第57話 説明
二人に出してもらった家具や日用品を確認していく。
(ベッド、蒸し器、テーブル、椅子、食器、棚、トイレの紙、絨毯、調理器具、桶、掃除道具だったか?)
「はい。今日中に作られますか?」
(そうだな。ベッドや絨毯は部屋の大きさで考えるとして、食器とかは作って置きたいな。)
「まぁ、ベッドなどの大きさに家の大きさを合わせてもいいのですが。」
(変な話だな。)
元の世界ではなかなかないことだ。
「では、先にスキルなどを作るのが良いと思われます。」
(あぁ、そうだな。ステータス)
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ヘルプ機能
名前:ミネギシ タケル(峯岸 武流)
年齢:15
職業:冒険者
Level:179534925(経験値 あと5)
獲得経験値:1795350745
体力:897674625/897674625
魔力:179534925/17953492500
物理攻撃:897674625
物理防御:1795349250
魔力攻撃:5386047750
魔力防御:7181397000
魔法適正:火・水・風・土・光・闇・付与・空間・転移
ユニークスキル:創造
獲得経験値増加
必要経験値減少
完全耐性
能力略取
詠唱破棄
爆発
反射
魔力操作
スキル:制限無効(level2)
眷属化(level2)
並列思考(levelー)
追撃(level5)
大鎌術(level5)
槍術(level5)
杖術(level5)
双剣術(level5)
棒術(level5)
剣術(level5)
弓術(level5)
威嚇(level1)
威圧(level2)
雄叫び(level1)
魔法:火属性魔法(level5)
水属性魔法(level5)
風属性魔法(level5)
土属性魔法(level5)
光属性魔法(level5)
闇属性魔法(level5)
付与魔法(level1)
分離魔法(level5)
空間魔法(level5)
転移魔法(level3)
生活魔法(level1)
耐性:火属性耐性(絶)
水属性耐性(絶)
風属性耐性(絶)
土属性耐性(絶)
光属性耐性(絶)
闇属性耐性(絶)
毒耐性(小)
即死耐性(絶)
称号:ーーー
加護:死神の加護
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(大鎌術のレベルが上がってるな。そういえば、大鎌術とかってなんの意味があるんだ?)
「いろいろ細かな効果がありますが、わかりやすいものでいえば、相手の間合いがわかるようになったり、その武器を落としにくくなったりでしょうか。」
(地味だな?)
「剣術1つをみても、人によって様々な癖があります。型と言うのが正しいかもしれません。スキルによって同一の型となってしまっては、スキルの意味がありません。」
(そうか。なんとなくわかった…気がする。まぁ、マイナスにならないならいい。じゃあ、いつも通り考えていくか。)
「わかりました。今回はどうされますか?」
そう聞かれるのは、ヘルプに考えてもらうことが多いからだろう。
(1つは、ルティとレイラにスキルとかをあげられたら、と思うんだけど。)
「…それは、難しいかと。」
(え?…どう言うことだ?)
今までは簡単に出来ていたから、少し驚いてしまった。
「まずユニークスキルは本来、1人だけのスキルです。あなたは、《創造》によって複数の所有が可能となっていますが、通常の人であれば、肉体も魂も崩壊します。」
(それは、死ぬってことか?)
「その通りです。」
(あっ!でも、それも先にスキルでなんとか…)
「可能ではあるでしょう。」
(なら!)
一瞬喜ぶが、ヘルプの声ですぐに冷める。
「ですが、それは肉体や魂を作り変えると言うことです。言い方を変えれば、その人の過去を捨てると言うことです。」
(…)
「魂が変われば人格が変わり、一度変わったものは、2度と元に戻ることはありません。」
正直に言うならば落胆してしまった。
だが、それと同時に自分の考えていたことの残酷さを理解し、納得もした。
(じゃあ、結局無理ってことか?)
「はい。ですが、通常のスキルや魔法、耐性ならば可能です。」
(は?さっきと言っていることが違くないか?作り変えるってことに…)
「いえ、それはユニークスキルに限った話です。スキルや魔法は、肉体や魔力の使い方を覚えるということです。もちろん向き不向きはありますが、努力をすればあなたでなくても、身につけることは可能です。」
(じゃあ、全てのスキルや魔法を覚えることもできるのか?)
「可能ですが、実際にはそのようなことをする人は少ないです。」
(なんでだ?たくさんあったほうが便利だろ?)
「例えばですが、レベル1の魔法をたくさん持っている人も、もちろん使い方にもよりますが、レベル5の魔法を1つ持っている人と戦ったら、勝率は後者のほうが高いでしょう。」
(でも、なら全てレベル5にすれば…)
「それはむずかしいです。あなたの何十倍、何百倍、いえ、それ以上かもしれませんが、そのくらいレベルを上げるのは困難なのです。その上、魔力によって1日に使える回数も決まっているのです。それを何種類もとなると、寿命が足りないでしょう。」
(…そうか。そう考えると、俺のステータスを知られたら妬みや嫉みは相当なものになるだろう。そんなことになったら、レイラやルティにも不自由させるからな。それは避けたい。)
「まぁ、今はそれは置いておいて、作るものを早めに決めたほうが良いかと。お二人が待っているのではないですか?」
2人を見ると、疲れていることもあってか、眠そうにしている。
(本当だな。仕方ないから、食器とかは明日作ることにして、スキルとかを早く決めよう。じゃあ、さっきの、ユニークスキル以外を渡せるスキル、えーっと、《譲渡》でどうだ?)
「それだとあなたの方には無くなってしまうので、《転写》が良いのではないですか?」
(ああ。それでいい。あと4つか。)
「どういうものがよろしいですか?」
(日常生活で使えるものがいいな。生活魔法に掃除とかは含まれてるんだろ?それ以外で頼めるか?)
「では、《計算》、《計量》などはどうでしょうか?」
(《計量》って重さを計るのか?)
「その通りです。」
(料理とかで使えそうだな。他には?)
「あとは、《比較》に、この前の《回復魔法》はどうでしょう?」
(《比較》って何に使うんだ?)
「食材の良し悪しがわかるのでは?」
(なるほど。じゃあ、《創造》)
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ヘルプ機能
名前:ミネギシ タケル(峯岸 武流)
年齢:15
職業:冒険者
Level:179534925(経験値 あと5)
獲得経験値:1795350745 1,793,319,465
体力:897674625/897674625
魔力:8976746250/17953492500
物理攻撃:897674625
物理防御:1795349250
魔力攻撃:5386047750
魔力防御:7181397000
魔法適正:火・水・風・土・光・闇・付与・空間・転移
ユニークスキル:創造
獲得経験値増加
必要経験値減少
完全耐性
能力略取
詠唱破棄
爆発
反射
魔力操作
転写
スキル:制限無効(level2)
眷属化(level2)
並列思考(levelー)
追撃(level5)
大鎌術(level5)
槍術(level5)
杖術(level5)
双剣術(level5)
棒術(level5)
剣術(level5)
弓術(level5)
威嚇(level1)
威圧(level2)
雄叫び(level1)
計量(levelー)
計算(levelー)
比較(levelーl)
魔法:火属性魔法(level5)
水属性魔法(level5)
風属性魔法(level5)
土属性魔法(level5)
光属性魔法(level5)
闇属性魔法(level5)
付与魔法(level1)
分離魔法(level5)
空間魔法(level5)
転移魔法(level3)
生活魔法(level1)
回復魔法(level1)
耐性:火属性耐性(絶)
水属性耐性(絶)
風属性耐性(絶)
土属性耐性(絶)
光属性耐性(絶)
闇属性耐性(絶)
毒耐性(小)
即死耐性(絶)
称号:ーーー
加護:死神の加護
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(3つがレベルないのか。まぁ、上がっても変わらないのか。まぁ、いい。よし。これで終わりだな。)
「ルティ、レイラ、待たせてごめんな。」
「大丈夫です。」「大丈夫よ。」
3人でベッドに入る。
「2人とも、おやすみ。」
「「はい(ええ)、おやすみなさい。」」