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ただただ、幸せに…  作者: 緋月夜夏
レビルム公国編
38/117

第37話 確認

朝起きると、またレイラとルティが隣に寝ていた。

(そういえば、昨日は2人より先に寝たな。)

2人はこのままなら起きる気配はない。

俺が起きようとすれば別だろうが。

(昨日は夜遅くまで起きていたんだろうか?)

2人の寝顔を見ながら考える。

ルティの口の端から涎が垂れていたので拭き取っておく。

昨日、2人は何を話していたんだろうか?

気にならないと言うのは嘘になる。

(まぁ、必要なことなら話してくれるだろ。)

2人はまだ起きる気配がない。

どうするか、と考えたところで少し気になってステータスを開く。

「ステータス」

_________________________


ヘルプ機能


名前:ミネギシ タケル(峯岸 武流)

年齢:15

職業:冒険者

Level:3794(経験値 あと10でレベルアップ)

獲得経験値:39430

体力:18970/18970

魔力:379400/379400

物理攻撃:18970

物理防御:37940

魔力攻撃:113820

魔力防御:151760

魔法適正:火・水・風・土・光・闇・空間

ユニークスキル:創造

        獲得経験値増加

        必要経験値減少

        完全耐性

        能力略取

        詠唱破棄

スキル:制限無効(level2)

    眷属化(level2)

    並列思考(level1)

    追撃(level1)

魔法:火属性魔法(level3)

   水属性魔法(level3)

   風属性魔法(level3)

   土属性魔法(level3)

   光属性魔法(level2)

   闇属性魔法(level2)

   付与魔法(level1)

   空間魔法(level2)

   転移魔法(level1)

耐性:火属性耐性(大)

   水属性耐性(大)

   風属性耐性(大)

   土属性耐性(大)

   光属性耐性(中)

   闇属性耐性(中)

   毒耐性(小)

称号:ーーー


_________________________


(昨日は気づかなかったが、《制限無効》のレベルが上がってたのか。それにしても…うーん、やっぱりか。)

俺が気になったのは魔力のことだ。

今までもそうだったが、夜に魔力を半分使っているのに、朝起きると完全に回復している。

(魔力が増えると回復量も増えるのか?)

「はい。起きている間は1分につき、最大値の1%が回復します。寝ている間は、その睡眠の状態にもよりますが、3〜5%が回復します。」

(睡眠の状態ってあれか?レム睡眠とノンレム睡眠ってやつか?…どっちが深く眠っているんだ?)

名前は聞いたことがあるが、どっちが深い眠りなのかを忘れてしまった。

「ノンレム睡眠の方です。こちらの方が早く魔力を回復できます。」

(そうか。まぁ、自分でどうにかできるわけじゃないしな。でも、レム睡眠の方でも3%は回復するんだろ?なら、魔力を全部使ったとしても最低33分寝れば、全回復するのか。)

「はい。魔力は回復します。ですが、睡眠時間を極端に短くすると、体力や精神に影響が出る可能性があるため、おすすめいたしません。」

(わかった。まあ、俺としても今は寝る時間をわざわざ減らす意味はないからな。)

「ところであなた?」

(今更だけど、あなた、って呼び方夫婦みたいだな。)

「…恥ずかしいことを言わないでください。昨日つくった《並列思考》ですが、最初のうちは意識しないと使うことはできません。今の間に練習してはいかがでしょうか。」

照れているのが伝わってきたが、気にしないようにする。

(練習か。どうやるんだ?)

「あなたの場合でしたら、私と会話をしながら、魔法を使って見てはいかがでしょうか。詠唱が必要ないので可能なはずです。」

(わかった。)

ヘルプと会話しつつ、魔法を使う。

その場に留まらせ、維持する。

今回は火・水・風・土・光・闇・空間の7種類の魔法だ。

付与魔法はシャゲアペルに使おうとしたら、ヘルプに止められた。

付与魔法は一度使うと、同じものに別の魔法などを付与するためには、分離魔法という魔法で一度付与を解かないと駄目らしい。

転移魔法は、2人が起きてしまうかもしれないので、やめておいた。


10分ほど練習をすると、魔法に込める魔力の量を調整できるようになった。

魔法の大きさを変えたり、大きさは変えずに威力を上げられるようになった。

威力に関しては、どこかにぶつけるわけにもいかないので、ヘルプに頼んだ。

魔法には魔力の最低量があり、ファイアボールやウォーターボールなど、level1のボール系は10、ファイアカッターやウォーターカッターなど、level2のカッター系は30だった。

level3からはそれぞれで違う魔法になるようだ。

ファイアウォールやウォータースマッシュになるらしい。

空間魔法は単純に入る量が増えるらしいが、大きさはレベルに加えて、魔力の量にも関係するらしく、あまりレベルを上げた意味はなかったようだ。

ヘルプと会話したのは、この世界のことだ。

この世界は、元の世界と同じように、宗教がいくつもあるらしい。

1番信仰されているのは豊穣の神様らしい。

農民が多いのが原因だとか。

元の世界と違うところは、名前がないところだ。

豊穣の神様はあくまで豊穣の神様らしい。

なんでも、神様に名前をつけるのは不敬という考えらしい。

他には、種族のことについて聞いた。

人族、獣人族、竜人族、妖精族、小人族、森人族、魔族、天使族、悪魔族の9種族がいるらしい。

悪魔族以外の8種族は比較的仲がいいらしい。

基本的に1つか2つの種族で街を使っているが、8種族が住んでいる街もあるようだ。

だが、悪魔族に関しては、悪魔族だけで街を作り、他の街を襲っているようだ。


(さて、どうなってるかな。)

「ステータス」


_________________________


ヘルプ機能


名前:ミネギシ タケル(峯岸 武流)

年齢:15

職業:冒険者

Level:3794(経験値 あと10でレベルアップ)

獲得経験値:39430

体力:18970/18970

魔力:379400/379400

物理攻撃:18970

物理防御:37940

魔力攻撃:113820

魔力防御:151760

魔法適正:火・水・風・土・光・闇・付与・空間・転移

ユニークスキル:創造

        獲得経験値増加

        必要経験値減少

        完全耐性

        能力略取

        詠唱破棄

スキル:制限無効(level2)

    眷属化(level2)

    並列思考(levelー)

    追撃(level1)

魔法:火属性魔法(level5)

   水属性魔法(level5)

   風属性魔法(level5)

   土属性魔法(level5)

   光属性魔法(level5)

   闇属性魔法(level5)

   付与魔法(level1)

   空間魔法(level5)

   転移魔法(level1)

耐性:火属性耐性(絶)

   水属性耐性(絶)

   風属性耐性(絶)

   土属性耐性(絶)

   光属性耐性(絶)

   闇属性耐性(絶)

   毒耐性(小)

   即死耐性(絶)

称号:ーーー


_________________________


「…」

なんか並列思考のレベルがなくなってるんだが?

(ヘルプ、並列思考のレベルどうした?)

「《制限無効》のレベルが2になったので、スキルレベルの制限がなくなりました。あなたが可能な限り、同時に思考を行えます。」

(そうか。魔法のレベルは経験値のやつでか?)

「はい。魔法はlevel1なら10回、level2なら100回、level3なら1000回、level4なら10000回で次のレベルになります。level5が最高です。《制限無効》のレベルを3にすれば、変わります。」

(…頭痛いからもう一回寝るな。)

「《並列思考》を使い始めの時はそうなりやすいです。ゆっくりお休みください。」

(そういうことでいいよ。)

そうして、俺はもう一度眠りについた。

誤字・脱字がありましたら教えてくださると幸いです。

ステータスの数値は数字ですが、通常の文で数字が良いか、漢数字が良いかも教えてくださると幸いです。

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