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4話 準備

「目が覚めたら全て夢だったなんてオチじゃなくてとりあえず安心っと」


目を覚ました幸平はメニュー画面の時間を見る。


「6時に起きるなんてどうかしてんな」


幸平は家から学校まで徒歩10分という近距離により、学校が始まる30分前に起きていた為、6時起きなんてもう何年もしていない。


「ま、やる事はいくらでもあるから全然いいんだけど」


幸平は自室を出て、司令室にやって来た。司令室ではナナが何か作業をしていた。


「おはようナナちゃん。朝早くからお疲れ様」

「そ、総司令!おはようございます」


幸平が周りを見渡すとユミの姿が無い。


「ナナちゃん、ユミさんは?」

「せ、先輩は昨晩中司令室の当直だったので今は交代してます。お、おそらく自室でお休みしてるかと」

「昨晩中!?」


幸平はユミの過剰労働ぶりに驚く。しかし司令室は有事の際にすぐに対応出来るように必ず誰かが居る必要がある。だが夜通しとなるとブラック過ぎる。


「さすがに酷な事をしたな。よし、今日は指揮オペレーター無しで探索しよう!ナナちゃんはユミさんにゆっくり休んどいてって伝えといて」

「あ、あの私はオペレーター出来ます!」


今日はユミを休ませるつもりの幸平にナナは代案を持ち込む。


「でも司令室全システムを制御しながら指揮するのは大変だと思うよ?」

「...で、ですよね」


幸平のいう事ももっともだとナナは引き下がる。昨日の場合前線は幸平1人で、司令室の操作もそこまで多くなかったのでユミ1人でもなんとかなったが、今日は前線に8人行く事になる。その場合1人ではとても無理だ。すると


「カンセル様、お心遣い痛み入ります。しかし私はこの通り大丈夫ですのでどうかお気遣いなくお願いします」


司令室に入ってきたユミが幸平に言った。ユミはもう起きていたらしい。


「いや、でもユミさん頑張り過ぎだよ。今僕凄い罪悪感でいっぱいなんだけど」

「いえいえ、私なんかは夜通し働かないとカンセル様のお役に立てませんので!」

「じゃあ、せめて出発までゆっくり休んでてよ」

「承知しました。ナナ、出発前に絶対に起こしてね?」

「は、はい!」


幸平がユミを説得すると、ユミは自室に行かず休眠室に入っていった。


「ナナちゃん、出発時もユミさん寝かせておいてあげたいんだけどダメかな?」

「え、えっとそれはその...えっと」


ユミに休んでおいて欲しい幸平はナナに相談する。ナナは最初は戸惑っていたが、やがて


「そ、総司令は優しいお方ですね」


ナナは幸平に微笑みかけてそう言った。幸平は照れながら「そうかなぁ?」と返す。


「で、でも先輩が総司令の助けになりたいのは本当です。な、なのでその、ど、どうか先輩を働かさせていただけませんか?」

「そうだね。僕も無線でユミさんの声を聞きたいかな?」


とりあえずユミは今日も働く事になった。


「よし!この話はおしまい!僕はシャワー浴びて朝飯食べに行ってくるよ」

「は、はい。行ってらっしゃいませ」


コマンドベースには浴場が一つしか無い為、幸平は昨晩時間の関係で風呂に入らなかった。要は女性しか居ない部下に譲ったのだ。その為、幸平は朝にシャワーを浴びた。

シャワーを浴びた幸平は食堂へ向かう。


「カンセル様、おはようございますぅ」

「おはよう。朝早くからお疲れ」


食堂に着くと、焼きたてパンの匂いと共に胸元に〈芳醇♡〉と書かれたピンクのエプロンを付けたハルカが幸平を出迎えた。


「いい匂いだね」

「焼きたてパンがありますけど召し上がりますかぁ?」

「お願いするよ」


朝食の要望を聞いたハルカは厨房へ戻っていった。やがて、オレンジジュースとセットで沢山のパンを持って来た。


「焼きたてパンがあるって事は何時から作ってたの?今7時過ぎだけど」

「昨日のうちにある程度作っておいたので6時くらいにはもう焼いてましたよぉ?」

「それでも早いよね。おかげでこんな美味しそうな焼きたてパンを食べられるんだけどね」


そう言って幸平はパンを食べ始めた。


「美味しい。やっぱハルカさんって料理上手いよね。この世界の街とかあるか分かんないけどもし有るなら料理屋始めるのもありだよね」

「カンセル様、私は貴方様に喜んでいただけるようにと努力させていただいてますが、貴方様から離れるような事は断固として拒否させていただきます」

「な、なるほど」


幸平がふと冗談で言ったことが、語尾に違和感が無くなる位ハルカに全力で拒否され少し戸惑う。


「ごちそうさま」

「はい、お粗末さまですぅ」


パンでお腹を満たした幸平は立ち上がり、食堂の出口へ向かう。


「カンセル様、貴方様から離れるのは絶対に嫌ですが、カンセル様がして欲しい事はなんでもしますので仰ってくださいぃ」

「分かった」


幸平は食堂を出て再び司令室へ向かった。


「そ、総司令、おかえりなさいです」

「あぁただいま」


司令室に着くとナナが出迎える。ユミは居らず、まだ寝ているようだ。


「よし要塞化するぞ!!」


幸平は大声をあげメニューを開く。その声にナナは驚き体をビクつかせる。幸平はメニューの〈MP管理〉から〈基地設備購入〉へと飛ぶ。現在〈基地設備〉のリストには防衛用のタレットと航空部隊の滑走路、防壁くらいしか無い。asbと同じ設定なら幸平のレベルが上がれば購入出来る、アイテムや兵器が増えていく筈だ。


設備 : 防壁 (コマンドベース周囲) 12000MP

設備 : タレット (機関銃) 600MP ×20


幸平は上記の設備を購入する。すると基地の外からゴゴゴと騒音が聞こえてきだす。


「そ、総司令、こんなにMPを使ってしまわれても大丈夫なのですか?」


「ああ、それなんだけどね」と幸平は前置きしナナからの質問に答える。


「あくまで憶測に過ぎないんだけどおそらく解決出来るんじゃないかな?って思う」


幸平の返答にナナは首を傾げる。


「昨日、食堂でユミさんが話してたんだけど」

「は、はい」


時間は昨夜、食堂で〈ブラックレイド〉メンバーの自己紹介終了後に遡る。


「今後の方針ですが、引き続き探索をするという事でよろしいでしょうか?」

「とりあえずはその予定だけど、何か考えでも?」


ユミが幸平に今後の目的を聞く。それを幸平は何か言いたげなユミに聞き返す。


「これは憶測の域を出ない話なのですが、探索の傍らで積極的に周囲の脅威となり得る敵を排除した方がよろしいかと思います」


幸平の探索の目的は周囲の地形、脅威、その他の情報を仕入れる為に行っている。だが、ユミはそれとは別に脅威となりうる敵は相手の戦意、敵意関係無しに排除しろと言いたいのだ。


「安全の確保...という理由だけじゃ無さそうだね」


ユミの含みを持たせた言い方に幸平は何か別の理由を感じとりユミに問う。


「はい。簡潔に説明しますとMPの補充がその理由です」


本来asbでのMPの入手はゲーム内で設けられたミッションのクリアや倒した敵から手に入れたアイテムを売却するなどして行われていた。だが、この世界にはミッションは無い。昨日倒した狼型からは何もドロップしなかった。


「今日、狼型を撃破した後にMPが2000増えました。その後にレベルアップしたのでおそらく敵の撃破でMPを得られるのだと思います」


確かにステータス画面ではMPが増えていた。幸平はゲームで良くある倒した後の報酬としてユミの話を理解した。


「じゃあ明日は探索も兼ねてMP回収もしようか。〈ブラックレイド〉の異世界初任務だ」

「了解!」



「という訳でMPは補充出来ると思うから、防衛の為に今MPを使わなきゃね」


幸平はナナに昨日の説明をすると自分のステータス画面をナナに見せる。


「それに昨日弄ってたらレベルアップ報酬なるものを貰ってねMPが増えたんだよ」


name : カンセル

armor : 80

militarypoint : 36976

Playerlevel : 2

position : 総司令官 兼〈ブラックレイド〉隊長

wepon : 〈main フォートレス(ギガンテス)〉〈sub ABS-77(アサルトライフル)〉


本来なら28976MPじゃないといけないMPが8000多い。昨日各施設長に経費として合計2000MP渡しているので実際は10000MP多い。


「レベルアップで10000MP貰えるなら結構助かるよね」


「初回だけかもしれないし、次回から減るかもしれないけど」と幸平が苦笑する。


「という事で必要な物は沢山あるからどんどん買っていこう」


幸平は購入した物の置き場所にもっとも適している格納庫へと来ると、どんどん兵器やアイテムを購入していく。

勿論ナナは司令室で留守番。


アイテム : C型回復錠 30MP ×10

アイテム : 各弾薬、バッテリー、燃料 計 300MP

兵器 : 大型トラック フィーア 2000MP

兵器 : 輸送用中型ヘリ ツェーン 5000MP

兵器 : ヴァンガード (キャノンタイプ) 1000MP ×5

兵器 : ヴァンガード (マシンガンタイプ) 1000MP ×5

兵器 : ヴァンガード (ミサイルタイプ) 1000MP ×5

兵器 : セントリーガン 700MP ×5


残高10876MP


幸平が購入を終えると目の前に大量の兵器と弾薬。少しの回復アイテムが並ぶ。

するとここ格納庫の整備長、ミライが迷惑そうに言う。


「もう格納庫が狭いのです」

「はい。すみません」


実際には格納庫の残りスペースはまだ8割程残っている。ただ単純にミライは別の理由で怒っているだけだ。それは──。


「総司令の為に徹夜したのにこんな時間に起こすなんて総司令は思いやりに欠けてるのです」

「はい。すみません」


そう、ミライが怒っている理由は、幸平が壊した〈フォートレス〉を朝まで直して、やっと寝ついた時に幸平が起こしに来たのだ。


「でも、ミライちゃんが格納庫で寝てるのを見つけた時はびっくりしたよ」


幸平が格納庫に入って来た時、ミライが〈フォートレス〉の横で寝袋で横になっていた。それを見て幸平は心底驚いたとか。


「でも、格納庫さえ使えればいいからミライちゃんは自室に帰っていいよ?」

「総司令が働いているのにミライだけ休めないのです。それにおそらくこの兵器を修理するのはミライなのです。だからこの場に立ち会う義務があるです」


過剰労働のユミといい、食堂でのハルカといい、徹夜明けのミライまで、どうしてここまで皆仕事熱心で幸平に献身的なんだろうと幸平は思っていた。asbの設定通りではあるが、それはゲーム内での幸平、カンセルがデキル上司だからだ。ゲーム内での主人公は威厳があり、判断力に優れ、戦場では負け無し。そういう完璧な上司だから沢山の部下が、出来ていた。だが今の幸平はどうだろうか?戦場での評価は正直悪くないと思う。〈フォートレス〉を半壊させなければだが。判断力もそこまで悪くない。必要な物はすぐに入手し、配分し有事の際に備えている。ただ、問題は威厳だ。asbでは主人公は部下にちゃん付けやさん付けは絶対にしなかった。全員呼び捨て。だが幸平は基本年下ぽい人はちゃん年上か同年代はさんを付けている。これはこの世界に来る前からの幸平の癖だ。それに主人公と比べて今の幸平は皆と距離が近い。その場合だと頼れる上司では無く、うるさい先輩だ。


「まぁ、いいか。もともと僕には威厳なんて無いし」


幸平は開き直り、ふと横を見る。するとミライが立ったまま器用に寝ていた。

幸平はミライを抱き抱えると、ミライの自室へと連れていき、寝かせておいた。

そして幸平はレンに無線を入れる。


「おはようレンさん、起きてる?」

『はい、おはようございます総司令。既に起きております』

「じゃあ、格納庫に来てくれる?色々と準備したいたから」

『は!即座に』

「ゆっくりでいいよ」


レンとの通信を終え、格納庫へ向かいながら次にナナへ連絡する。


「ナナちゃん、大体分かってると思うけど一応僕達を見ていて、後で説明する」

『り、了解しました!』


ナナは司令室で幸平のメニュー内の全てが見えている為、兵器が増えた事により幸平が準備をしているという事が分かっているだろう。幸平が格納庫に着くと、既にレンが到着しており、こちらに敬礼していた。


「おはよう、待たせたね」

「いえ、総司令が急がれる必要はありませんのでお気になさらず」


幸平はレンの敬礼に返すと、先程購入した兵器達の前に来る。レンもそれに追従する。


「準備とは何をするのでしょうか?」

「実験と積み込みくらいかな?すぐ終わるよ」


レンの質問に答えた幸平は全長1.6m程の兵器、腕が機関銃になっている〈ヴァンガード〉の前に立つ。

〈ヴァンガード〉とはasbで使用されていた二足歩行兵器だ。ギガンテスの技術を基に作成された変形出来ない小さなギガンテス、高度なAIを積んでおり、戦場の最前線で戦う機械の兵士。という設定だ。実際に幸平もasb内の戦闘時には必ず使っていた。asbでは人間の兵士は数を揃えても死亡すると居なくなり、ステータスも〈ヴァンガード〉には大きく劣る。その為、ビークルの操縦や航空支援等人間にしか出来ない事を担当し、歩兵は〈ヴァンガード〉が担当するのだ。さらに〈ヴァンガード〉はある程度の破壊であればすぐに直せ、高度なAIにより臨機応変に対応出来る。


「〈ヴァンガード〉起動」


幸平の言葉に合わせて、〈ヴァンガード〉の頭部のカメラにあたる目が光る。


「僕の言葉が分かるか?理解できるなら頷いてくれ」

「ハイ総司令、ワタシハアナタノ言葉ガワカリマス」


幸平の言葉に〈ヴァンガード〉は機械的な音声で頷きながら返す。


「話せるのか、この世界での〈ヴァンガード〉は」


asbでは〈ヴァンガード〉は話せない。命令を実行し、場合によっては司令室が操縦する機械だ。


「レンさん、〈ヴァンガード〉に命令してみて?誰の命令でも聞くのか試したい」

「了解しました。〈ヴァンガード〉、跪きなさい」


レンが威圧的に〈ヴァンガード〉へ命令すると、〈ヴァンガード〉はその場で跪く。


「私の言う事を聞くようですね」

「...そのようだ」


幸平は考える。果たしてこれは誰の命令でも聞くのか、それとも味方の命令を聞くのか。


「〈ヴァンガード〉、君が命令を聞く基準は?」

「味方ト判断シタモノデス」


幸平は考える。果たして味方の基準とは何なのか。その基準次第で今後敵対する者が現れた場合は悪用されかねない。


「味方の基準は?」

「〈アサルトペンタグラム〉ニ属スルモノデ、総司令ニ害意ガナイモノデス」

「...だったらレンさんは?」

「レン・シティール〈アサルトペンタグラム〉軍〈ブラックレイド〉副長。脈拍アンテイ、脳波異常ナシ...問題アリマセン」


〈ヴァンガード〉の答えに若干安心する幸平。どうやらそれなりにちゃんと判断出来ているようだ。だとすればとりあえず問題無い。


「ナナちゃん、〈ヴァンガード〉を遠隔操作してみて」

『は、はい』


幸平がナナに無線を入れる。しばらくするとナナが幸平に話しかける。


『な、何をさせればいいでしょうか?』

「うぅん、とりあえず格納庫を一周走らせてみて」

『り、了解しました』


幸平がナナに答えると〈ヴァンガード〉は格納庫を走り出した。〈ヴァンガード〉の最高時速は50km、跳躍力は縦に10m、横には12mまで飛べる程脚力に優れている。


「どう?問題無い?」

『は、はい。異常ありません』

「了解。じゃあ、それぞれ〈キャノンタイプ〉、〈マシンガンタイプ〉、〈ミサイルタイプ〉を一種類ずつ〈ブラックレイド〉のトラックに載せて、残りを基地の見張りにして」

『り、了解しました』


幸平の指令の通りナナが遠隔操作で〈ブラックレイド〉のトラックに3機の〈ヴァンガード〉を載せる。その後、残りの〈ヴァンガード〉は格納庫の外へ出て行った。


「よし他の物も積み込んでくれ」

「承知しました」


幸平とレンが〈ブラックレイド〉のトラックに他の兵器を積み込む。


「ところで総司令、ヘリはまだ分かりますが何故トラックを購入されたのですか?既に一台ございますのに」


レンの質問ももっともだ。昨日〈ブラックレイド〉が来た時に〈ブラックレイド〉のビークルであるタンク、トラック、軽装甲車、バイクも付いてきた。よってトラックは必要が無い。


「〈ブラックレイド〉に何かあった時にヘリやトラックがあれば追加で物資の運搬が出来るでしょ?」

「なるほど、流石でございます」


幸平の考えにレンは納得する。まぁ、本当に何かあった場合、基地から追加の物資を待ってる暇なんて無く幸平がその場で必要な物を購入する可能性が高いのだが。


「そろそろ時間だな」


幸平はメニューを見て時間を確認する。〈ブラックレイド〉の集合時間は10時、現在は9時半過ぎだ。そろそろ司令室に行くべきと幸平とレンは司令室へ向かう。

幸平とレンが司令室に入ると〈ブラックレイド〉メンバーもユミも出てきていた。


「おはよう皆」

「おはようございます!総司令」

「おはようございます、カンセル様」


幸平が〈ブラックレイド〉メンバーとユミに挨拶すると皆敬礼する。


「皆揃ってるし早いけどブリーフィングを始めようか」


幸平は今日の予定を皆に説明する。

兵器情報


爆撃可変式小銃 ヒガンバナ〈装弾数(射撃時)40000〉〈装弾数(爆撃時)40〉〈威力(射撃時)180〉〈威力(爆撃時)2000〉

弾丸を必要としない新世代の武器〈ABS-プライマル〉の派生武器。専用のバッテリーを使用する事で約4万発の弾を再装填無しで撃ち続ける事が出来る。この事も充分な利点だが、この武器はアサルトライフルから変形しロケットランチャーにもなる。この技術はギガンテスから流用したものであり、派生型も複数ある。

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