのように部屋を貸してあげれば
その人も助かるだろうし、俺も助かる!
6畳半の部屋に1日だけ、二人で一緒に過ごす。
相手にとっては、安い部屋に知らない者同士一緒に
泊る民泊だと思えば気も楽になるだろう。
しかも!? 一日、1000円ポッキリだ!
3食ご飯を食べたければ、プラス300円を出せば
俺が料理を作る。
こんなおいしい仕事はないだろう。
1日ごとに、人も変わるから俺も楽だし気分も変わる
俺は、先ず近場の友達に声をかけた。
お金もないし、住むところもない友達はわんさかいたからだ!
『なあ! お前、今住むところあるのか?』
『・・・い、いや、金もないし! 泊るところもネットカフェか?
公園で野宿だよ。』
『じゃあー俺の家に泊まるか? 一泊1000円でいいぞ!』
『マジかよ! 1000円でいいなら、泊まるよ。』
『もし? 3食、食事付きなら、プラス300円だ!』
『ありがたい! 3食付きで頼むよ!』
『よし、決まりだな! いつ来る?』
『明日の朝一に、お前の家に行くわ。』
『あぁ! 分かった、待ってるよ。』
*
【ピーポーン】
『おう! よく来たな、中に入れよ!』
『あぁ! ありがとう。』
俺の家に初めて来たその友達は、ワクワクしながら俺の部屋を
見渡していた。
『結構、いろんなモノがあるんだな~』
『まあ、高いモノはないけどな!』
『これからも、よろしくな!』
『・・・いやいや? お前を泊めるのは、1日だけだよ。』
『えぇ!? ずっと、ココに住んでいい訳じゃないのか?』
『当たり前だろう! 1000円でいつまで居るつもりだったんだよ!』
『・・・じゃあ? 更新は出来るのか?』
『えぇ!?』
『お金を払い続ければずっと、ココに居れるって事だよ。』
『それも無理だ! ココには、1日だけだし! それ以上はココに
居る事を禁じている! それは、お金を払ってもな!』
『・・・なんだよそれ!』
『俺は、いろんな人とココで同居したいだけなんだ。』
『・・・なんだ、つまんないな~!』
『まあ、そういうなって! 今日、1日を楽しもうぜー!』
『・・・うん、まあ、仕方ないな!』
『あぁ!』
『あぁ!? ココに泊って良かったと思ったら? 誰かにココを
紹介してくれないか?』
『それは、別にいいよ、一泊1000円は、安いしな!』
『ありがとう!』
その日、1日いろいろ二人で話して楽しかった。
アイツは、友達ではあったけど? あんまり一緒に居る友達
じゃなかったし! いろいろお互い話せて良かったよ。
それに、俺の料理も旨いと褒めてくれたしな~!
激安食材で、美味しい料理を作るのが俺は好きだから。
アイツも喜んでくれて嬉しかったよ。
満足してくれたのか? 違う人にも紹介すると約束してくれたしな。
・・・あれから数日後。
アイツの紹介だと言って、若い女性が俺の部屋に泊りに来た。
【ピーポーン】
『はーい! どなたですか?』
『○○さんの紹介で来ました、宝岡 志穂香です。』
『・・・あぁ、アイツの紹介できたの? 中にどうぞ!』
・・・まさか!? 若い女性が来るとは思っていなかった
から少し興奮した。
しかも!? めちゃめちゃ可愛い。
俺好みの女の子だった。
『あ、あの? 本当に1日、1000円で泊めてくれるんですか?』
『勿論! 3食付きならプラス300円だよ。』
『・・・食事はいいです、お金がもう無いんで。』
【グルグルグルー】
『・・・うん? お腹空いてるの?』
『・・・あぁ、まあ、』
『これは、内緒だよ! 君におまけだ、食事代はタダでいいよ。』
『・・・えぇ!? 本当にいいんですか?』
『可愛いからいいよ。』
『ありがとう!』
俺は、ニヤニヤが止まらなかった。
若い女の子と6畳半の部屋に、二人きりで一夜を過ごすこと。
俺の人生で、女性と言えば【おかん】だけだし!
彼女どころか、女の子とまともに二人で話した事もなかった。
こんな幸せな時間を過ごせるなんて思っても見なかったよ。
その日は、いろんな彼女との妄想で一睡も出来なかった。
『じゃあーまた! 泊りに来ていいですか?』
『勿論! また来てね!』
『次、他の女の子にココの事、紹介しておきますね!』
『あぁ、ありがとう! 気を付けてね。』
『うん。』
それからは、何週間かは最高の気分だった。
彼女が次に紹介してくれたのは? 彼女と同じ歳の女の子
だったからだ。
それが、ずっと続いていて、、、。
俺は、鼻血が止まらなくなるほど毎日興奮した。
だから、これからも部屋を貸す事はやめられないんだよな~
最後までお読みいただきありがとうございます。




