表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ただただ、幸せに…  作者: 緋月夜夏
レビルム公国編
36/117

第35話 経験値

女将に銀貨3枚を払って、部屋に戻る。

「それで、ご主人様?どうして私たちのレベルがこんなに上がったの?」

部屋に入ると、ルティが聞いてきた。

(あー…まぁ、二人なら大丈夫か。)

「これから話すことは誰にも話すなよ。」

(まさか本当にこんなテンプレなセリフを言えるとは…そんなこと考えてる場合じゃないか。)

「わかったわ。」 「わかりました。」

「とりあえず、俺のステータスを見てくれ。ステータス」


_________________________


ヘルプ機能


名前:ミネギシ タケル(峯岸 武流)

年齢:15

職業:冒険者

Level:3794(経験値 あと10でレベルアップ)

獲得経験値:39430

体力:18970/18970

魔力:379400/379400

物理攻撃:18970

物理防御:37940

魔力攻撃:113820

魔力防御:151760

魔法適正:火・水・風・土・光・闇・空間

ユニークスキル:創造

        獲得経験値増加

        必要経験値減少

        完全耐性

        能力略取

スキル:制限無効(level5)

    眷属化(level2)

魔法:火属性魔法(level3)

   水属性魔法(level3)

   風属性魔法(level3)

   土属性魔法(level3)

   光属性魔法(level2)

   闇属性魔法(level2)

   空間魔法(level2)

耐性:火属性耐性(大)

   水属性耐性(大)

   風属性耐性(大)

   土属性耐性(大)

   光属性耐性(中)

   闇属性耐性(中)

   毒耐性(小)

称号:ーーー


_________________________


「「「は!?」」」

同時に声を上げる。

「…え?…なにこれ?」

「…」

ルティは戸惑い、レイラは言葉を失っているようだ。

ちなみに俺はレイラ側だ。

(…なんだこれ?)

「ユニークスキルの効果です。」

(ああ。…やりすぎじゃね?)

「ユニークスキルの効果です。」

(そうとしか言えないってことだな。)

「はい。」

(はぁ…まぁ、弱くなったわけじゃないからマシか。)

「それについて、一つお伝えしなければなりません。」

(…なんだ?)

「原因は不明ですが、レベルアップ時のステータスの上昇率が下がっています。本来の場合では、今の数倍のステータスになるはずです。それに加え、獲得経験値増加のユニークスキルの増加量を決めるレベルは1日ごとに変更されるようです。そのため、今日は本来の獲得経験値×28となりました。ですが、明日は本来の獲得経験値×3794となります。」

(これ以上はいいだろ!?)

「強くなるのに越したことはありません。」

(ああ、まぁ…そうだな?)

曖昧に返事をして、会話を終わらせる。

「レイラ、ルティ。ユニークスキルを見てもらえるか?」

2人はユニークスキルまではみていなかったようだ。

「え?なんですか、これ?」

「こんなユニークスキルがあるのね…」

「まぁ、驚くと思うが、気にするな。俺も驚いたからな。」

「自分のユニークスキルなのにですか?」

「《創造》でつくったばかりだからな。」

「…」

「…」

「…」

沈黙が訪れた。

「…まぁ、ご主人様か強いのはいいことよね。うん。」

ルティが現実逃避を始めた。

俺とレイラもそれに乗る。

「そうですよね。弱いよりは断然いいです。」

「だな。」

「…ご主人様、あまり広めない方がいいと思うわ。」

ルティが真面目な顔でそういった。

「ああ。さすがにそれくらいはわかってる。二人も秘密にしてくれ。」

「「はい。」」

ルティまで敬語になっていた。

ユニークスキルの効果を一部変更しました。

誤字・脱字などがありましたら教えてくださると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ